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第2話 入学式:恒例セレモニー

「であるからして・・・・日々健やかに健全に魔導と技術の進歩を期待しています・・・・それでは・・・・」

話し声は魔法陣で拡張されたマイクで音が大きく入学式会場に響いていた。


「校長、祝いの言葉ありがとうございました。

続きまして、この学校についてのお話がありますので皆さんはそのまま待機していてください。」


「なぁ・・・入学式始まってるよな?」

「う・・・うん・・・入学式から遅刻・・・だね・・・」

式場にたどり着いた俺たちは

シエスタと俺はこそこそと移動しながら自分たちの席に着いた。



「って、シエスタ俺の隣かよ!」

「そうみたいだね、紙に指定された番号が合ってるから間違いないよ。」

するとこの学校の生徒会長らしき見ただけでわかる金髪美人な風貌の女の人が壇上で話し始めた。



「皆さん、お待たせしました。

先程も申し上げましたが、私はこの学校の生徒会長、レイジュ・ヴァン・グロリアスよ何かあれば私に何でも訪ねてください。


・・・・・コホン


これからこの学校での生活やクラスについていくつかお話します。


その前に皆さんに礼の物を配ってください。」


「はい、かしこまりました。」

会長がそう言うと、係りの人が入学生一人一人に箱のようなものを手渡していく・・・・




「さて、皆さんの手元に配られたものは、この学校の証明書であり、身分を示す物になるので無くしたり汚したりしないように!

では、皆さん箱の中をあけて確認してください。」


生徒会長が中身を確認しろということで、生徒はみな一斉に箱を開けた・・・・



「な、これは・・・スマホ!?」


「ほえぇ~~これがこの学校の学生証なんだ~ほへ~~」


箱を開けると辺りがザワザワし始め、会長がコホンと咳ばらいをし説明を始めた。


「これは先程も言った通り、学生証等の機能を持ったデバイス、スマートホルダー略して「スマホ」よ。


このスマホの中には色々な機能があって、チャット機能、電話機能、アプリ機能、自身の学校のランクや順位、クラスといったあらゆる機能が搭載された革新的なデバイスなのよ。」


「会長・・・・本題の方を・・・」


「もぅ・・・わかってるわ!


・・・コホン


それでは、さっそく皆さんにスマホの使い方を軽くお話しするわ。


このスマホを起動すると貴方たちの指から伝わる魔導パルスによりそのスマホは各自専用のデバイスになり、他者からの使用や不正使用がされる心配がないから安心して。


それと、起動した際にクラス分けが行われるから、その辺もシクヨロ!」


最後の方に何かクラス分けが何とかと言っていたが・・・みなが一斉にスマホを起動させるとスマホに自分のクラスメンバーの名前が刻まれ始めた・・・・・


「な!?起動した瞬時にクラス分けされるとか心の準備が!」


「ねぇねぇ、これ私の名前の下にカイドウ君の名前があるよ!


ってことはクラスメートさんだね!よろしくね!誡童君!」


「んな!本当だ・・・・シエスタ・クロイツェン・・・・本当に書いてある・・・・


ん?Eクラス?」


クラス分けが行われさらにザワザワがます入学式会場・・・・



「皆さん、お静かに!


クラスが無事に分かれたということで、更に説明するわね。


クラスのランクは上はA、下はEとあるわ。


能力的に目覚ましく開花させている人ほどクラスランクは高く、能力を露出させていない隠している人はクラスランクが低くなる場合があるから気をつけてね!


あと、ランクはあくまでメモリであってそれ以上の能力や可能性がある場合があるから、ちゃんと相手を見て考えてね!


続いて、決闘システムと授業や寮についてのお話をするからしっかり聞いてね!」


会長が淡々と話をしているが俺は最後の隠しているという部分に少し不安を覚えながら話を聞いていた・・・・・・


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