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祈りとともに  作者: 天音 響
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3/8

今ならば、まだ、


 たとえば、あの大きなお空が降ってきても


 僕はそれを止められない



 世界に真っ暗闇の三日間が訪れたとて


 僕には誰一人として救えない


 食べるものも、飲み水もない、そんな世界で


 僕は惨めに立ち尽くす



 握り締めた掌に食い込む爪と

 滴り落ちる赤い液体



 苛立ちか。見て見ぬふりを決め込んできた、その現実に。


 憐れむか。言い逃ればかり積み重ねてきた、その心で。


 求めるか。悔い改めぬ、その祈りで。



 天地が騒ぎ揺らぐ時、因は人の心だという。


 ならば、僕にできること。改心の他ないのだろう



 天地ひび割れ、闇に呑まれる その前に


  

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