表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧作(2009〜2018年完結) 「TOKIの世界書」 世界と宇宙を知る物語  作者: ごぼうかえる
二部「かわたれ時…」月神と太陽神の話
143/560

かわたれ時…1月光と陽光の姫8

 「なんで嫌がらせしたのかを聞きたいんだよ。」


 「ああ、旧友、月子の頼み。あなた達が凶悪で月子の邪魔ばかりするから少し懲らしめてって言われた。でもなんかゆるいし呑気だし……優しいし……ああ、もう、私わからない!わからないわ!あなた達、何なのよぅ!うえええん。」


 月子とは現在月光の宮を取り仕切っている月神トップのあだ名だ。本当は月照明神という名の神だが本人が月子さんと呼べとまわりに強要している。少し変わった神様だ。


 ライは不安が爆発したのかさらに泣きはじめた。ライの泣き声にチイちゃんとみー君は戸惑い、オドオドと謎の踊りをしている。


 「あたし達は今、その月子の様子を見に行こうとしている所だよ。いいかい。よく聞いておくれ。今、月が大変な事になっているらしいんだ。月子が何かの事件に巻き込まれたかもしれないからそれを調査して助けようとあたし達はしている。」


 「それは本当なの?じゃあ、月子が言っていた事は?なんなの?嘘?」


 「それはわからないよ。少なくともあたしらは月子を助けようと動いている。別に凶悪じゃないよ。」


 サキの一言を聞いてライは安心したらしい。おそらく月子のため必死でサキ達の邪魔をしようとしたようだ。月子が言っていた事は気になるが今、この状況はおさまった。


 とりあえず一同は太陽には帰らず、直接月に行く事にした。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