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019「短い旅へ」
闇から光が解き放たれ
人々の動きが開放される
カーテン開いて見えるは青空
輝く白い光 ザ 太陽堂々と
車のエンジン音
道に響かせて走っていく
それが連なり車の音が
絶えなく耳に入る
全ての人たちが動き出した
今まで無の状態で
動かず考えず休養をとっていた私達
朝だという知らせの音
鳥の鳴き声空に響き渡る
目をこすり開け窓を見やる
そこには威風堂々と光線を出す太陽
今日もいい日であるますように
着替えを身にまとい
準備を開始終えたら
どこかへ旅立つ
その旅は短い人も長い人もいて
鞄を手に持ち寝所を出る
私も動き出した
今日も旅に出る
短い往復距離の学校へ
出会いと笑いと悲しみ全てが
豊かなもう一つの居場所へ
今日も私は旅たった
何が起きるのだろう
様々な人と通い合わせる場所では
予期せぬ事態が待っているのだから
輝く太陽が背中を照らす
まるでそっと押してくれているかのように
私は楽しみで小走りで向かった
旅先ではいつも同じことが起きるとは限らないから
今日も楽しく過ごせますように
今日という名の旅に想いを馳せ
私はチャイムなる建物に入って
新たなページを開いた