第10話 覚醒と旅立ち
日本語難しいよぉ…。
ールイsideー
「メザメヨ…ルイ・アラン・カミカゼ・シルエット…ヨ…。」
…ん?…なんだ…?…何処からか…声が…
「ーーーーーーー⁉︎」
声にならない程、叫びが…。
頭に何かが…何かが…流れ込んでくる…
「俺は、ルイ・アラン・カミカゼ・シルエット。よろしくな!」
「さて、この世界を救おう!」
「魔王?何それ?美味しいの?」
「○○‼︎」
「○○…お前が…魔王だったのか…。」
ー流れが変わりー
「神の試験?何それ…怖い…。」
「無事…終えたぜ。」
「へぇ、“創世神”って、世界を創るだけではなく、世界を管理するのか…めんど。」
………。
これは…俺なのか…?
…そうか…これは、俺が“封印”される前の記憶か。
そうだ…
俺は…
“創世神・ルイ・アラン・カミカゼ・シルエット”
だ…。
ー30分経過ー
「はぁ、はぁ、はぁー。死ぬかと思った…知識と記憶がありすぎ…。」
周りを見渡して
「思い出した…記憶を…知識を…何もかも…。まぁ…あまり変わらないけど…。」
深呼吸して
「さてと、ルナは“生きている”けど…危険だからなぁ…完璧人間でも…異世界は、危険だし…助けに行かなくちゃ。カイもどうせこの事を知ってると思うし…。ま、ルナがいなくなって、話題になっても…別にいいか。良くないけどね?あ、ナズナ‼︎どうしよう…。カイに頼むか。メールメール…っと…。送信。これで大丈夫かな?とりあえず、家を“亜空間倉庫”に入れとこうかな?コウキ(ルナの父)にもメールしとくか…送信…っと。よし、準備万端!本持った。家持った。武器持った。ルナの告白の返事持った。体の異常無し。よし!行ける行ける。さてと、行くか。」
空に向かって
“白銀の弾丸よ、我、創世神の名の下に、世界を救世すると共に人々を救う。
我に立ちはだかる邪悪を打ち砕く。
未来への道を切り開き、我の想いを異界の扉に鳴り響け‼︎”
“SILVER BULLET”
白銀の弾丸が流星となって、空を貫いた…そこに扉が出現した。
「では、行ってくるぞ!世界よ!しばしの別れだ…。では、“また会おう!!”」
と言って、手を振り、扉の中へ消えていった。
その言葉に反応したかのように…星が更に輝き、風が吹き、動物達の遠吠えが響いた。そう…まるで
「行ってらっしゃい。」
って言ってるかのように…。
ーその頃ー
ーカイsideー
ルイからメールが来た。内容は…
「記憶を思い出した。内容は知ってると思うので、面倒な事はカイに任せた。コウキにも連絡しといたから大丈夫……多分。んじゃ、行ってきます。
P.S.ナズナがもし「行きたい‼︎」って、駄々こねたら、連れてきて。やり方はわかるだろ?」
……なんでさ…。
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こんな駄文読んでいただき誠に感謝を申し上げます。
次回から異世界編です。更にグダグダになるフラグが立ちまくりです。
今回の苦労人は、カイ君です。カイ君涙目。コウキ君は、このような事は昔から慣れているそうです。
異世界に行っても…彼女達は出ますよ?
主人公紹介投稿すると思います。
次回もお楽しみに。