↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ロボ娘のち少女、ときどきゾンビ  作者: 京衛武百十
リリア・ツヴァイの章
44/115

雑学

ところで、アミダ・リアクターという電源装置の燃料として放射性同位体が使われてるって話したと思うけど、それが各家庭レベルに普及してるということは、徹底的に破壊しつくされるまで爆撃を受けた都市ではアミダ・リアクターが破壊されて大変なことになってるのは事実だった。


でも、爆撃が行われた時点ではもう既にこの惑星リヴィアターネの人間は全員死んだものと見做されてたから、汚染されようとどうしようとまったく関係なかった。


ただ、アミダ・リアクター内で放射性同位体を封じ込めている容器は非常に堅牢で、戦車砲の直撃でも中の放射性同位体を漏らさないという程のものなんだよね。


まあそれでもさすがに大出力の荷電粒子砲の雨に曝されて、場所によってはおそらく数万度に達したところもあると思う。そこまでくるとさすがに多くのアミダ・リアクターが破壊されたんじゃないかな。


だけどそれも、爆撃後に降下したロボットによって多くが回収され、厳重に保管されてる筈だった。何しろ、事態が起こった当初は沈静化した後にもう一度惑星そのものを再利用しようという目算があったから。


あと、放射線による遺伝子へのダメージは、重度の放射線熱傷でごく短時間で死に至るようなものでもない限り、今の医療技術ならそんなに心配するほどのことでもなくなってる。だから放射性物質に対する危機感も昔に比べればぜんぜん和らいでるらしい。理解が十分じゃなかった上に効果的な治療法もなかった頃だと神経質なほどに忌避されたりもしたらしいけど。


ああそうそう、アミダ・リアクターは、放射性同位体の放射性崩壊そのものからエネルギーを取り出すという意味では、いわゆる<原子力電池>の一種とも言えるんだけど、放射性同位体熱電気転換器辺りの従来品とは電気を取り出す原理がまったく違ってて、発生する電気の量が比較にならないから要注意ね。


ただ、電気を取り出す原理そのものが実は詳細がよく分かってない未知の現象で、どうしてそうなるのかが、実用化されて数百年経った今でも判明していないという話もある。


だけど、万が一トラブルがあっても、燃料である放射性同位体の半減期が何故か急激に短くなってしまうという謎の現象が起きるだけらしいけどね。大きな事故はこれまで報告されてないし、燃料が漏洩でもしない限りは安全なんだって。


なんて、暇にあかせてどうでもいいことばっかり考えてしまってた。それに眠くなってきたから眠らせてもらおう。明日はお風呂入れるかな……



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。