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日輪
まどかな陽の光が
木々の葉に集まって
静かに揺れている
仰ぎ見上げる
二人には
やさしい木漏れ日の万華鏡が
歌っている
ああ、素晴らしい
しあわせがくるでしょう
二人の心は
この日のように輝き
命を産む愛の高尚に捧げられている
「ぼくときみは、死んでも離れない!たとえ、輪廻転生をしようとも!」
二人はやがて
大いなる全てと婚約し
清廉から清廉
とこしえからとこしえの
ひとつなる指輪を賜るであろう
「不思議ね、あなたと出逢ってから、地上が天国になっていくの。ほら…、見て」
その祝福とよろこびを
書き綴ろうものならば
世界が終わるその日まで
時間を費やしても
足りることはないだろう




