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(仮)異世界放浪記~勇者?魔王?なにそれ?おいしいの?~  作者: ai-emu
【第3章】イズモとトモエとアスカの事情
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【03-09】異世界の結婚事情

「これはなにかな~~~?イズモちゃん?」

目の前の魔導馬車を見ながら、トモエちゃんが少し怖い目つきで訪ねてくる。

「これは、『可動式簡易住宅セット』という名の魔導馬車です。僕がこの世界に転生してきた時、神様から貰ったんのです。」

「神様と面会がかなうと、至れり尽くせりな展開になるんだね。」

素直な感想を呟くのは、イヌ耳幼女のアスカ君。早く中に入りたいのか、尻尾をブンブンと振っている。


神様から貰った魔導馬車は、2頭立ての大型の箱馬車だ。

馬車を曳いているのは生きた馬ではなく、ゴーレム?のような感じの馬型人形となっている。なぜか知らないが、御者をしている人形もいる。箱の大きさは、マイクロバスくらいの大きさがある。


ん!?


確か前に見た時は、普通の1BOX程度の大きさしかなかったはず。

いつの間に、サイズアップしたんだろうか?

まあ、いいか。

中を確認すると、進行方向から両側に出入り口があり、日本家屋のように『上り框』が存在しており、その名の通り『可動式簡易住宅』なんだなと思わせる造りだ。

土間?の部分には、御者台のちょうど後ろ側に、靴箱のような棚が造られており、天板部分には、この魔導馬車を動かす制御盤らしきモノがある。

上り框を上がると、中心に短い廊下があり、右手側に簡易キッチンが、左手側にシャワー室とトイレ、脱衣所がある。廊下の先は寛ぎスペースらしく、3人掛けサイズの椅子がテーブルを挟んで置かれている。その先は壁で区切られており、中心の扉を開けると大きなベッドが1つ鎮座していた。扉の左右は、クローゼットになっているみたいだ。


魔導馬車の使用を確認してみる。


まずは、走行性能からだ。

当然の使用として、一般の馬車のように馬を休ませるための休憩を取らなくてもよく、また夜通し走る事も可能である。

馬車を動かす燃料は、自然界に存在する魔素マナなので、燃料切れになる事はほとんどない。

つまり、目的地までノンストップで走行するのだ。

最高速度は時速100㎞、巡航速度は時速15~50㎞となっている。走行時は車輪が地面から10~50㎝ほど浮き上がる(走行速度によって異なる)ため、轍などの段差に乗り上げる事はなく、ほとんど揺れる事はない快適な旅が約束されている。また、また、川や崖などで道路が途切れていたとしても、1㎞程度ならば水平飛行する事も可能で、高度を徐々に下げながらの滑空(滑空距離は走行速度によって異なる)する事も可能である。

進行方向上に存在する障害物や、馬車に対する攻撃については、馬車を曳く馬型人形と御者をしている人形が、地属性魔法(ゴーレムは地属性の魔法しか使用できないため)を使用して排除する仕様となっている。


次は室内環境である。

馬車の室内は空調が完備されており、快適な環境下で旅行を楽しむ事ができる。また、ほとんど揺れない社内環境のため、馬車酔いなどをする事もない。

光の魔石を利用した照明魔道具は、明るさが5段階で調節できる。

馬車内で使用する水(シャワーのお湯を含め)は、水の魔石を利用した魔道具になっている。

車内の清掃やベッドメイキングなどは、馬車を使用しない時間(持ち主イズモのストレージに入っている間)で全自動で行われる。使用している間については、手動で清掃等をしないといけない。

生活排水及び汚物・ごみの処分は、空間魔法を利用して(何処にあるのかは知らないが)アシッドスライムの営巣地に転移させて処分させているらしい。


「なに?このチート性能は・・・・。」

走り出した馬車の中で、馬車の仕様を暴露したところ、トモエちゃんが乾いた笑みを浮かべながらこう呟いた。実は、この馬車の持ち主?認定されている僕もそう思っています。


「どうして今更これを出したの?」

トモエちゃんは、僕がこのタイミングで魔導馬車を出したのを少し怪しんでいるみたいだ。

「いくら生前で、僕を助けてくれていたとしてもね。・・・・それだけで100%信用はできないよ。

2人を信用できたのは、アスカ君のおかげかな?」

「アスカ君が何かしたのかな?」

「今の状況ってさ、アスカ君のハーレムパーティだよね。」

「・・・・たしかに。」

現状を鑑みれば、イヌ耳幼女で男の娘なアスカ君が、2人の美女を侍らしているまさにハーレム展開である。

「やろうと思えばいつだってできるのに、アスカ君は同じ部屋にいても、僕とトモエちゃんに手を出してこなかったでしょ?」

「私は別に、・・・・合体してもいいと思っていたけど、イズモちゃんも合体してもいいと思っていたの?」

「・・・・うん。アスカ君がヘタレでなかったら、受け入れてもいいとは思っていたよ。野営している時はともかく、宿屋の部屋ではいつ襲ってくるのかワクワクしていたんだからね。」

