【04-03】スキルを創ろう!!
固有能力『習得技能スキル操作』を使って、『鑑定眼』・『脳内地図作成』・空間魔法の『転移』の下位互換スキル『目利き』・『踏破地図』・『視認転移』をアスカ君とトモエちゃんとともに創る事にしました。
今回は2人のために創るのですが、創り出したスキルは、その瞬間に全世界の人たちが、条件さえ整えば習得できるようになります。
2人に考えてもらうのは、その習得条件や使用方法です。
2人ともノリノリで考えてくれました。
固有能力『習得技能スキル操作』が表示していくシステムメッセージを確認しながら製作を進めていく僕たち。神の御業ともいわれているスキルを、そこらの粘土細工のような感覚で創っていきます。
1つ目は、固有能力『鑑定眼』の下位互換スキル『目利き』から。
鑑定眼では、『この世界にあるすべてのモノが鑑定の対象』ですが、下位互換するこのスキルでは、『使用者が精通しているモノが限定で鑑定をする』となります。
このスキルは3段階構成になっており、経験に基づいての鑑定は、『目利きⅠ型』となり、別スキル『世界図書館』での共有鑑定は、『目利きⅡ型』となります。どちらが付くのかは、『世界図書館』を所有しているかどうかで決まります。
また、人物や魔物の鑑定に関しては、『目利きⅢ型』となります。ちなみに、『世界図書館』は、固有能力『世界の理』の下位互換スキルとなります。
『鑑定眼』の方は、固有能力『世界の理』が収集している、『この世界の創生から現在に至るまでのあらゆる情報』を元に鑑定結果を表示をしています。しかし、『目利きⅡ型~Ⅲ型』及び、上位互換の『鑑定視』では、元となる情報がかなり劣化・簡素化されているため、基本的な情報誌は鑑定結果に反映されていません。
そして、目利きⅠ型~目利きⅢ型のすべてを所持し、尚且つスキルレベルを『LV5』まで上げると、上位互換スキル『鑑定視』へと進化します。このスキルに進化すると、なぜか知りませんが『鑑定師』という職業に就く事が可能になっていました。
僕には、職業まで如何こうするギフトは持っていないのですがね。
きっと、この世界の何かのシステムに、上手に引っかかったんでしょう。そういう事にしておきます。
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【習得技能名】目利きⅠ型
【発動形態】任意発動型
【発動時のコスト】
1回の発動(スキルレベルが『LV1』の時)につき『10MP』の魔力が必要となる。その後は、スキルレベルが上がる毎に、鑑定内容が詳細になっていくと同時に、発動魔力も5%ずつ多くなっていく。
魔法が使用できなくても鑑定はできる。
【発動条件】
(1)鑑定対象について、ある程度精通している事
(2)精通している項目が3種類以上ある事
【解説】
固有能力『鑑定眼』の下位互換スキル。
スキルを使用するには、対象とする事柄についてある程度精通している事が条件となる。よって、精通していない事柄については全く反応しない。書物などを読んで一度でも目に触れた内容については、その事柄に関しては鑑定結果に反映される。そのため、鑑定結果はスキル保持者の経験が大きく関与している。
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【習得技能名】目利きⅡ型
【発動形態】任意発動型
【発動時のコスト】
1回の発動(スキルレベルが『LV1』の時)につき『15MP』の魔力が必要となる。その後は、スキルレベルが上がる毎に、鑑定内容が詳細になっていくと同時に、発動魔力も5%ずつ多くなっていく。
魔法が使用できなくても鑑定はできる。
【発動条件】
(1)鑑定対象について、ある程度精通している事
(2)精通している項目が3種類以上ある事
(3)習得技能『世界図書館』を所有している事
【解説】
固有能力『鑑定眼』の下位互換スキル。
スキルを使用するには、対象とする事柄についてある程度精通している事が条件となる。よって、精通していない事柄については全く反応しない。書物などを読んで一度でも目に触れた内容については、その事柄に関しては鑑定結果に反映される。また、習得技能『世界図書館』に登録されている情報からも検索され、『目利きⅠ型』より詳しく鑑定ができる。
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【習得技能名】目利きⅢ型
【発動形態】任意発動型
【発動時のコスト】
1回の発動(スキルレベルが『LV1』の時)につき『20MP』の魔力が必要となる。その後は、スキルレベルが上がる毎に、鑑定内容が詳細になっていくと同時に、発動魔力も5%ずつ多くなっていく。
魔法が使用できなくても鑑定はできる。
【発動条件】
(1)鑑定対象について、ある程度精通している事
(2)習得技能『世界図書館』を所有している事
【解説】
固有能力『目利きⅠ型~目利きⅢ型』の下位互換スキル。人物や魔物などの生命体を鑑定するスキル。
スキルを使用するには、対象とする事柄についてある程度精通している事が条件となる。よって、精通していない事柄については全く反応しない。書物などを読んで一度でも目に触れた内容については、その事柄に関しては鑑定結果に反映される。また、習得技能『世界図書館』に登録されている情報からも検索され、より詳しく鑑定ができる。
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【習得技能名】鑑定視
【発動形態】任意発動型
【発動時のコスト】
1回の発動(スキルレベルが『LV1』の時)につき『20MP』の魔力が必要となる。その後は、スキルレベルが上がる毎に、鑑定内容が詳細になっていくと同時に、発動魔力も5%ずつ多くなっていく。
魔法が使用できなくても鑑定はできる。
【発動条件】
(1)目利きⅠ型~目利きⅢ型のすべてを『RV5』で所持している事
(2)習得技能『世界図書館』を所有している事
