第04話 龍の住む山、固定資産税ゼロ
爪にタテ筋が入っている。
爪甲縦条というらしく、健康とかに関係ないらしい。
これが嫌で爪のケアとかするのかな?ヤングたちは。
ささくれが怖い。取ろうとして、スーッと指先から手の甲に伸びていって左腕の薄皮が
つるんとむけてチーズみたいなのが出てくるんじゃないかと心配になる。
食えるなかな?
空の馬車が山道を登っていく。
龍族で商人のコンスターチはご機嫌である。
「収納魔法の限界とかわからんのか。本気で商売するなら大儲けだな」
「しないんですか?」
「必要なものがあった時、そこら辺の岩もって街に行くだけ。
おれも物資担当っていうだけで専業じゃないしなぁ」
「もったいないです」
途中、コンスターチが買い忘れたものがあり、一旦街に転移し、馬車に戻ってきた。
「すげぇなお前、奇跡だな」
「昨日からずーっと説明してますから」
「あの遠くの丘に村が見えるだろ。今夜はあそこで休憩だ」
上機嫌のコンスターチだが、どうみても普通の村に見えない。
そびえ立った雪積もる山脈なのに、雪がなくあまりにものどかな村である。
◇
「明日はこの先を目指すからな。あ、ただいま~」
「ただいま~って」
ここは名もなき村ということにしよう。
穏やかな村人たちに会い、宿屋にチェックインした。
手ぶらはまずいだろうと、小枝を詰めたリュックを預けた。
「おじさんのお手伝いかい?えらいねぇ」
13歳で子ども扱いか。これだから長命種族は!
見晴らしのいい東屋でお茶を飲む。
生き物を入れてないから解らないが、お茶の葉はそのまま維持されている。
そしてお茶はそのままの温度で維持される。
コンスターチが褒めてくれた。あいつはいいやつだ。
爺「こんな辺鄙な村にようこそようこ」
なにか脳裏に引っかかるものがあったが、そのまま受け入れた。
「この村は特殊でな、通常の人間なら迷って入れない作りでな、ワシも出るに出れない状況になってしまった」
「もしかして、日本という国をご存じで」
「まぁまぁ、そこは察してくれ。ワシはソルビトール。川で釣りして暮らしてる」
ソルビトールにお茶を差し出した。
「いい茶器だな」
「街で仕入れまして、、、」
雰囲気でソルビトールはただものじゃないのは解ってきた。
鑑定魔法もエラー表示される。
それに「ようこそようこ」はテレ東のアニメだ。しかもマイナーすぎ。
ここは賭けだが、この同郷と思われる異世界人にぶっちゃけてみよう。
「ごめんなさい、作りました。コンスが名物になりそうなもの作ってみろっていうから、
土こねて、窯作って、丸一日焼いたものです。唐草模様彫ってみました」
これまでの事と、どうしたらこの村に住めるのかを相談した。
「いいよ住んで。ワシ会長だし」
「え?そっち側!」
この文をGeminiに通したら、「これでいいですよ、完璧ですね」みたいな答えが返ってきたので
元原稿をちょっと加工して投稿してみた。
この原稿だけ修正がないのは気まぐれか?なにかめんどくさかったのかな?
とにかくGeminiは褒めてくれる。有料会員だからだろうか。
この歳で褒められてうれしい。




