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キリストの生まれ代わり3

自称イエスキリストの生まれ代わりという男性が現れた。

電車に乗った私とその女性は統一教会の誹謗中傷悪口等をそぞろ話し合いながら、隣の駅に着き、私は彼女の後を恐る恐るついて行く形で、駅からさほど遠くない喫茶店のドアを押し開き中に入った。




「いらっしゃいませ」




一緒に来た若い女性が挨拶をしたカウンターの中の女の子にそれまでの経緯をかい摘まんで話しすると、その女の子がカウンターの奥に消え、やがて一緒に長髪の髭を生やした如何にもキリスト然とした男性と共に再度カウンターに立ち、彼が私に向かいおもむろに言った。





「初めまして。私はイエスキリストの生まれ代わりだが、統一教会はキリスト教を冒涜している卑劣悪辣なる教団であり、許せないと私は日頃思っているわけだが、貴方も思いは同じわけですね?」





私はイエスキリストの生まれ代わりという言葉に固唾を飲み圧倒され、驚愕するままに頭を垂れるように頷き答えた。





「どうも初めまして。はい、そうですね…」

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