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7話「一直線の馬鹿であれ」

「おはよう、大平君」

「ああ、おはよう」



 最近は若宮の方から陽太に挨拶をする姿も珍しくなくなっていた。初めは奇異の目で見ていたクラスメイト達にとっても今では日常化している。

 

 クラスでの二人の関係はこうして挨拶をしたり、時たま世間話をする以外特に変化はない。陽太は悪友達とコントを繰り広げ、若宮は蒸しパンをほうばりつつボーっとした様子で日々を過ごす。


 今日も若宮は朝の儀式を終え、眠たげな目をしてクールに去っていく。



「いいよなあ、お前はあの若宮さんに挨拶されて……」



 一度彼女にフラれた守は嫉妬と悲しみの入り混じった表情で机に突っ伏している。



「俺が思うに、陽太みたいに交流を重ねてもいないのにいきなりコクったりしたのが敗因だと思うぞ」

「うるせー! 男はなあ、チャレンジすることが大事なんだよ!」



 武雄が冷静に分析し、守が声を荒げる。

 普段どおりの彼らを残して陽太は立ち上がった。

 若宮は朝のHRが始まるまで一個の蒸しパンを食べることに集中している。誰かが話しかけようにも会話なぞ二の次だと言わんばかりにまともに取り合ってくれない。故に皆、朝は誰も彼女に話しかけなくなっていた。

 だが、その習性を利用して少し話しにくいことを伝えようと思った。若宮の後ろの席は不在だったので座らせてもらう。



「若宮はいつもそのパン、美味そうに食ってるな」

「だって美味しいもの」



 やはり返事はそっけない。

 彼女が蒸しパンを咀嚼する姿を見上げる。


 意を決して若宮の傍にやってきたものの、本題――赤恵に託された伝言を伝えるにはどう切り出すべきか悩んでいた。いきなり若宮の妹から伝言を預かってる、なんて言い出したら、赤恵の回し者だなんて不当な勘違いを受けるかもしれない。

 とにかく自然にいこう。普通に話をして、上手いことそっち方面に話をもっていこう。

 陽太は朝の限られた時間の中、己のトークスキルを全解放させる。



「確かに美味いけど、そう毎日食ってると飽きたりしない?」



 まずはパンの話題を継続させる。彼女の返答を待つ間、ここからどう転がせばいいか思考する。

 が、若宮はすぐに口を開かない。蒸しパンを食べるのも止め、無表情で陽太を見つめていた。そして急にすうっと息を吸う音がしたかと思えば、



「パンって聞くと大体の人が焼きたてが美味しいとか言うけど、蒸しパンは違う。その名の通り、蒸してる。なのに焼きたてパンと変わらないモチモチ感、フワフワ感を簡単に再現できて、なおかつ冷めても美味しい。それに味付けも大体がほんのり甘さで胸に残るようなベッタリした甘味なんかじゃなくて、女性に限らず男性も美味しく食べられる。市販では卵蒸しパンが有名だけど作ろうと思えば多種多様な味付け、アレンジを付け加えることができるし、しかも不足しがちな栄養分も練りこむことができる。しかもしかも消化吸収もよくて、胃にも優しい。そもそも蒸しパンっていうのは――」


