表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/13

夢でも会いたくない

空を飛んでいる気分だった。


ふわふわしてこれは現実じゃない、夢なんだなって思った。今回はいい夢だといいな。


夢(?)の中で昔の担任に会った。モリパンツっていわれて一部の生徒には慕われてたけどわたしにとっては嫌なヤツだ。あまりいいたくないことをされた覚えがある。今回はそんなにいい夢じゃなさそうだ。考えてみればこいつともう同じぐらいの年なんだな、って思うととても悲しくなる。ため息をついていたらモリパンツに何かを渡されたけどぼやけていてよく見えない。どうせロクなもんじゃないでしょって確認もしないで嫌々受け取ったらあいつは消えて行った。


浮遊感が消えていく。そろそろ目を覚ましそうだ。こんな夢からは早く目覚めたいね。



うっすらと目を開けると、青空が見えた。



頭がぼんやりする。覚えてるのは家から出てコンビニに向かうところまでだ。貧血で倒れたときみたいに目の前が真っ白になった覚えがある。昔実家で倒れたときは救急車よんだり大騒ぎだったな、なんてことを思い出して、おもわず苦笑した。今じゃそんな相手もいないのにね。じゃあ尚更ここはどこなんだろう?


そのままチラッと左右見てみるが少なくともうちの近くじゃないみたい。舗装されてない地面にそのまま寝てたけど近くの大きな公園?そんなとこになんで寝ていたんだろう。


体を起こして立ち上がろうとするけどうまくバランスがとれない。自分の体じゃないみたいだ。夢の中だと寝てるからうまく体動かせない時とかあるし、もしかしてまだ夢の中なんだろうか。


ゴロっとうつ伏せになってしばらくそのままの態勢でいる。目の前には…土と小石だな。こんなとこでゴロゴロしたら汚れる一方だけど、夢の中だし別にいいか、と投げ槍になりそのまま横を向く。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