第2話 学校と俺と女難と…
「おはよう。」
「おはよう。」
挨拶が飛び交う中、皆の視線は、ある二人に注目していた。
「…なあ…。」
「何だ?」
「離れろって、言ったよな?」
「ああ、そんな事言ってたっけ?」
「言った。…これかなり目立ってるよ…。どうしてくれるんだ!?」
「ん〜、こうするしかないな…。」
そう言って、ルナは俺の腕に胸を押し付けた。
「ーーー!!何するんだよ!?離れろ、アホ女!!」
「イヤだ!!ルイが他の女に盗られる。」
「は?意味わかんねぇし…。はっ!?落ち着け、いつもの俺に落ち着け…。Be cool…be cool。」
周りの男達|(先生も含め)俺を恨めしそうに見てきた。
女も女で「お姉様に近づくな!雄豚め!!」とか言ってる…。
ビクッ!!
背中から物凄い殺気という名の視線を感じた。
多分…この殺気は…
「おい!そこの生徒2名、離れなさい!!」やっぱり…
「別にいいじゃないか、問題ないだろう…。」
「あります!!ルイ君が嫌がってます!!…べ、別に羨ましいわけじゃないんだからね!」
「そうなのか…?ルイ…私のこと嫌いか…?」
と上目遣いで俺に見てくるが、無視する。
「そうか…」
シュンとすると…全校生徒共が人を殺せるような視線で見てきた。
「なぁ、何で俺、睨まれてるの?」
「知りません!二人共、早く離れなさい!!」
「わかった…って、言いたいけど…腕離してくれない?さっきより力が加わっているような気がするんだけど…。」
「やだ!離れるとこの女が私のルイを盗るもん!」
「いや、俺…ものじゃないし、はなれてくれない?そろそろチャイムなるし…。」
「イヤだ!離れるのはイヤだ!一秒たりとも、離れたら、私が死ぬ…。」
「意味わかんねぇし…。早く走らねぇと…遅刻するって…。」
ーキーン コーン カーン コーンー
あぁ…。
またもや、駄文ですね…文才が欲しいです。
誤字・脱字等あったら、連絡くださいm(_ _)m