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運命  作者: 尚文産商堂
22/27

第22話 ボール

俺たちは、その人に指示された場所に立った。

その人が言うには、割れた場所の上に浮かんでいる箱、その中にいる女性を助けるためには、全員の協力が不可欠だそうだ。

「といってもね、あれを受け取れって、それで、向こうの人に渡せって言われても…」

今俺たちがいるのは、戦闘を続けている人と教師を除いた全員で、五芒星を書き、それによって、再び封印するということらしい。

第1階層から第2階層へ、第2階層から第3、第4と続いて、第5階層へ移るということだそうだ。

最後に第1階層へ戻し、五芒星は完成する。

「野球ボールよりは大きいから大丈夫とは言っていたけど、落とした瞬間に教師にばれると。そしたら、二度と世界は元に戻らないとか…」

「責任重大だね」

妹は、朗らかに言っていた。

「それで、確かあなたが受け取るのよね」

「そう、俺が受け取って、3人で力を込める。それから、第1階層の人たちに渡すんだ。それで、俺たちの任務はおしまい」

俺はそう言って、ボールが来るのを待った。

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