第一章 異世界転移6
おお、改めて城壁の検問を通ると本当に凄い景色だ。アニメとかで見るファンタジー感ある街並みだな。実際こうして見るとは夢にも思って無かったけどね
「カミト、俺はこれから冒険者ギルドに行くが一緒に行くか?
それとも服を買い直すか?」
「じゃあ冒険者ギルドについていきます」
というか、俺金ないんだよね〜、
どうにかしないとな
「街中では色々な種族がいるんですね」
「ん?ああ
エルフとかドワーフとかまあ色々いるな」
と、俺はケルガさんの話を聞いてたら檻の中で首に鎖をつけられてる者達が馬車で運ばれてく所を見た
「あれは奴隷ってやつですか?」
「そうだぞ。
奴隷はお金で買えて、奴隷スキルで主人の命令に絶対逆らえなくさせられる。
まあほとんどは戦争に負けた国や人間に囚われた亜人だ。」
「亜人って人間以外の種族の?」
「亜人は人間以外の種族の総称だ
まあモンスターは入らないけどな」
なるほど、ここもファンタジー世界と同じか
「っと、ここがギルドだぜ
はー、長旅お互いご苦労さん
中に入ろうぜ」
「はい!」
冒険者ギルドは凄いちゃんとしている外装だった。
中に入ると人が何やら掲示板?多分依頼書を見てる人達や夕方から飲んでるおっさん達までたくさん居た。結構賑やかで俺的には内心ほっとした、
これがギスギスとしている感じならあまり入りたくないしな
「おうよ!
アリシャちゃん、帰ってきたぜ」
と、ケルガは言うとアリシャとかいうギルドの受付け係?の女の子に手を振った。
この女の子、俺より小さいけど普通に可愛い
「あ、ケルガさん!
お帰りなさい!久しぶりですね」
というと、アリシャさんは俺に視線を向けた
「そちらの方は、、
って、どうされましたか?!
お怪我は?!」
大分心配してくれたようだな
「アリシャちゃん、紹介するぜ
こっちは帰る途中偶然通りかかった道で拾ったんだ。名前はカミトって言うんだ」
「はい、カミトです
少し怪我をしましたが、もう治ったので大丈夫ですよ」
と、笑顔で一応答えた。
人間第一印象だからな
「そうですか!
良かったです。今日はどのような用件で?」
「実は身分証明書ならものを歩いてる途中で無くしてしまい、ギルドカードを発行してもらおうかと思いまして。
ついでにギルド登録もお願い出来ますか?」
「分かりました。少々お待ち下さい。」
と、営業スマイルで答えてくれた
「俺は鍛冶屋に戻るぜ
カミト、困ったことがあったら来てくれよ
鍛冶屋はここのギルドの2つ隣の店だ」
「そうですか、本当に何から何までありがとうございました!
これから冒険者として頑張って行きます!」
「へへ
頑張れよ!」
俺はケルガさんがギルドの中から顔が見えなくなるまで頭を下げた。
あと1話2話でバトルシーン入っていく予定です!
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