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流れ時…あとがき! とアヤ編あらすじ(忘れた方用)

挿絵(By みてみん)

ここまで読んでくださりありがとうございます!


微妙に現実を残しつつ

ゆるゆると書いてきました。

TOKIの世界観がじわじわと出てくる最初の物語でした。


「TOKIの世界書」シリーズは五部構成になっており、一部「流れ時…」、二部「かわたれ時…」、三部「ゆめみ時…」の三部で一度区切りがあります。その後、四部「明かし時…」が入り、最後に「変わり時…」が最終部としてまとめます。


そのうちの本編一部、流れ時…終了です。


次回は最終話のリグレット・エンド・ゴーストの解決編からはじめたいと思います。

少しだけ謎を残しておきました。


月子のお姉さんがなぜ、弐の世界から出ないのか。

それはTOKIの世界書二部「かわたれ時…」の最初の物語ではっきりします。


アヤ編、二話目のタイム・サン・ガールズの裏側は二部、「かわたれ時…」の最終話になります。


そして二部では主人公が太陽神サキに代わります。


では、二部へGO!!笑

二部のイメージイラストです。

挿絵(By みてみん)


二部から読みたい方向けに一部のあらすじを載せました!



序ロストクロッカー


 アヤと言う名前の少女が時神になるまでの話。


 世界には時神が存在しており、その時神は三人いる。過去を守る過去神、未来を守る未来神、そしてアヤは現代を守る現代神であった。




 一話…タイム・サン・ガールズ


 主人公アヤを基準に時神ではない他の神、太陽神との関係を書いた話。


 この日本には八百万の神がいる事と世界が一つだけではない事が明らかになる。


 この世界は壱、弐、参、肆、伍、陸の六つの世界で保たれている。今回の話は現世である壱の世と壱の世界と同じだが昼夜が反転しているだけの世界、陸が舞台。


 陸は壱とまったく同じ世界なので同じ人間、神が陸にも存在している。


その反転した世界陸と、現世である壱の世界を太陽と月が交互にまわっている。壱で太陽が出ていたら、陸では月が出ているという仕組み。それは本当の月と太陽ではなく、神々が住む月と太陽、作中では霊的太陽、霊的月と表記している霊的空間が移動するだけである。太陽神達は霊的太陽の中にある暁の宮に住んでおり、日没をむかえると反転の世、陸に移動する。太陽神、月神は太陽と月と共に移動するため、壱と全く同じ陸の世界でも彼らは一人しかいない。つまり、壱で太陽が出ていたら、太陽神は壱におり、陸にはいない。逆に月が出ている陸には月神がおり、壱には月神はいない。こうして壱と陸の世界を太陽神、月神は交互に監視している。




二話…ジャパニーズ・ゴット・ウォー


主人公アヤを基準に神々が住む高天原を舞台においた話。


ここではじめて高天原内部が明らかになる。そしてある程度の信仰心と神力がなければ高天原には入れない事もここでわかる。


高天原は現在、四つの勢力に分かれており、それぞれの権力者がいる。


高天原東には東のワイズと呼ばれる思兼神が神々をまとめており、西では西の剣王と呼ばれているタケミカヅチ神が武の神々をまとめ、高天原北では北の冷林と呼ばれる縁神が上に立ち、南はどの色にも染まらない神々が住む無法地帯となっている。その南の中に龍神達が住む竜宮があり、その竜宮をまとめているのが天津彦根神であった。


