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鐵漢過客  作者: 東武瑛
4/7

大邸宅

この頃、李英風が街に着いた。

李は馬から降りると街中を歩いて行く。

賭場があったが、李は通り過ぎようとした。

その時、賭場の中から男がぶっ飛んで来た。

続いて男達が出てきた。

「負けた金を払えないだと、ふざけるな」

男達が言った。

李は鞍から棍を抜き「暴力はいけない」と言った。

「ほほう。だが貴様には関係ないだろう」男達が言った。

李は金を取りだし男達に渡した。「ふんっ。許してやるよ」男達はそう言うと賭場の中に戻った。

「ありがとうございます」男は李に礼を言った。

「ウチに来て下さい。お願いします」

李は男について行く事にした。

二人は街を歩いて行く。

「この街は賭場の奴等に支配されているんですよ。武館の奴等です」男が言うと「あそこです」と指を指した。

「俺にも武術を教えて下さい」男は李に言った。

「武術を習って、どうします」李が聞くと男は「そりゃ、モチロン、奴等をとっちめてやりますよ」と答えた。

「そうですか」李は軽く頷いた。

「あそこです。ウチは」男が言い李が見ると大邸宅だった。

「ただいま」男が言うと女が出てきた。

「お前さん、また賭場に行ってたのかい」女が言う。

「そうだ。何が悪い」

「ムダ使いはいい加減にやめな」

「うるさいな。お客の前でそんな事言うな」

「お客様ですか?中にお入り下さい」女が言った。

「失礼します」と李は家の中に入った。



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