「わかった! 若宮が蒸しパンが滅茶苦茶好きだってのは分かったから、ストップ! ストーップ!」

「……これからがいい所なのに」


 とんでもない。このまま彼女の暴走を止めなかったらHRどころか授業中までも蒸しパン講座が続きそうだった。

 予想外すぎる彼女の饒舌さに無駄に体力を消耗した。というか、蒸しパンに対する愛情がそこまであるだなんて聞いてない。

 声を張り上げたせいか、微妙に息が上がっている。同級生達が大丈夫かこいつ、と哀れみの視線を送ってくる。やかましいわ。


 蒸しパンの話題は駄目だ。強引だけど、別の話題を振ろう。そう思い、改めて若宮の顔を見上げ、そこで気づいた。彼女が不満げに口を尖らせていることに。

 久しぶりに彼女が感情を露にしている。普段は滅多に表情を変化させず、こちらを困惑させるというのに。

 多分、あの時以来だ。彼女に魔法の存在を教えられた時。あの日の彼女は多感な普通の女の子だった。

 蒸しパンと魔法。これらは全く違うが彼女に感情を表現させる代物らしい。さてその理由とは、一呼吸も入れずに続いた蒸しパン談義が鍵を握っているのではないだろうか。


 どんなに無口でも好きなものなら饒舌になるという習性。オタク気質に似たものではないかと推測する。



「なんかさ、いつも以上に活き活きしてるな」

「蒸しパン好きだから」

「だと思った。そういやあの時の……俺が図書室に呼び出された日の若宮も活き活きしてたよな。もしかして若宮って『あれ』好きなのか?」



 魔法は易々と周りに知られてはいけない。だから、二人の間でこの話題になった時『あれ』とか『あの』という指示語で表現する。



「うん、好きだけど……」



 どうして急に、と彼女は首をかしげる。



「いや、あんときの若宮を思い出してさ。笑いながらグイグイ自分から話を振って、若宮にしては珍しいなーって。あ、悪い意味じゃないぞ? あんなに楽しそうに話されると、ついこっちも楽しくなっちゃうもんだし。それくらい若宮は『あれ』が好きなんだって今更気づいたんだ」

「……私、そんなに嬉しそうにしてた?」

「してたしてた。満面の笑み浮かべてたぜ」



 言ってて、もう一つ気づいた。


 陽太はあの日魔法というものに必要以上の期待を抱いた。その一因には普段滅多に喜怒哀楽を見せない若宮の喜びの感情を垣間見たというのがある。彼女が朴念仁の殻を破ってまで嬉々として語るということは、それほどまでに魔法とは素晴らしいものであると勝手な認識をしてしまったのだ。



「あ、えっと……あの時の私はその、調子に……乗ってた……」



 若宮はきっとあの時の自分と今の自分を重ね合わせたのだろう。そこであの時の自分がいかに普段の姿と乖離してるのかを理解した。だから、あの時の活発な姿を同じ年の男の子に見られた恥ずかしさが若宮を襲ったに違いない。

 若宮は陽太から目を逸らした。真っ白な頬を朱色に染めて。


 恥じらいを得た若宮に陽太は胸の高まりを感じた。唐突な女の子らしさに思わずドギマギしてしまう。直前まで上手く魔法の話題に繋げられたと思い上がっていた心が一瞬で霧散した。



「ちょ、調子乗ってたってそんなことないと思うぞ?」

「い、いや、でも、あの時はいつもは言えないことを話せたから、歯止めが利かなくなっちゃって」

「いいと思うよ。さっきも言ったけど、あんな風に楽しくしてる方が聞いてる身としても嬉しいからさ」



 未だにいつもの彼女とギャップを感じてドキドキしているが、上手く良い話で纏めることが出来た。



「そうだ、『あれ』の話で思い出したんだけど」



 若宮はモジモジしたままだが、彼女を落ち着かせるためにも意を決して強引に本題を切り出していく。



「そういや、実はこの前、偶然若宮の妹に会って――」



 若宮の妹という単語が出た瞬間、若宮の顔が曇った。先ほどまでの見てて微笑ましくなるような面持ちは、悲哀や煩悶の入り混じった陰りのあるものになる。



「会って、何か言われた?」

「あ、ああ……」

「ごめん。きっと何か嫌なこと言われたよね」

「そんなことは……そうじゃなくて、若宮に――」



 タイミングの悪いことに学校の鐘の音によって弁明は遮られた。

 彼女はもう前を向いて、こちらを見ようともしない。

 

 またか。また、これかよ……。

 

 教室に担任の先生が入ってきたので、陽太は表情を落として自分の席に戻った。守が後ろから「何だ? 若宮さんと喧嘩でもしたのか?」とからかい半分、心配半分で耳打ちしてきたが無視した。



◇ ◆ ◇ ◆ ◇



 時計の針は夜の十時を越えた。

 いつもならこの時間は課題だったり、ゲームだったり、縛られることのない自由時間として過ごしている。

 しかし今日は珍しく敷地内の道場にいた。普段は朝の稽古以外には立ち寄ることさえしないのに。

 

 何かしようにも心の中がモヤモヤしていた。赤恵の伝言、若宮の沈痛な表情、若宮姉妹の陰湿な関係。一度は断ち切ったはずなのに、これらの要素が何度も何度も頭の中を掻き乱す。


 こちらから若宮姉妹の問題に触れられるほど、親しい間柄じゃない。それに触れようとしてもあちらから断絶される。かといって忘れたくても赤恵から預かった伝言が尾を引いて、やり切れない思いになる。


