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vsアルテミシア

歩くのに苦労しつつなんとか魔力を漏らさずに家につくことができた

家につき防具に着替えご丁寧に用意されていた短剣を数本入れる腰バックのようなものに短剣を入れ試合の準備を整えた

ウルフの服は厚かったため風魔法がかかってるいるとはいえ少し動きにくいと思っていたが驚くほど軽くかなり動きやすかった


着替えたあとエリス達と合流する


「似合っておりますね主様

…アルテミシアは先にギルドに行って準備してますので私達も向かいましょうか」


エリスに従いまたギルドを目指すことにした

行ったり来たりしてる気がするがこれも距離を稼いで留めるということに慣れさせる修行の一環なのだろうか?


今度は慣れてきたのか立ち止まることはなかったもののやはり遅くエリスにひっぱられつつギルドまで到着した

エリスが受付嬢に話を通すとすぐに闘技場へと案内された


闘技場に入るとアルテミシアは先に待っておりその体からは魔力が少し溢れているが何も武器らしいものをもっていないため魔法を主に使うのだろう

魔力が溢れているため精神統一的なことでもしていたのだろうか?


「……お待ちしてました」


「待たせてごめんね早速試合を始めようか」


「……はい」


少し離れた位置に立ち試合を開始した


アルテミシアもエリスと同様動かないおそらく私がどう出るのか試しているのだろう

それならばそちらのお望みどおりこちらから動かさせてもらうことにする


魔力を留めているのを解除し戦いにのみ集中する

服とズボンに魔力を込めまくり風魔法の効果を上げる

同時に靴で土魔法を全力で使い俺の対面以外の周りを壁を発生させ囲いこむ


「ファイヤー」


そしてそこにファイヤーを打ち込む……が炎はアルテミシアの前で弾かれた

同時に光の弓のようなものが六本飛んできたためそれを土魔法で壁を作り防いだ

…はずだったが通り抜けこちらに飛んできた

それを咄嗟に避けた……が当たってないはずなのに痛みが走った


視覚をずらして錯覚させているのかそもそもとして見えない何かを発射して見えるようにさせたり交互に何かしているのだろうか?


わからないが次は前方全てに壁を作って防いでみることにしよう

そしてアルテミシアのいる方向に再度魔法を放とうとしたがその場にアルテミシアはいなかった


「ホーリーピラー」


と後方から聞こえたと思うと周りの色んなところから光の柱が現れた

それを避け後方を見るがアルテミシアの姿は視認できないのにもかからわず光の矢は飛んでくる

光の柱で行動範囲を狭められているため慌てて飛んでくる方向全てを土の壁で防ぐ


すると今度は反対からアルテミシアが現れ光っている剣で斬りかかってきた

それを後方に飛びさけ短剣を構え風の魔力を込める

そしてまた斬りかかってきたアルテミシアの剣を短剣で完全に弾いたはずだった……が、またもなぜか弾けず刃が掠め出血した


ヤバイと思い咄嗟に後ろに飛びファイヤーを打ち込む

が、アルテミシアは炎を切り捨てると同時に目の前から姿を消した


このままだと埒があかないため対策を考えなければ……

と言っても光の柱で身動きも取りづらく相手の位置もわからないこの状態で取れる対策がはたしてあるのだろうか?

そして考えてる間にもアルテミシアは光の弓を色々な方向から飛ばして様子見をしてきている

それを土の壁で何度も防いでいると突如その壁が爆発を起こした

驚き後ろに飛び退くと壁の方向から大量の矢が飛んできた


それを上に飛び避けると俺のいた場所付近に着弾し爆発した

すると今度はアルテミシアが下からこちらに飛んできた


「ウィンド」


それを風の刃を大量に出し攻撃するがアルテミシアの前にある謎の壁に弾かれる

そしてアルテミシアはこちらの攻撃を意に介す様子もなくまた斬りかかってきた


「ファイヤー」


炎の壁を見様見真似で発生させると同時に前方に風を発生させ後ろに移動するが炎の壁ごと切られまた刃が掠めた

そしてアルテミシアは切ると同時に姿を消した


「ウィンド」


俺は地面に着陸し全身に魔力を込め直す

そして風を闘技場全体に発生させると同時に靴にも魔力を込め砂を大量に巻き上げる

すると光の柱で見にくいが一部砂の舞い方がおかしいところを発見することができた


「ウィンド」


そこに風の刃を打ち込む…が風の刃は切り落とされその場から光の矢が飛んで来るのが見える

……このまま時間が経ちゆっくりとした試合になればなるほど姿を消しているアルテミシアの方が有利なため無理にでも攻め込むことにする


「ウィンド」


風の刃を大量に発生させ光の矢に対して打ち込む

そして短剣にも魔力を纏わせ相手に向かって飛び込む


光の矢をほぼ風の刃で打ち消しそれでも飛んできた矢数本を魔力を纏わしたことによって少し太くなった短剣で弾きアルテミシアに向かって走る


アルテミシアのいるであろう所では風の刃を切り伏せているのが見て取れる

そこに突っ込み斬るが壁で弾かれ隙ができたところで刃を突きつけられ試合は終了した


………そういえば試合開始前は剣は持っていなかったくね…?

そろそろクエストが始まります

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