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魔眼賢者の異世界無双〜最強魔眼の力で全てを覆す  作者: 座闇 びゃく
第四章 Sランク冒険者編 

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Sランク冒険者5話 クロロの意地悪

「んんんっ……」


一日の始めを知らせる光を受け、眠いながらも上半身を立てる。

 目のぼやけも消えてベッドから降りようとした時、右手に異変が起きた。


「んん? なんだこの感触は……それにちょうど手に収まるぐらいの大きさ――」


「んっ」


「……え」


上に掛けてある布の下から、やけに艶っぽい声が聞こえてきた

 俺の聞き間違いかな……?

そう思い、再び手を動かしてみると、やはりそれに反応するように聴こえてくる。


「……」


この感触はまさか……。

 いやそんなはずはない。夜寝る時には、一人でこのベッドに入ったと記憶している


「これは夢だ、夢であってくれ……」


恐る恐る被せていた布を引っくり返す。

 見ると、そこには十八歳くらいのエルフ少女が視界に映った。


「……嘘、だろ?」


少女はシルフィーであった。

 しかし、そんなことは些細な問題である


ゆっくりと下に視線を動かすと、曲線の美しいふくよかな果実を鷲掴みにしている手があった。


「間違い無い、これは胸だ……」


こんな状況をクロロやアクアに見られたならば一巻の終わりだ。

 まずは手を離さなければ……。


シルフィーを起こさないよう腕を引こうとしたその時、第二の危機が訪れる。

 なんと、彼女自身の手が胸にある俺の手を押さえ付けてきたのだ


「まずいっ」


前世の地球でカミトは童貞のまま生涯を終えた。

 二十歳と若さも重なり、ここまでやられると理性を抑えることが困難となってしまう。


「まだそんな関係になるのは……って、やば」


俺があたふたとしてしまったせいか、シルフィーはもぞもぞと動き出した


「……あれ、カミト起きたんですね。おはようございます〜」


「えっ!? あ、あああっ」


遂に目を覚ましてしまった。

 急なことに、バグったAIのような返事をしてしまう。


「そんなに驚いてどうかしたんですか……えっ」


「あっ、いや……その」


目の前にいる少女の目線が俺の腕、そしてその先にある手まで追いついた。

 これは言い訳出来ないと思い、すぐさま頭を下げる


「ご、ごめんっ。こ、これは事故なんだ! シルフィーがこのベッドに居たのも知らなくて……」


「かっ、カミトが望むのならば私は、、いいですよ……?」


「えっ」


頬を林檎のように紅潮させながらも、上目遣いで聞いてくるシルフィー。

 まさかの反応に動揺するカミト

 

「あっいや、これは事故なんだ……そういう訳じゃ無い……、ごめんな」


まだ彼女とそういう関係になるのは早すぎる。

 俺が言葉を発すると、目の前の少女は顔を手で覆い部屋を出て行った。

 



