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(仮)異世界放浪記~勇者?魔王?なにそれ?おいしいの?~  作者: ai-emu
【第4章】護衛依頼という名の物見遊山の旅路
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【04-01】僕のチートな能力(その1)

3日遅れで目の前にある、クランバイブルの城門をくぐります。

せっかく普通の人たちよりも速く到着できたのに、町の外で3日間もイチャイチャしていたんじゃお話になりませんね。

でも、結婚するとなると、3日間同じ布団で寝起きしないといけないわけで・・・・・。仕方がないといえば、仕方がない結果です。その結果、僕とアスカ君、トモエちゃんは、晴れて夫婦となったわけです。

ああ、この世界では、『聖職者は神と結婚しているので生涯独身』なんていう決まり事はありません。こんなばかなことを行っているのは、一部のオカルトな宗教だけで、大多数の宗教は可能なんです。まあ、聖職者に限って言えば世襲なんてものはないんですがね。


それはともかく。

美少女2人を両脇に侍らして歩くアスカ君を見ていると、そんな事はどうでもよくなってくるほどに幸せだったりする。

生前は男の娘だった僕だが、男には興味はなかったはず・・・・・。

いや、何かと助けてくれたアスカ君のは、少なからず恋心を抱いていたのかな?それが、女の子に転生して、アスカ君と再会したことにより、明確に表れてしまったんだろうと推測する。


まあ、いいや。


アスカ君は、僕とトモエちゃんを、同時に愛してくれているみたいだしね。

そうそう。

3人で話し合った事ですが、しばらくは子供ができないように魔法で僕とトモエちゃんの生殖活動を停止してあります。時空間魔法の結界を卵巣にピンポイントで施し、内部の時間を停止するやり方です。こうする事で、卵巣だけ時間を停止させておく事が可能になるわけですね。そのため、月のモノも当然停止しております。

ちなみにこの方法は、人体には悪影響はない方法です。時空間魔法が使えないとできませんが、この世界では昔から行われている方法でもあります。これを行うための専用の魔道具も(解除用も合わせて)売られていますしね。この前魔道具屋さんを覗いた時、銀貨1枚ほどで売られていたのを確認しています。


閑話休題。


ここクランバイブルでは、位置固定型転移門ポータルゲートの魔力登録をするだけですぐさま出立する予定となっています。ただ、3人ともイカ臭いので、お風呂に入るため今日は宿で1泊する事になっています。

今晩も、頑張るかもしれませんが・・・・。

どうも、襲撃フラグが立っていたらしく、この日の夜にアスカ君に襲われました。

元気ですね、アスカ君の息子さんたち。

翌日の朝、震える足腰に魔法をかけて回復した僕とトモエちゃん。こんな状態になるまで、毎晩襲撃をかけてくるアスカ君はピンピンしているのを恨めしく感じながら、クランバイブルを発った僕たちは、その日の夕方にメイルトルに到着しました。

この町には、転職神殿もあるので、僕たちは早速職業刻印板ジョブカードを作成しに、明日神殿へと向かいましょうか。


そうして明日の予定を立てた後、今晩の宿を確保した僕隊は、部屋の中で自分たちの野力を確認する事にした。といっても、最近は魔導馬車での移動になっているため、レベルアップは3人ともしていない。

まずは、3人の持っているスキルやギフトで、何ができるのかをもう一度確認しておく事にしよう。

今現在は、このステータス表示は、僕しか視る事ができない。いちいち何かに書いて説明していくのは骨があれそうだ。そんな理由で始めた能力の確認作業なんだが、何とかトモエちゃんたちにも視えるようにしたいと思っている。

さて、とりあえず、1つ1つ鑑定をかけて確認していくか。まずは、僕のステータスからだ。


◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

【名前】イズモ(既婚者)

【性別】女【年齢】15歳【種族】純人族

【現在の身分】神族【職業】流浪の聖女姫(LV4)

【生年月日】グレコニア歴1,018年4月1日

【転生設定】△▽

基礎能力値パーソナルデータ】△▽

【加護・称号・賞罰】△▽

【魔力属性】△▽

固有能力ギフト】△▽

世界の理・空間創造・極大魔力・魔力変換・技能創造

聖者の極み・魔導の極み・武道の極み・治癒の極み

生産の極み・生命の極み(NEW)・神への階段(現在使用不可)(NEW)

習得技能スキル操作・ストレージ・脳内地図作成マッピング

魔眼(鑑定眼・宇宙そらの眼・《》)・絶対美貌

習得技能スキル】△▽

《生活スキル》

エジャプルス言語知識(LV5)・異世界(地球限定)知識(LV5)

侍女の嗜み(LV5)・修道女の嗜み(LV5)・聖女姫の嗜み(LV2)

生産王の嗜み(LV1)

達観(LV2)

絶対耐性(LV1)・絶対防御(LV1)・不老不死(LV1)

《魔法スキル》

創生魔術(LV1)・創造魔術(LV1)・時空間魔術(LV3)・聖光魔術(LV3)

風雷魔術(LV3)・水氷魔術(LV4)・火焔魔術(LV4)・土木魔術(LV5)

《武術スキル》

異世界(地球型)格闘術(LV3)・総合武器格闘術(LV2)

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇


また1つ、固有能力チートが増えています。その名も『生命の極み』。どうも、生命神の加護を授かった影響?で、新たに増えたみたいだ。早速、どんな能力なのかを鑑定してみる。


◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇

固有能力ギフト名】生命の極み

【発動形態】常時発動型

【解説】

生命神からの加護を授かると、自動的に習得するギフト。

通常は生活環境に応じて増減し、身体能力の限界を迎えると徐々に減っていく生命力を、その上限値のまま維持する。生命力を維持する方法は、自然界に存在する魔素マナが魔力に変換されたモノの一部を使用して、生命力に自動変換する。

このギフトの付随しているスキルを最大値まで上げると、晴れて神々の世界に片足を突っ込む事になる。

【付与される各種ギフトとスキル】

《ギフト》

魔力変換(限定)・神への階段(現在使用不可)

《スキル》

絶対耐性(LV1)・絶対防御(LV1)・不老不死(LV1)

◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇


えっ!!

