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道具屋と薬屋へ

今日中に投稿したかったため投稿しましたが推敲をあまりできてないため誤字とかありましたらすいません

向かいの道具屋に入ると 


「いらっしゃいませ〜」

と気だるげなおじさんが迎えてくれた


「この瓶入れても少し余裕ができるくらいの大きさの袋を探してるんですがありますかね?」


「ふむ…それくらいなら少し小さめの袋で良さそうだな…となるとこれとこれだな両方60ブロンズだ」



た、高ぇ…

まぁ工場生産とかできないから手作りだろうし高いのだろうか……?

片方は肩から斜めにかけるやつでもう一つはリュックだ

すぐに出せるという点においては肩掛け式だがリュックの方が私生活で役立ちそうだ

しばらくは戦闘面で役立ちそうな肩掛け式の方が良さそうだな

手持ちのブロンズが76しかないから買ったら宿屋に泊まれないな…

癒やし草がいくらで売れるか聞いておこう


「肩掛け式の方の方をください

それと癒やし草を22個ほど持ってるのですがいくらで売れますかね?」


「ここで買い取りなら2ブロンズだが薬屋なら3ブロンズだからそこで売った方がいいぜ

リュックの60ブロンズは受け取ったぜ

ありがとうございました〜」


パン屋でも言ってたが薬屋の方も値段教えてくれてそっちで売るように言ってくれるなんてこのおじさん優しいな……

薬屋で売れば66ブロンズか……ひとまずは泊まれるな

今の俺にとって貴重な回復アイテムだから5個くらいは持っておきたい

5個残すとなると…薬屋で51ブロンズで売って今持っている16ブロンズと合わせて67ブロンズになると

そうなると一日は泊まれるが2日間は無理だな…

明日も継続してスライムを狩るか異世界恒例(?)の依頼的なのを冒険ギルトでこなせるなら簡単なのをこなしてお金を稼ぎたいな


カバンを手に入れたので早速瓶をカバンの中に入れた……見た感じもう一本くらいは余裕で入りそうだ

店を出て噴水広場もとい薬屋を目指すことにする


周りを色々見ながら進む武器屋、防具屋、肉屋らしきものなどが色々な店があり賑わいをみせているようだ

武器や防具は高そうだから追い追いだな…


周りを見ながら歩いていると案外早く噴水広場についた

大きい噴水があり噴水の台座みたいなところには大きな青色の石がはめられておりそこから無限に水が湧き出している

噴水広場周辺を薬屋を探すため探索していると案外早く薬屋を見つけることができた

少し店に蔦などが生えておりいかにもという雰囲気が漂っており入りにくいが入らなければ宿屋に泊まれないため意を決して入ることにする


「…いらっしゃい」「いらっしゃいませ!」


これまたいかにも魔女ですと言わんばかりのおばあさんが出てきてびびったがおばあさんに加え若い髪が緑の女性もおりそちらを見たことで少し安心した

店員以外にも周囲に展示されてある薬の量や種類にびっくりもしたが


「すいません癒やし草を15個ほど売りたいのですが」


「はい、癒やし草ですね、一つ3ブロンズですので15個だと45ブロンズになります。

確認しますので少々お待ちください」


癒やし草を渡し確認してもらってる間に周りの薬を鑑定で確認していく


「傷薬(癒やし草+水) 傷がある程度回復できる」


「回復薬(癒やし草+清浄水)傷をそれなりに回復できる」


「毒薬(毒草+水)対象に飲ますもしくは傷にかけると小程度の毒状態にできる」


「毒消し薬(毒草+癒やし草+水)小程度の毒を無毒化し体力を微程度回復できる」


全てを見れたわけではないが作れそうなのはここいら辺りだな

そもそもとして作り方がわからないが…

他にも中級回復薬とか色々あったが精霊の涙やらなんやらと全く予想がつかない素材ばっかだったためおそらくまだまだ作ることはできないだろう

回復薬っていくらなのだろうか?とりあえずなら傷薬でいいができるなら回復薬を買うことによって安心を買いたいな


「お待たせしました15本全て癒やし草でしたのでこちら代金の45ブロンズです」


「はい、ありがとうございます

この回復薬っていくらですかね?」


と言って回復薬に指を指し聞いてみた

すると店員は驚いた様子で


「よくこれが回復薬とわかりましたね…普通は傷薬と見分けるのが難しいのですが……回復薬一つで2シルバとなります」


2シルバってなんブロンズなんだよ……聞いてみるか…


「すいません…2シルバってなんブロンズになりますかね…?」


「……はい、200ブロンズになりますね」

少し驚いた顔をしたが少し遅れてだが答えてくれた


結構高いんだな…と考えていると


「お主旅のものか?回復薬を指差して自信満々に言えるということは薬の調合や錬金をしたことあるのか?」


「いいえ、作ったことはありませんがが素材くらいなら見ればわかりますね」


まぁ鑑定能力のおかげなのだけれど嘘はついてないしいいだろう


「ふむ…そうか…ならこれは何の薬かわかるか?」


そう言って緑のキラキラした薬を見せるようにカウンターに置いた

俺はそれを鑑定してみることにした


「中級万能薬(中級回復薬+中級毒消し薬+魔力草+ユニコーンの角)

基本的な傷、毒や病気などを治すことができる」


すごい薬が出てきたな…これ一本でどれくらいの値段がするのかすら予想がつかないぞこれ


「中級回復薬、中級毒消し薬、魔力草、ユニコーンの角ですね」


「ほぉ…お主ここで薬を作ってみないか…?」


「ええ、おばあちゃん本気なの!?」


「本気じゃともこやつは才能がありそうじゃしウェルのいい刺激になるじゃろうからな」

 

「むぅ…確かに見ただけで素材名とかわかるのはすごいけどぉ…」


俺抜きで話進んでね???


「すいません、ありがたいお誘いですが今は冒険者になろうと思ってますので今のところはお断りさせていただきます」


「そうか…残念じゃな……冒険者か…ならば回復薬を2本やろうその代わり時間があるときは遊びに来ておくれ」


「おばあちゃんいいの!?」


「え、いいんですか!ありがとうございます!!」


「うむ」


マジか…4シルバ貰ったと同義だそこれ

怪我したときの保険もできたし本当に感謝せねば…


「あっ、冒険者ギルドってどこにあるかわかりますかね?」


「冒険者ギルドならこの店を出て噴水広場まで戻ってください

そして周りを見渡したらでかいタワーがあるのでそちらに向かっていけばありますよ」


「そうなんですねありがとうございます」




お礼を念入りに言いまた来ると言い残し店を出た

そして言われたとおり噴水広場まで戻った



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