 解決の手段は浮かばない。火種はいつまでも同じ場所で燻り続けている。


 一時でいいから心を晴れさせたかった。それで辿り付いたのが道場で剣を握ることだった。

 陽太は一心不乱に素振りを繰り返す。床が振動するほど声を張り上げて回数を数える。



「珍しいな。陽太がこんな時間に道場で素振りをするなんて」



 素振りを止めて振り返ると、入り口に明花が立っているのが見えた。



「姉ちゃんこそ。今は勉強の時間だろ?」

「一段落したところだ。ふと窓に目をやったら道場に明かりがついている。消し忘れかと思ったが人の動く姿が見えてな。となると陽太しかありえない。というわけで休憩も兼ねてやってきたのだが……悩みでもあるのか?」



 明花は悠然とした歩みで道場の中に入ってくる。



「悩みがあるって、剣の動きに迷いがあるとかそんな理由で見抜いたりした?」

「それも一理ある」



 やっぱり姉ちゃんは創作の世界の住人みたいだ。



「悩みは悩みだけど、それ以上にモヤモヤするんだよ。こうして体動かさないと、何も出来なくなりそうでさ。やっぱり小さい頃からここで練習してるせいか、少しはスッキリしたよ」



 姉に見守られながら素振りを再開する。


 うむ、と明花は壁に立てかけられてあった竹刀を手に取り、陽太に先端を向ける。



「素振りもいいが、剣を交えた方が無心になれるんじゃないか?」



 ピタリと陽太の動きが止まる。頭上で振りかぶった竹刀をゆっくり横から降ろす。



「そうだな」



 呼吸を整える。



「それに朝は勝てなくても夜は勝てるなんてこともあるかもしれない」

「相変わらず良い目をしてる。よし、受けて立とう」



 二人は毎朝恒例の試合開始位置に立つ。互いを見つめあい、無言で集中を高めていく。



「陽太、合図を」

「おう。それじゃ……始めっ!」



 高らかに叫ぶと両者は畳を蹴り上げ、正面からぶつかり合う。竹刀と竹刀がつばぜり合う。一瞬の平衡の後、すぐに二人は距離を取る。



 大平家は世間一般でいう名家といわれるものであった。元々有力な武士の家系で、一時は大名になったこともあったらしく、昔は周辺一帯を纏め上げるほどの力を持っていた。だが、それも過去の話。今では土地だけが受け継がれ、だだっ広い敷地を持て余すだけとなった。


 それでも唯一世間に目を向けられるのは代々伝わる剣術だった。名家としての権力が消えても、剣術を学べる道場はこれからも続いていくはずだった。しかし、現代の子供達に剣なんて古臭いものは合わなかった。子供達は漫画やゲームなど、空想の中で満足するようになっていった。一世代前にはいた門下生も今は誰一人いない。今や大平剣術を学ぶのは大平家の子供達だけだった。


 陽太と明花が学んだ大平剣術とは、一般の剣術とは少々異なる。普通なら剣といったら斬ると連想するだろう。だが大平剣術は斬るのではなく『返す』のだ。

 簡単な例を挙げるのならば、バットとボールの関係だ。大平剣術がバットで、ボールが襲い掛かる何かしらの脅威。自らに振りかかる脅威を打ち返す。それが大平剣術である。


 その特性が故、剣戟には向いていない。飛来物への対処が一番の使い時だ。また、飛んできたものをただ返すというより、相手の動きを先読みし、攻撃を予測。打ち返し、相手の虚を突いたところで攻勢へと転じる、というのが大平剣術の概要である。


 小さい頃からこの剣術を見て学んできた二人。今も朝の鍛錬は欠かさずにやっている。二桁に及ぶ修行年数は、その間ずっと明花が陽太を圧倒していた。だが陽太も諦めずに明花への対処法を考え、幾度も乗り越えた。しかし明花はその先の先を考え、対処法に対しての対処法を毎回見せ付ける。そしてまた陽太が立ち上がる。これをずっと繰り返してきた。



「はあっ!」



 明花が小さな掛け声と共に真上から剣を振り下ろす。陽太は竹刀を横にして上に押しやるようにして防ぐ。

 次に瞬間、スッと明花が姿を消した。それと同時に死角から次の攻撃を放ってくる。

 これは知っている。何故なら今日の朝、やられたばかりの技だからだ。

 簡単なトリックだ。彼女は体の軸を陽太の焦点に値する位置にずらしたのだ。よって消えたように錯覚する。そこから見えない斬撃を飛ばすのだ。

 やってくる一撃は真横からの攻撃だ。先ほどの防御姿勢から横向きへの防御に切り返すには、下手な回避は出来ない。今こそ大平剣術の出番。真右からやってくるはずの攻撃に対して、全く同じ高さ、位置、強さで真左から打ち返す!

