リロード地獄! 「アクセス解析」の狂気。
多分、なろう初心者の感じる「アクセス解析地獄」が始まったのだと思います。
八つ当たりエッセイが日間ランキングの一位に奇跡のように躍り出て、私の小説は置き去りに、あの私的になんの技巧もない、
「感情そのまま100%搾りたてフレッシュ・混乱ジュース!」
みたいなものが、私の代表作(?)のようなポジションに収まってしまい、混乱と動揺の中、色々な感想をいただく状況になりました。
「姉さん、事件です!」の緊急事態です。いや、姉さんおらんけど。
小説が二桁のアクセスの時に、投稿して数時間で三桁に到達して私の精神を崩壊させてくれました。
感想をいただいては、いただいた感想よりも長いお返事を嬉々として書き、アクセス解析をリロードしまくる……えぇ、底辺だと嘆いていた私には、眩しすぎる展開。
クラスで一番ホットな彼女が、ボッチメシの俺になぜか話しかけてきてくれた、みたいな状況に。
「嫌われたくない、なんならもう、チラ見してくれただけで好き、結婚して!」状態の私に、エッセイフィーバーは容赦無く襲い掛かります。手練手管で翻弄され、もう精根尽き果ててしまうドウテ……いかんいかん、全年齢対象やった。
肝心の小説、ジェンジェン書けてません。
そもそも、ストックないから追い詰められてるって、書いてたやないか!
私、何してるの!?
現実に戻った浦島太郎は、流れた時間を思うのでした。
これじゃいかん。
書こう。
感想欄は閉じよう。
そうだ、私はここに小説を投稿しにやってきたのだ!!!!!!(やっと思い出す)
小説を書こうと、パソコンに向かう。
↓
アクセス解析をリロードしちゃう。
↓
集中できない。他のエッセイとか読んじゃう。
↓
アクセス解析をリロードしちゃう。
↓
我に返っちゃう。
↓
最初に戻る。
そう、これが私のハマったリロード・アクセス解析地獄だ!!!
感想欄の問題じゃなかった。
私の……アクセス解析ジャンキーに成り果てた、私の問題。
そして、私は、もう一度、自分に問いかける。
何しにここにやってきたのか。
小説を書きにきました!!!!!!
自分の頭を殴打して、私は小説を書くことにした。
タイトルを変え、あらすじを変え、コンパクトな展開を肝に銘じ、とりあえず持っているスキルを全部突っ込んだ。
そして、事件が起こる…………。