最近の【なろう】を見て思ったこと
思ったことを書きなぐっただけの文書。意味が有るか無いかは読む人しだい。
いやぁ、最近、活動するにも執筆どころではなく、現実の仕事と精神状態の悪化に伴い、【なろう】に立ち寄っても読んでいる暇もありませんね……。
けれども少し思ったことがあったので、チョチョイと書き残して行きたいと思います。
「そんな事、ブログとか活動報告に書けよ!」と、叱責を受けるかもしれませんが、それでは新人ユーザも含め、多種多様な方々の目に触れないので、敢えてこのような場に落としていきます。
それはですね。最近、【なろう】を開いて小説を読むよりも、小説情報の欄から、感想数や小説点などを見ているのですが、(短編に関してだけなのですが)殆ど感想やら点数が入っていないって思うのですよね。
これって、「私の書いた作品を読みなさいよ! 他人の作品には興味なんてないわ!!」ってことなのでしょうか? それとも、「こんな作品に感想も書けないわ!」ってことなのでしょうか?
まあいずれにせよ、他にもいろいろと意見・考えがあるのでしょうが、ここで一言いいでしょうか?
「感想書かないのは勝手ですけど。感想残さないのも勝手ですけど。点数入れないのも、もちろん勝手ですけど。それって、……自分達の作品のハードルを自らの手で上げているのと同じですよ」
感想って、書きたくないし、書くの面倒だし、自分の作品に感想も何も無いのに、どうして他人の作品に書かなきゃならないの? って思いますよね?
確かにそうなんですよね。感想書くのは面倒で、時間の無駄遣いで、自分の利益にならなくて、他人を有頂天にさせるだけで、書いても書かなくても大して変わりのない機能って思いがちですよね。
でも、はたしてそうでしょうか? 『面倒だから書かない』のであれば、『面倒だから自分の作品も書かない』って思えばどうでしょうか? 『時間の無駄遣い』って思うのであれば、『ここで一言書いておけば、他人に伝わる表現を書く練習にもなるし、自分との繋がりを持てる人を共有できるかもしれない』って考えられませんかね? そもそも感想を残そうとなると、他人にメッセージを送る訳ですから、その内容にも気を遣いますよね。そこで生まれる表現もあれば、感想に対して返される返事なんかに新たな発見があるかもしれませんよ。『自分の利益』……。利益って何でしょうか? 自分の作品が向上すること? 自分の書く力が向上すること? 自分の作品の読者が増えること? 意見は様々でしょうが、これら皆、作者同士の作品同士の切磋琢磨によって立ち上げられていくのではないのでしょうか?
私もね、ちょっと前までは自分の作品に感想が無いことで、【感想クレクレ君】なんてニックネームを貰うような事をしてましたが、そうじゃないんですよね。その時、感想を書かれないのは作品に原因があり、作者に原因があり、筆力が無いのだと、文才が無いからなのだと、いろいろと叩かれましてね。
『あ……、自分が悪いのか……』
なんて思ったこともありましたね。でも、それでも、私は諦めずに似たような文章・作品を書き続けました。どうしてか? それは私だけでなく、私と同じような思いの人達がいたからです。
って話が脱線しましたので、ちょいと修正しますね。
『他人を有頂天に』って、自分も有頂天になってみたくありませんか? てか、有頂天になんてなりませんよ。というより、なれませんよ。作品には魂が宿り、作品という我が子は他人に読まれて小説へと昇華します。けれどもスタート直後の作品は、大抵が自分自身の独りよがりの文章で、文才どころか基礎もなっていない。ってことが多いんです。かくゆう私だって、まだまだ小説なんて書けるレベルに到っていないと思っていますし、そんな意気がったこと思いたくもありませんけどね。だから、有頂天になんてなれませんよ。大抵凹まされるのがオチなのと、『じゃあどうしたら……』って行き詰まるのがオチじゃないですかね。まあ、例外で初めからぶっ飛ばしている方もおられるようですが……。
でも、そう考えると、『大して変わらない』ってことはありませんよね? 下手くそは下手くそなりに、有名な小説家の小説を読んで勉強し、仲間ユーザと共に切磋琢磨して作品の向上に力を注ぎ、親密ユーザと批評ができるようになり、荒らしの類いにはブロックして、その筆力は、自覚しない間に向上していくのではないのでしょうか?
まあ、最後に付け足しておきますが、馴れ合い・お互いがお互いの作品の良いところだけを褒めてくれる『仲良しユーザ』を作ったら? と、言っている訳ではありませんからね。お気に入りユーザとは、自分自身がそのユーザの作品を気に入って、尚且つそのユーザの作品に対して批評を行い、もし機会があればレビューを行えるユーザのことで、お互いがその状態になれば、その親密度は更に上昇するので、より質の高い小説談議を交わせるようになるって事ですよね。これって、とっても素晴らしいことではありませんか?
ともあれ、短編であまり長々とした作品を残すと、あまり好まれないようなので、このあたりで締め括りますね。
自分達の手で自分達の作品のハードルを上げて、自分達の首を絞めるようなマネはしないで良いじゃありませんか? ここにいる皆様で、質の高い、内容の濃い、飽きのこない作品を作って行きませんか? そう最近の【なろう】を覗いて感じました。
それでは皆様、良き執筆ライフを……。
注釈ですが、上記に記した『短編であまり長々とした作品を残すと、あまり好まれないようなので』については、統計を録った訳でもなく何の根拠すら存在しない私個人の見解です……。
「という訳で、失礼しましたぁ……」
「って、あんた何しに来たのよ」
また、やっちまった……。