 当たる、と思った。しかし、竹刀は空振りしており、代わりに腰に衝撃が走った。強烈な一閃にバランスが崩れ、陽太は横に吹っ飛んだ。無様に倒れかけるが、そこは十年近い相棒となった受身のお陰で最小の被害で収まった。



「はあ、時間帯なんて関係ないか……」



 そりゃそうだよなあ、と陽太は苦い笑みを天井に見せる。



「で、今どうして俺の攻撃は空振ったんだ?」

「見誤ったというべきだろう。お前には真右に見えたかもしれんが、実際は軌道を変えている。直前まで曲がらないフォークボールのようなものだ」

「なるほどね」



 原理はわかった。今回は対処法を考えるのに苦戦しそうだ。



「で、どうだ? 心のモヤモヤは晴れたか?」

「試合中はね。でも指摘されたらまた霧がかってきた」


 集中してる間はどんなに無心になれても、そうじゃない時は上手くいかない。



「……なあ、陽太。どうしてお前は私に勝てないと思う?」

「へ? 急に何だよ?」

「少し気になったんだ。お前なりに理由や原因は感じ取ってるんだろう?」

「まだまだ努力や練習が足りてない」



 答えは刹那に浮かび、一つの迷いもなく答えた。



「姉ちゃんは才能あるけど、俺は非凡だからさ。その才能の穴を努力で埋めなきゃなんない。それがまだ不十分なんだ」



 明花は少しだけ唖然としたが、小さく笑いを零し、次第に高笑いへと変化していった。



「流石私の弟だな。素晴らしい回答だ」

「何がそんなに可笑しいんだよ」

「褒めてるんだ。ムッとするな、陽太よ」



 明花は笑顔のまま腕を組む。



「普通の人ならばそこで努力が足りないとは答えない。特に陽太は体格的なハンデがある。背が小さいからとか、体が細いからだとか、そのような言い訳をして自分の負けを認めないものだ。しかしお前は自分の敗北を身に刻み、真っ向から経験値が足りないと言った。それは非凡な人間が口にできるものではない」

「と言われてもなあ……真っ先に思い浮かんだのがそれぐらいだし」

「真っ先に思い浮かんで、それを躊躇なく声に出したのが凄いんだ」



 明花はじっと陽太を見つめる。



「子供の頃はともかく、大人になればなるほど、人は何かをする際に迷いが生じる。大体の人は躊躇ってから物事を実行する。それは後先や言い訳を考えるためだ。しかし陽太はそんなのお構いなしだった。人はそれを一直線の馬鹿と呼ぶかもしれない。だけど何にでも直ぐに行動できるというのは、私から言わせてみれば強みだ。その行動力は陽太のもつ特色であり、長所だ。少し思い返してみるといい。陽太は何か行動する際、頭の中でごちゃごちゃ考えていたか?」



 陽太はここ最近の出来事を振り返る。


 お婆ちゃんの手押し車が倒れたとき、あ、まずい、と思った瞬間に体は動いていた。

 若宮の抱えた猫が歩道を飛び出したとき、とにかく助けなきゃ、と体は動いていた。

 落ち込んだ若宮を励ますために、俺の方から体を動かした。

 赤恵を少年達から助ける時、絡まれている少女が赤恵と知る前から助ける気満々で体を動かしていた。


 これらの事案の中で尻込んだことは一度もない。自分の本能が身体を動かしていた。



「馬鹿なくらい、何も考えてないな」

「つまり、そういうことだ。陽太に考え事は似合わない。悩み事に対して自分に素直になれ。それがお前のモヤモヤを完全に消す方法だ」



 自分に素直になれ。陽太は考える。俺は一体どうしたいんだろう。若宮姉妹を見てどうしたいと考えたんだろう。


 多分、最初から変わらない。俺は今でも若宮のことをもっと深く知りたいと考えている。それが簡単には踏み込めない事情だとしても。あの寡黙で多感な魔法使いのことをもっともっと、理解したい!


 ――ならば答えは簡単だ。



「さて陽太よ。ここで一つ問おう。もう時間は遅い。私は勉強時間であるから、勉強をしたい。だが、陽太が望むのならもう一度手合わせしてもよいと考えている。お前はどうしたい?」

「そんなの決まってるだろ」



 立ち上がり、ニッと笑う。



「俺は姉ちゃんに勝ちたい。だから――もう一度だ!」

「ふ、望むところだ」



 陽太は自分の信じるままに自分の道を行く。それが誰かの道を切り開くことになると心から信じて。


 二人の剣が再び交差した。




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