権力者は神の世界では能力が高い神がなるものではない。なりたい神がなる。故に高天原内部の神力の上下は関係がない。この権力者の内、ワイズと剣王と冷林が登場。


北に住む神々は主に人間と関わる事が多く、ほとんどが高天原にいない。人の時を管理するアヤには高天原の地を踏む神力がなかったがアヤも冷林の傘下に入っている事を知る。




三話…ビュー・オブ・デンティスト


主人公アヤを基準に人間と共に生活する神を描いたお話。二話の延長である。


二話の事件がどうして起こってしまったかを軽く説明。


神々の使いである鶴が登場。動物姿が本来だが人型にもなれる。


鶴はすべての神の使いである。使いは他にもいて太陽神の使いは猿、龍神の使いは亀、月神の使いは兎とそれぞれ神に使える動物がいる。


人間と深くかかわっている神は人間に見えるが一般の神は人間の目に映る事はない。


鶴など使いの動物はもう肉体がない者であるが人間の目に映る様子。人間の世を動くときはだいたいが人型をとらず、動物形態のままなので人間にはあまり怪しまれない。




四話…ドラゴン・キャッスル・ヒストリー


主人公アヤを基準に高天原南、竜宮を舞台に書いた話。


いまや、神々のテーマパークとなっている竜宮。龍神達が働く竜宮で娯楽施設のオーナーをしている天津彦根神が登場。その使いである亀も現れる。


竜宮は記憶を蓄積できる建物として高天原に存在している。のちにわかる事だがこの竜宮は高天原南でも異質の空間にあり、過去の世界に食い込んでいるのではないかと言われる。




五話…プラント・ガーデン・メモリー


主人公アヤを基準に木種の神達を書いたお話。


木を守る神々と雨神の使い、蛙が登場。この回で初めて弐の世界の一部が描かれる。普通のどこにでもある人間の図書館には必ず霊的空間が存在している。その霊的空間に入り込めるのは神だけである。その霊的空間を抜けると人間ではなく、神々が使用する図書館が現れる。その神々が利用する図書館の管理をしている神がおり、その神は木が見てきた記憶を本にする事ができる能力を持つ。この図書館は弐の世界に存在していた。ここで弐の世界が妄想や、夢、人の心が作り出す世界だという事を知る。人の心には霊が住まうとも言われており、弐の世界は霊魂の世界と呼ぶこともある。


そしてこの図書館にある本は、弐の世界の力を借り、本の中に入って木々の記憶を体験する事ができるという。




最終話…リグレット・エンド・ゴースト


主人公アヤを基準に弐の世界の深くを書いたお話。


五話で図書館に住む神から弐の世界の深い部分を説明される。弐の世界は感情がある生き物分の世界があるという。個人個人で独自の世界を作っており、生命は眠っている時に自分で作り出した世界に行く。眠っている時だけは魂となれ、自身で作った世界をまわった後、壱の世界へと帰ってくる。人はこれを夢と呼ぶ。妄想などの世界は上辺の世界と言われ、精神の世界と呼ばれる心の奥深くの世界が本当の弐の世界だと言われる。人は嘘や妄想などで本心を隠し、自身を守っているため、神々がこの手の弐の世界に入り込んでしまったら出口がわからず迷ってしまう。故に壱の世界に住む神々は弐の世界にほとんど干渉しない。世界が沢山ありすぎて弐の世界についてはまだ解明されていないことがほとんどだった。


ただ、この弐の世界、特に心の奥深くにはすでに死んでしまった者が住んでいると言われていた。もともと、死んだ者は魂だけの存在なので壱の世界に帰る必要はない。人の心の中で弐の世界の住人として生き続けている。


その謎が多い弐の世界を上辺だけ監視している者が月神である。月神は月の出ている夜のみ上辺から弐の世界を見ている。主に、人間や動物が肉体を持ったまま弐の世界に入らないように監視しているようだ。子供などは夢と現実の区別がついておらず、肉体を持ったまま弐に入ろうとする。月神はそれを止めるだけの役目だ。だが本業は壱と陸の監視だ。


弐の世界を監視している神はもっと他にいるらしい。


追加で参と肆の世界も説明される。参は過去の世界、肆は未来の世界。現代が壱の世界。過去が平成と考える世、平成が未来であると考える世、現代が平成であると考える世がそれぞれ三直線に進んでいる。つまり、同じ平成でも過去、現代、未来の三つの世界が存在しているという事だ。過去神は参の世界、未来神は肆の世界、そして現代神であるアヤは壱の世界の神である事がわかる。




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