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詞、紡ぐ場所。

孤独の行進

作者: 蒼井托都

身軽じゃなきゃ歩けない


人の温かさほど


重たいものなんてないと


言い聞かせて



独りになろうとしてる手を


そっと引き寄せて


僕を引き止めるその手を


そっと押し戻す



失って狂う優しささえ


拒んでいられれば


続けられる孤独の行進


引き返せない運命の示す道


手繰って歩こう


僕が僕だけの味方でいい



君の優しさが重い


苛立つくらい


君の優しさが怖い


求めたくなるから



いつか壊れるならもう欲しくはない


温かさなど


気にせずただ孤独の行進


あと人生の残りはまだまだ


続いてるから


余計な荷物は背負いたくないのに



君が僕のどうしようもない


孤独を抱き締めようとするから



君の優しさが重い


苛立つくらい


君の優しさが怖い


求めたくなるから



冷たくすればするほど


君に見透かされてた


崩れていく孤独の行進



いつか君も僕の隣から


いなくなるだろう?


だから来ないで


独りで歩かせて


誰もが誰かの孤独に


寄り添って生きてるから


わたしはあなたの孤独に触れたい


そう君は言った




(C)Aoi Tact


当時I&Uと同日公開してて、どちらも思い入れが強い詞でした。

小学二年の頃に風邪の悪化からウィルス性の髄膜炎に罹ったらしく一週間ほど入院していて、両親は気遣ってくれているのをすごく感じたんですが妹二人も同時期に入院していたので親の意識も小さい妹たちにより向くわけで、小さなベッドの中で夜眠るまでのなんともいえない心細さとか、入院当初の不調が強い頃に感じた「自分なんかおかしいなー死んじゃうのかなー死にたくないなー・・・し、死なないもん負けないんだからぁっ!」って複雑な幼心を少し思い出しながら書いていたような気がします。

あとは、やたらと母に昔から「いつかは親の世代から先に死んでいくんだからねーいつまでも生きてるとは思わないでねー」といったことを言われまくってまして、やけにその言葉がぐさっと心臓の中心を抉ってきたタイミングを思い出しながら書いていたような気もします。

ん、思ったよりこれトラウマソングでは・・・?

(もうこれ以上掘り下げるのはやめよう)


声の雰囲気はゆよゆっぺさんを思い浮かべながら書いていました。

過去にVOONさんで歌の録音公開していたのですが閉鎖されてしまったので、違う媒体で再公開するかは今のところ未定です。

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