■□■□




「主人も若いのぅ。シルフィー殿は恐らくその後の展開を希望しておったぞぃ?」


「黙れこの覗き魔変態爺さんッ!」


「そんなに恥ずることでもないのじゃがな?」


あの後、朝食でもお互い会話することなくことは過ぎた。はずだったのだが……。

 この覗き常習犯であるクロロがこっそりと、どこからか一部始終を見ていたらしい。


「……もしかして、この事件を仕組んだのもクロロだったりはしないだろうな?」


「くっくっく。どうじゃろうかのぅ?」


「つくづく食えないパートナーだよ……」


街を歩きながら二人は会話を行なっていた。

 そして、丁度良いタイミングである店の前に着く。


「今日の目的地はここだよ、クロロ」


「ぬ? 主人よ、朝のお詫びに花を贈るというのは良いアイディアじゃな」


来た場所は花屋。

 店内に入ると、鮮やかな色とりどりの花達が出迎える。


「まぁその目的もあるんだが本来の目的は違う」


「ふむ?」


しばらく歩き回っていると本命の花を見つけた。  

 菊のような感じで、色は白。

俺は一輪取り、鼻に近づける。


その時、店員が慌てた様子で声を掛けてきた


「お客様!? それは『幻惑の花』と呼ばれていて匂いを嗅ぐと、周囲が――」


瞬間。花で溢れていたはずの店内は、白く自分の手すら見えないぐらいの濃い霧に覆われていた。

 更になぜか店員やクロロの姿も見当たらない。


「これは良いな。よし、決めたぞ」


魔眼を発動し、ステータスを映す



〜〜〜〜


名前 カミト      男  人間  20歳 


状態異常:呪い 幻惑


レベル: 230

称号:魔眼賢者 異世界人 呪われた男

HP: 11750 / 11750

MP: 23000 / 23000

筋力: 420

耐久: 420

素早さ: 1125

魔力: 1840

幸運: 760


◼️スキル

大賢者(全属性使用可能)により↓

魔法創造

多重魔法使用可能

MP消費50%軽減


魔眼(左目)により↓

スキル剥奪

スキル複製(10個まで)

未来予知

ステータス鑑定(相手が自分への敵意やこれから危害を加える場合には状態異常の所に敵意と書かれる)



異世界人により↓

限界突破

ステータス成長増加



スキル剥奪により↓

奴隷隷属化

↓new!

花操作(1本の花のみ)



魔法複製により↓

魔法範囲拡大

魔法無詠唱

能力一時的限界突破(10分)クールタイム3時間

魔神化(全ステータス一時的向上+特殊スキル付与)

分身(姿は一体が今のところ限界)

血液武器生成(作った武器は、自分で動かすことも出来る)



装備品により↓

呪い (レベル3)




◼️使用可能魔法

大賢者により全属性可能

水属性

火属性

土属性

雷属性

風属性

闇属性

光属性

無属性

???属性

???属性


〜〜〜〜〜



ルネラを倒しスキル略奪で手に入れたスキル

【花操作】


このスキルは決めた一つの花を体内に摂取することで、その一種を記憶する。

 そして、スキルを発動させると記憶した花を自由に埋めつけ動かすことが出来るという訳だ。


「エルフ達が住む建物の守りを強化するために、花を使うのが一番見栄えがいいと思ってな」


そもそもカミトの魔法障壁と里の不可視の魔法を重ねれば、危険は排除される。

 だが、念には念を。

住処周辺にこの『幻惑の花』を大量に咲かせ、近寄ってきても永遠と辿り着けないようにする。


「まぁこの花だけじゃ色鮮やかじゃないし、別のも探してみるか。異世界なら人食い花とかあったりしてな」


計画について考えていると、急に視界が眩しくなり目を隠す。

 改めて周囲を見渡すと先程いた店内に戻ってきていた


「主人っ!」


「ん? どうしたクロロ」


隣にいた狼が顔を覗き込んでくる。

 店員もそわそわして落ち着いていない


「どうしたではないのじゃ! 主人がその花を嗅いでから心ここに有らずみたいな感じで……」


「すまないクロロ。俺は少し心配をかけたみたいだな」


「まったくじゃ!」


その後、目ぼしいのとシルフィーへの花をいくつか購入した。





部屋にて〜


「シルフィー、今朝はその……ごめんな」


「いや、私こそごめんなさい。あの時は気が動転してて……」


タイミングを見計らい、赤いローズを取り出す。

 

「これ、今日のお詫びだ……大人の関係になるのは俺も嬉しいけど全てが落ちついたらに、な?」


「は、はっい!」


シルフィーに手渡した。 

 香りをが良いのか、凄い鼻息が荒い。

あれ、ななんかおかしくないか? 

 俺を見る目がまるでいつもの彼女じゃない。


「あぁ、そういえばその花は理性のストッパーを外させる効果かあったのじゃよ」


「なっ!?」


「カミトは私のものです!」


血走った目で襲いかかってきたシルフィー。

 理性のストッパーを外させるというのは、要するに欲の赴くままに行動をさせてしまうということ。

 

「いい加減主人も素直になれば良いのにのぅ……」

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