【解説】
固有能力『目利きⅠ型~目利きⅢ型』の上位互換スキル。
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【習得技能名】世界図書館
【発動形態】条件付き常時発動型
【発動時のコスト】
1回の発動(スキルレベルが『LV1』の時)につき『10MP』の魔力が必要となる。その後は、スキルレベルが上がる毎に、表示内容が詳細になっていくと同時に、発動魔力も5%ずつ多くなっていく。
発動する際は、常に発動コストを支払っていないといけない。
【発動条件】
禁書を含め、世界中で発行されている書物(現段階で確認されている書物)の3割以上を読破する事
【解説】
固有能力『世界の理』の下位互換スキル。
世界の理が収集している情報の中から、鑑定対象に対しごく最近(1年以内)の情報のみを開示し、スキルレベルに応じてさらに劣化・簡素化させている。
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2つ目は、固有能力『脳内地図作成』の下位互換スキル『踏破地図』について。
脳内地図作成では、脳内地図上に自分を中心にいていろいろな情報を表示する事ができるが、下位互換であるこのスキルでは、そこまでの詳細表示は求めていない。
基本情報は、自分を中心とした半径5㎞圏内の情報であり、情報源はあくまで自分自身が見聞きし、現地を歩いて獲得した情報となる。そのため、自身で確認していない場所については、たとえ地図の表示範囲内であっても詳細表示はない。
スキルの名の通り、自分の足で”踏破”した場所のみ表示するのだ。
また、3D表示もなく、あくまで2D表示となっているため、地図を読む事ができないと利用をする事ができない。
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【習得技能名】踏破地図
【発動形態】条件付き常時発動型
【発動時のコスト】
1回の発動(スキルレベルが『LV1』の時)につき『10MP』の魔力が必要となる。その後は、スキルレベルが上がる毎に、表示内容が詳細になっていくと同時に、発動魔力も5%ずつ多くなっていく。
常時発動しているため、常に発動コストを支払っていないといけない。
【発動条件】
(1)紙に書かれている地図を読む事(活用する事)ができる。
(2)1,000㎞以上自分の足でこの世界を歩き回る事。
【解説】
固有能力『脳内地図作成』の下位互換スキル。
スキル保持者が踏破した土地の情報を記録し、脳内地図として表示する。地図の表示範囲は、スキル保持者を中心に半径5㎞(スキルレベルが上がっても拡大はしない)で、平面地図の形態(スキルレベルが上がると、等高線なども表示されていく)で表示される。地図は、スキル保持者の移動とともに更新されていき、過去に更新された地図情報を確認する事も出来る。
地図上に表示される情報は、スキル保持者が見聞きした情報のみ表示される。ただし、生命体等の有働物は、中心点となるスキル保持者以外一切表示されない。
初期状態(スキルレベルが『LV1』の時)では、地図が表示される場所は視界の右上で、30㎝四方ほどの大きさとなるが、スキルレベルが上がると、自由に大きさと表示位置を変える事ができる。
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最後に空間魔法『転移(術者によって魔法名は異なる)』の下位互換スキルである『視認転移』についてだ。
このスキルを創った時に初めて解った事だが、魔法をスキル化すると、発動魔力が多くなるという事だ。これは、スキルレベルが上がっていくたびに、魔法と同じ発動魔力に近づいていくみたいだが、それでも多くの魔力がいる事になる。
10m以内の転移時では、スキル使用で『500MP』の魔力が、魔法だと『100MP』の魔力が必要となる。また、魔法での発動では、クールタイムは存在しないのもスキルとは違う点だろう。
つまり、魔法をスキル化すると、使い勝手が悪くなるという事実が判明したのだ。
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【習得技能名】視認転移
【発動形態】任意発動型
【発動時のコスト】
1回の発動(スキルレベルが『LV1』の時)につき、10m以内の転移時では『500MP』の魔力が必要となる。移動距離が増加していくと同時に、発動魔力も10%ずつ多くなっていく。その後は、スキルレベルが上がる毎に、発動魔力が減少していく。
また、1回の使用毎に、10秒×移動距離分のクールタイムが存在している。このクールタイムは、スキルが魔力不足などの影響で不発動でも最低10秒間発動する。
魔法が使用できなくても使用する事は可能(保有魔力がなくなるまで)。発動する際は、常に発動コストを支払っていないといけない。
【発動条件】
【解説】
空間魔法の『転移』の下位互換スキル。
魔法での発動時にように、詠唱を唱える必要はないが、その分使用魔力が増大する。また、スキル保持者の視界に移る場所(立ち木などに裏側などには転移できない)しか転移する事はできない。
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これらのスキルを付与したアスカ君とトモエちゃんは、早速スキルレベルを上げるために反復発動をしていた。使用できる魔力が少ないアスカ君は、すぐさま魔力切れ寸前になるが、どういうわけか知らないが、回復するのが異様に早いのが気になるところだ。よくよく観察してみると、回復するたびに、少量だが魔力量がアップしているのに気が付く。この事実をアスカ君に伝えると、すぐさま限界まで魔力を使いだした。
まあ、いいか。
使用できる魔力が多くなれば、その分できる事も増えていくからね。なんせ、ギフトやスキルの使用には、多かれ少なかれ魔力を使用するのだから。




