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サンドバッグと犬のストラップ~堀田家次女とワンコ2~

 嫌いッ、バカッ、と美脚が唸る。

 正直入りたくない。そっとドアを開けると地を這う誰何の声。震える手でマイバッグごと献上。

「……見 た わ ね……?」

 姉の白魚の様な指がレシートを摘んだ時、あ、詰んだ、と思った。しかしそこで姉の携帯に着信が。

「……っ、~~ッ!」

 やり取りは聞き取れないが、携帯あてた耳、首筋が、みるみる内に真っ赤に。グロスの光る唇が、大嫌い、と突き放し、白い指がキュッと犬のストラップに絡み付いた。

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