「それは私もいえる。アスカ君は、2人も美女を侍らしているのに、全然襲ってこないからそっち方面はダメダメな子なのかなと心配していたんだ。」


「えっ!!2人ともそんな事考えていたの?

嫌われたくないから我慢していたのに・・・・・。俺とした事が、宿屋の部屋では(あの時、あの場面では)我慢していたのがバカみたいだ。さっさと2人を俺のモノにしておけばよかった!!」

僕とトモエちゃんのちょっとエッチな会話に、それまで傍観姿勢だったアスカ君が参戦してくる。アスカ君の物言いに、僕とトモエちゃんは苦笑を浮かべるしかなかった。そして、僕が代表してこう答える。

「トモエちゃんもだけど、僕も、アスカ君とならば別に行くところまで行っても構わないと思っている。

僕の事情で言えば、”男の娘”だった頃の僕はすでに死んでしまっていて、今は”女の子”だからね。この世界に来てからは、生理もしっかりときているから。

子供も作る事ができるし、魔法で作れないようにする事もできるからね。

アスカ君がやりたいのならば、いつでも受け入れてあげる。」

「私も受け入れる準備はできているよ。ちなみにイズモ君?」

「なに?トモエちゃん?」

「この世界での結婚って、どんな感じなの?」

結婚か~~~。そういえば、どんな感じなんだろうか?もちろん、地域や国によって異なってはいるだろうが、ちょっと調べてみるか。

僕は固有能力ギフト『世界の理』で、この世界の結婚事情について調べてみた。


◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇

【検索項目】この世界の結婚について

【解説】

この世界の結婚は、支配者階級(王侯貴族や一部大商人)と一般庶民(王位や爵位の継承権を持たない神族・一部大商人以外の平民)、それ以外の庶民(奴隷・賤族)で異なっている。

結婚できる年齢は、男女ともに成人年齢(満15歳)以上となるが、婚約自体は何歳でも構わない。

結婚後は、定住している者は、その身分を問わず基本的に役所に婚姻届(納税などの行政処理のため)を提出する義務がある。

冒険者などで定住していない者は、役所に婚姻届を提出する義務はないが、定住する事になった際は(婚姻届等を含めた)住民票を作る義務がある。

なお、結婚適齢期は、男女ともに15歳~20歳となっている。また、遅くとも25歳までに結婚をし、子供を育てていないと、世間的に大人とは認められない風潮がある。


(1)支配者階級の結婚事情

結婚式は双方の家とを結びつける手段であり、各家を栄えさせる手段でもある。また、権力や財力を見せつける手段としても利用されている。

そのため基本的に、男女ともに物心がつく頃には、すでに婚約者がいる事になる。女性側のデビュタントの時が婚約発表の時となり、男性側は婚約者をエスコートする義務が生じている。

その後は、遅くとも半年以内に婚姻の議を大々的に執り行う事になる。この際、家の権力と財力を見せつけるために、豪華絢爛になる事の方が多い。


(2)一般庶民の結婚事情

幼少時から婚約者がいるという事はまずなく、恋愛結婚が主となってくる。また、支配者階級の結婚のように、豪華絢爛な結婚式を執り行う事はまずない。

結婚式を執り行わない代わりに、三日三晩結婚予定の男女(一夫多妻・多夫一妻でも可)が、同じ布団で寝起きする事で結婚したと同義となる。


(3)それ以外の庶民の結婚事情

奴隷については、基本的に結婚は許されていない。ただし、主人となる者との結婚についてはその限りではない。

賤族については、結婚自体するのかどうかは、その組織を束ねる長の判断により異なっている。

◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇


「この世界の結婚事情はこんな感じかな。僕たちに当てはめると、三日三晩同じ布団で寝起きすればいい事になるね。もちろんその際に、例の行為を行っても構わない事になっているね。」

「結構簡単なんだね、この世界の結婚は。一般庶民に限って言えばだけど。」

僕の結婚事情の説明に、こんな感想を漏らしたトモエちゃん。一方、アスカ君はというと。

「・・・・・じゃあ、今晩から早速やろうか。そして、トモエちゃん、イズモちゃん、俺と結婚しよう!!

