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鐵漢過客  作者: 東武瑛
2/7

先生

男は机を蹴飛ばし飛び蹴りを放った。正面の男の顔面を拳打し横蹴りを出した。続いて正面の男の股間を蹴り上げた。

「ムッ。やるな」男達は身構えた。

ハーィ、ハッ、ハッ

男達は一斉に突きを出した。

男は机に飛び乗り、一回転して着地し突きと蹴りで男達を倒していく。

「ダメだ。かなわん」男達は店を出て行った。

男はキセルを取りだし吹かす。

店の端で見ていた女が言った。

「お強いですね」

男は答えず椅子や机をかたずけ始めた。

「オヤジ。酒をくれ」

男は酒を飲み干すと二階に上がって行った。

武館

「お前達、その男にやられたのか」

「はい。先生すいません」

「そんな強い奴なら会ってみたい」先生が言った。

「案内しろ」「わかりました」

酒店では男が主人とのばされた男達を表に出していた。

そこに先生が現れた。

「ウチの若い者が無礼した。謝る」先生が言った。

「イカサマ賭博はやってないよ」男は先生に言った。

「分かってます。お名前は?」

「周だ」めんどくさそうに周は答えた。

「周さん、ウチに来て下さい。歓迎します」

「気が向いたら行くよ」周が答えた。

「では、お待ちしてます」先生達は去って行った。

「周さん」女が言った。

「あいつらは悪者ですよ。倒して下さい」

周は答えず二階に上がって行った。

女は店を出て行った。

周は部屋でキセルを吹かしながら、寛いだ。

窓から外を見ると女が去って行くのが見えた。

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