モーゼvs戦車
どうも!チート持ちです!
前回はタイムパラドックスを起こして日本をファンタジー国家にしました。
今回は並行世界に移動して歴史上の叙事詩などを実際に起こしてみようと思います。
では、GO!
さあ、ここはとある地域の川です。いや海か。
おっと、向こうから団体さんが来ますな。
兵団に追われた民族の集団のようです。先頭の男性が行き先が海に隔てられて愕然としていますね。
集団も逃げ道が途切れて絶望のようです。
フッ。ここはこのチート持ちの出番だな。
男性にテレパシー。
う〜ん、杖を掲げよ。
男性がビクッとしながらも持っていた杖を掲げてます。
よしよし。
それっぽく、雲を晴らして日の光を男性中心に広げていきます。次に海水に干渉して海を割ります。
海底が見え始めて、海の中に道が出来ます。
はい、旧約聖書のモーゼの十戒ですね。
集団が海の道を渡って行きます。いいねd(^_^o)
追手の兵団が来ました。馬で引っ張る戦車に乗ってますね。海が割れてるのを見て目を見開いてますが、集団を追う速度は落ちてません。構わず突き進むようです。
モーゼたちは兵団を見て走り、対岸へ殆どが渡り切ったようです。
では干渉解除。
で、これで終わりかと思ったら大間違い。
自分は別に善人ではないので面白おかしくかき回します。
兵団の先頭にいる鎧の色が違う人(多分、エジプトの王様)の戦車に特殊能力を付けます。
さあ行け。
崩れて行く海の壁に巻き込まれてく兵団。
後ろの兵団が海中に消えて行くのを見ながら王様が対岸に渡るため鞭を鳴らします。
馬も死にたくないので全速力で走ります。
それでも海の迫る速度が圧倒的です。王様の戦車ももうすぐ海に沈むでしょう。
なので、戦車を飛ばすことにしました。
足音を鳴らしながら急に空中を走り始める馬。
馬に轢かれながら空中を疾走する戦車。
高くなっていく目線に顔が引き攣る王様。
本日、2回目の超常現象に呆然とするモーゼ。
はい、なんじゃそりゃですね。わかります。
空中に平坦な道があるかのようにどんな角度になっても速度を落とさず走る戦車に王様は理解ができない顔です。
モーゼも神の奇跡が追手側にも起きたことで理解ができない顔です。
いいねd(^_^o)
王様は理解ができないことを棚に上げてまずは当初の目的を果たそうとしたようです。
空飛ぶ戦車をモーゼたちへ向けます。
それを見たモーゼが集団に逃げるように言い、自分は大きな岩に登り、杖を構えます。
応戦ですか。いいねd(^_^o)
王様も剣を抜いて切る気満々です。
杖対剣なので普通に考えたら王様の圧勝です。ですが、今は自分がいるのでそうはなりません。
杖と剣がぶつかった瞬間金属音が鳴り響き、火花が飛び散ります。
驚愕する双方、陰で爆笑する自分。いいねd(^_^o)
杖にタングステン並みの硬度を付与してみました(笑)
何度かぶつかり合う双方。
なんか飽きてくる自分。
いやね?鍔迫り合いとか伝説の人斬りみたいな殺陣をしてくれるなら面白いんだけど基本的にヒットアンドアウェイだし。なんか、ワンパターンだなって思えてくる。
ほら、モーゼも迎え撃つ体勢が完全に野球のバッターだもん。
王様、ボール扱いかよ。
なんか弄りたいけど、あんまり特殊能力上げすぎたら後世が面白くないからなぁ。この並行世界はもっと介入するつもりだし。
帰ろっかな?
そうしよ。
後のウィキにて。
野球の起源は旧約聖書のファラオとモーゼの戦いだとされる。