僕たち、人間やめれるの!?アスカ君は、すでに人間ではない気もするが・・・・、いや、ステータスや職業刻印板ジョブカードの上では種族は『狼人族』となっているが、アスカ君はまぎれもなく『人造人間ホムンクルス』だ。称号欄に、何故疑問形なのか走らないが『人造人間?』があるしね。

まだレベル1とはいえ、物理・非物理関係なくすべての攻撃が無効なんて、何処までチート化ししていくんだろうか・・・・。

絶対耐性・絶対防御・不老不死の3つが、レベルの最高値である『LV5』まで上がった時、僕たち3人は晴れて?各種族の上位種を超越して人間をやめる事になるのだろうか?今から考えていても、仕方がないか。その時になったら受け入れるしかないのだろう。

このことを2人に話したら、2人とも遠い目をしてしばらく何処かに旅立っていた。

勇者さんたちが何処までチートなのか知らないが、僕たちの方がはるかに凌駕している気がしている。


「そういえば、私たちにも、イズモちゃんみたいに鑑定スキルとかあると便利だよね。」

そんなトモエちゃんの言葉に、しばし考え込む僕。

実際この世界に、どんなスキルがあるのかは知らないし、どれだけあるのかも解らない。

続いて、固有能力ギフト名『聖者の極み』に統合されているスキルを視ていく。以前調べた事によると、ギフトとスキルは上位下位の関係らしい。スキルとは、ギフトの廉価版であり、万民にギフトの能力を条件付きで分け与えるために、ギフトを細かく細分化させたものだという事だ。

それを踏まえると、僕が発現させた魔眼の能力も、スキルとして創り出す事が可能という事になる。スキルを創り出すギフト『技能創造』は、幸いにも僕は所有しているから、今すぐにでも創る事は可能である。そして、創り出したスキルを、無条件で分け与える事も可能だ。そのギフトが、『習得技能スキル操作』と呼ばれているギフトだ。


◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇

固有能力ギフト名】習得技能スキル操作

【発動形態】任意発動型

【解説】

魔眼で確認された習得技能スキルを任意で発動・停止させる事が出来る。また、自身の所有するスキルを複製し、他人に与える事も可能。

慣れていけば、他人のステータスにあるスキルも操作可能となる。スキルを強奪する事はできないが複製する事は可能になる。

習得技能スキル複製』と『習得技能スキル付与』の上位互換ギフト。

◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇


改めてみてみると、なんと素晴らしいスキルなんだろうか。特殊条件があるため、世間一般的には不遇スキルの1つに数えられるんだろうが、僕にとってはそんな事は関係のない優良スキルだ。さて、2人にはこのスキルを持っていない事はすでに判明している。何とかしてスキルを持ってもらわないといけないが、ここで活躍するのが、僕が持っている固有能力ギフト名『習得技能スキル操作』だ。あの時、何気なしに取っておいてよかったと今更ながら思っている。


このギフトがあれば、他人に僕が持っているスキルを移植?する事が可能となるわけだが、実は今日が初めてなんだよね。これを使うのは・・・・・。

でもなぜか、失敗するという未来図が思い浮かばない。

使用方法は・・・・。

うん。今すぐにでも可能だね。

ではまず、実験的にこのスキルを2人に付与してみよう。成功したら、2人がほしいと思っているスキルを創り出して付与してあげようか。無条件か、不公平感をなくすために同じ条件をかけるのかは、2人の判断に任せてしまおう。


◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇

習得技能スキル名】念術

【発動形態】条件付き任意発動型

【解説】

『条件付き発動型スキル』の1つでもある。このスキルを所持しているモノ同士の魔力を、各自が登録する事で、このスキルを使用できるようになる。スキルの発動対象は、すべての生命体に適用されている。

なお、魔力の登録は、固有能力ギフト名『聖者の極み』の付随能力により、パーティメンバー名の中でこのスキルを保持しているモノを自動で相互に登録するため、手動で登録する必要はない。

このスキルでできる事は次の通り。

(1)念話

魔力登録をしたスキル保有者同士間で、言葉を発しない思念による会話と、視認した情報(ギフトやスキルを使用して視認している情報も含む)を共有する。

(2)念写

見知った情報を、紙や木版などの平面や、何らかの曲面・球体面など、あらゆる物体に焼き付ける事ができる。焼き付ける際は、モノクロ・カラー、条件付き表示などが選択可能となる。

(3)念動

指定した物体を、込める魔力量(物体の重量や移動距離・移動速度によって異なる)応じて移動させることができる。ただし、瞬間移動はできない。

(4)特殊念写

固有能力ギフト名『聖者の極み』の所有者のみが使用できる能力。このスキルを持つパーティメンバーの思念体に直接映像を流す能力。流す事ができる映像は、ギフト保持者が見知った事に限られ、また流した映像は、指定したものの思念体に記録させることも可能。

◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇


ではさっそく。

「トモエちゃん。アスカ君」

「なに?イズモちゃん?」

僕の問いかけに、何処かにトリップしていた2人が生還した。

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