表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
裁きを司る者達  作者: 志野夕刻
15/71

十四 エリッサの目的

 生き残った者は、皆、都市に戻っていた。

 エリッサ達は街中の食事処で休憩している。

 

 「エリッサ、体は大丈夫か?」

 「大丈夫だよ、ディーナ。体の紋様もとっくに消えているしね」

 「どうやら、レイティヒの能力の効果は一定時間で消えるみたいですね」

 ミーフェアは思案顔で呟く。

 

 「······それはそうと、エリッサ。一体、どうしたというのだ。ユアとの戦いの時、様子がおかしかったが······」

 

 「ディーナ。わたしは······ある目的のために、メフェリアを探して旅をしていたの。だから、その女と組んでるユアと会った時、冷静でいられなかったの······」

 エリッサは、拳をぎゅっと握り締める。


 「復讐か?」

 ディーナのその言葉に、ミーフェアがぴくりと僅かに反応する。

 「うん······」

 エリッサは、軽く首を縦に振る。

 

 「······そうか」

 ディーナはそれ以上聞かず、伸びをして一息入れる。

「ところで、エリッサとウェルグ。突然だが、軍にこないか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