027「矛先を槍先を刃を」
残酷詩です。
苦手な方はお避けください。
どうして
前代未聞
貴方の
したこと…。
まさかここまで事件を大きくするとはね
今までは黙ってきたわ
私がやられても溜めて
貴方はやめることないから我慢してたの
でも許せない
まあ私が何かできるわけじゃないけど
どうして貴方は被害を増やすの?
私は貴方に…
別になんとでも言ってちょうだい
復讐?別にそんな重いものではないけどね
こんな気持ちなんて言えばいいか私でもわからない
でも言いたいのは
今まで黙ってたから無視してた
なのに今更暴風を吹き荒らす
貴方なんかもう
人目につかなかったら飛ばしていたわ
ここだから
黙ってたけど黙ってるけど
荒れ地の中なら誰にも言われないのなら
私は許しはしなかった
……ねえ
許したわけじゃないよ?
もしも叶うなら
矛先向けてたかもね
狂気でいいわ貴方も狂気だから
もしも叶うなら
槍先を掲げてたかもね
凶暴でいいわでも先にやったのは?
もしも叶うなら
刃を光らせてたかもね
変質でいいわこのぐらい何でもない
だけどね
この中は駄目なんだよ?
人として自分として…
刃を向けられないんだよ?
だけどね
それでも貴方は牙を剥く
何を言われまいと
だから私は怒りがたまったんだよ?
ねえ……
何を言っても聞かない貴方に
せめて
せめて
言葉で駄目なら刃を向けたかった
狂気でいいわ
私はそれだけ……
ううんこれから先は言わないわ
でもできないんだよ
人の道から外れた人に怒りを爆発させたいとき
自分まで人の道から外れることになる
それだけはしたくない我が身可愛さに
それだけではまだ火が体の中に
残ってるから私はここに叩きつけました。
詩でもないし、何でもない。
読んで不愉快に感じたのではないでしょうか?
これ以上詳しいことは言えません…。