この魔導馬車の中ならば、安全なんでしょ?イズモちゃん?」

僕とトモエちゃんと、結婚する気満々の発言をかましていた。

「ええ、魔導馬車(この中)ならば、中から出ない限り安全よ。僕が許可したモノしか、馬車に触れる事も馬車を視認する事も出来なくさせる事も可能だからね。

エッチな話はこれくらいにしておいて、とりあえず中に入ろうか。」

僕は、2人を魔導馬車の中に招き入れました。



行き先は、ホレストン村から南に約500㎞くらい進んだ場所にあるクランバイブルという町だ。その間にある開拓村には、立ち寄り予定は今のところない。魔導馬車は、時速20~30㎞ほどで走行しているので、順調にいけば明日の明け方位に目的地に到着するはずだ。途中にある開拓村付近は、大きく迂回するルートを取っている。

現在、馬車に乗ってから約2時間ほどが経過しており、つい先ほど1つ目の開拓村付近を通過してみたいだ。

ちなみに、僕とトモエちゃんは、寛ぎスペースリビングダイニングの椅子に座って、(初期装備としてあった)コーヒーを点てて飲んでいる。アスカ君は、ベッドルームではしゃいでいる。


馬車に乗って始めに僕たちがしたことは、シャワーを使って体をきれいにする事だった。

それは、他人に見られたくないという理由から、ホレストン村から半日ほど歩いた場所でこの馬車を出したからだ。

そこまで至るのに、ゴブリンの群れに1回、オークの群れに1回襲われ・・・・。

豚肉オーク鶏肉コカトリスがあるのだから、牛肉もほしいよねとトモエちゃんが提案したので、フォレストバッファローという森の中に住む牛の魔物(牛肉)の群れを殲滅したので、少し体が汚かったのだ。

その後は、馬車の前で先程の会話を繰り広げたのちに、お昼を過ぎたあたりでやっとこさ移動を開始した。

お昼はもちろん、バーベキューを楽しみました。野菜は採りたてのモノをホレストン村で購入して、僕のストレージに放り込んでありますしね。


そして夜。


宣言通り?アスカ君は、僕とトモエちゃんをおいしくいただきました。相当溜まっていたのか、とっかえひっかえ夜通し襲われました。

それはもう、とても激しい夜でしたよ?アスカ君の襲撃が終わったのは、20回ほど周回した位でしたので。

僕とトモエちゃんは、休憩できる時間があるのですが、アスカ君は休憩なしですからね。よく弾が持ちましたね。

無尽蔵なのでしょうかね?今度、ステータスをチェックして調べてみましょう。

なにか、こっち方面でとんでもないスキル化ギフトが生えていそうで怖いです。

・・・・・3人とも。


気が付いたら翌日のお昼少し前。馬車はすでに、目的地手前の草原に停車していました。

少しけだるい感覚あありますが、とてもすがすがしい朝?です。


3人とも全裸で僕とトモエちゃんは、真ん中で寝て居たアスカ君を抱きしめて寝ています。

アスカ君は、僕たちをがっちりとその両手で抱きかかえており、非力な僕は脱出する事も困難です。転移すれば簡単に脱出できるのですが、2人が目覚めるまではこの余韻に浸っておきましょうか。

昨日は散々イジメられたので、少し復讐をしておきましょう。

僕は、自由の利く左手(右手はアスカ君の背中側にあるので動かす事ができません)を、アスカ君の股間にある三つ子山に向かわせます。どうも、トモエちゃんも起きているらしく、それならばと2人でアスカ君をイジメにかかりました。僕は3つご山の最高峰を握り、トモエちゃんは残り2つを握って弄り回していきます。ほどなくして、元気にそそり立つアスカ君の三つ子山。噴火もすぐそこまで迫っている感じですね。

そうこうしているうちに、アスカ君も目覚めたらしく、すぐさま2人に逆襲が始まりました。


気が付いたら夕方になっていました。


誰にも邪魔をされないと、人間ってここまで堕落してしまうんですね。

この日の夜は、さすがに弾切れをおこしたのか、アスカ君はただ僕たちを抱きしめるだけで、襲撃をかけてきたりはしませんでした。


それから3日間。

僕とトモエちゃん、アスカ君は、同じ布団で寝起きをし、足腰が経たなくなるまで行為を行った結果、結婚する条件を満たしました。

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