ダンジョン配信
「どうもこんにちわー!!ハルちゃんだよー!!」
「蒼夜です」
「今日は125階層以降を攻略したいと思います!!」
〝待ってました〟
〝ついにか!!〟
〝イレギュラー多かったから、今回は何もないといいね!〟
〝フラグか?〟
〝フラグだな〟
〝やめろよ〟
〝ごめん〟
〝手遅れ、フラグが立ってしまった……〟
「大丈夫! 蒼夜さんだっているし!!」
「あんま期待しないでよ? 俺そんなに強くないんだから」
「え?」
〝何言ってんだ?〟
〝ついにおかしくなったか?〟
〝あれで強くないと?〟
「だって、強いのは俺の従魔であって俺じゃないもん」
〝??????〟
〝大丈夫、蒼夜さんも強いよ〟
〝現実を理解して?〟
〝ていうか、蒼夜さんのスキルってなんなの?〟
「俺のスキルはテイムだよ。綿あめをテイムした時に、強化されて、従魔の魔法を使えるようになったけどね」
〝てことは、遠距離もいける?〟
〝マジで?〟
「あ、できますよ。ただこの子達の半分の威力になりますけど」
〝あれ?半分にしたとしても、そこらの魔術師より威力高くなりそうだけど〟
〝化け物じゃん〟
「まぁ、だから、そこまで強くないです」
〝何を言ってるんだ?〟
〝今の蒼夜さんに勝てる人、日本……いや、世界どこを探しても居ないから〟
「そんなこと……」
「ありますよ!!!」
〝蒼夜さんに話させてあげなよwww〟
〝草www〟
〝ダメかぁ……やっぱりはるちゃんはツッコミ役に行っちゃったんだね……〟
「うん……よし、進もう!」
俺は全ての言葉を無視し、先に進むことにした
「え!? 無視しないでくださいよ!?」
〝無視されるハルちゃんwww〟
〝これは蒼夜さんが悪い〟
〝間違いない〟
「コメント欄うるさいよ。家特定して破壊しに行くよ?」
〝ひえっ〟
〝マジでやられたら洒落にならんからやめて?〟
「流石に冗談だよ」
「あ、魔物居ますよ」
〝そうだったwwここダンジョンだったwww〟
〝和やかすぎて忘れてたわ〟
〝こういう配信も良いね〟
「あれはレッドオーガかな」
オーガは青色が通常色だが、稀に赤色のやつも誕生する。それがレッドオーガと呼ばれていて、オーガよりも数倍強い。これもイレギュラーとして有名である
〝初手からイレギュラーモンスターですか???〟
〝ハルちゃん……なんか持ってるな?〟
〝呪い? それとも……悪魔とでも契約してる?〟
「なんもしてないよ!?」
「集中ね」
「はい!」
「綿あめ、牽制しておいて」
「ワン!!ワオォォン!!」
綿あめが放った氷のビームにより、レッドオーガは粉砕される
「うん、ナイス。次行くよ」
「あれ……? レッドオーガってイレギュラーモンスターだよね……? あれー?」
〝悲報:ハルちゃん壊れる〟
〝大丈夫。この配信見てる人の大半は壊れてる〟
〝こう見ると、イレギュラーモンスター弱そうに見えるよねー……〟
〝あ、だから最近、重症を負って病院来る人多いのか〟
〝ほんとに、無茶はやめてください。仕事増やさないでください〟
〝いろんなところに犠牲者が……〟
「うーん……まずいな……」
「え? どうかしたんですか?」
「ハルさんってどんぐらいの魔物までなら1人で戦えます?」
「え? うーん……レッドオーガぐらいならギリギリ勝てます」
「よし、わかりました」
「あの何か……?」
「自分の身を守ることを優先してくださいね。戦闘は我々に任せてください」
「ワン!/ニャ!/キュ!/ピィ!」
「本当に何が来るんですかぁ!?」
その時、地響きのようなものが近づいてくる
「オーガジェネラル、オーガキングです。ついでに、レッドオーガジェネラルとレッドオーガキングも居ますね。合計で……1000体ぐらい?」
「あ……(察し) みんな今までありがとうございました。今までの人生、とても楽しかったです。」
〝ハルちゃん諦めるのはまだ早いよ。蒼夜さんがいるじゃん!〟
〝ダンジョンボス3体と伝説の魔物1体だよ? 大丈夫だって〟
「とりあえず掃除しておきますね」
〝今掃除って言った?〟
〝狩りとも言わない……これが強者の余裕か……〟
〝殲滅の間違いでは?〟
〝掃除も狩りも殲滅。どれも間違ってないでしょ〟
〝それもそうか〟
「みんな全力!!」
4匹の攻撃が空間もカラフルに彩る。その攻撃に触れるだけ、もしくはかするだけで、塵となって消える。
「うん、良い感じ」
俺は氷の剣を作り、切りかかる。たが、レッドオーガキングは、硬く、剣が砕かれてしまう。
「やっぱりか。なら、こうは?」
持ち手の部分は木で、刃の部分は鉄でできている剣を作成する。
(大福とココアの力の複合。結構良い感じにできるね。ここに……)
剣が赤い炎に包まれ、盛んに燃え盛る。
「いくぞ」
俺の剣に触れるだけで消し炭となる。俺の対応が遅れた魔物は……
「ワオォォン!」
「ニャァァン!」
「キュゥゥゥ!」
「ピィィィィ!」
みんなによって対処される。
「みんな!いいぞ!!その調子で頼む!!」
「あれ? 私ってなんでここにいるんだっけ」
〝きれー〟
〝うん〟
〝やばー〟
〝蹂躙だぁ〟
〝悲報:ハルちゃん&コメント欄のIQが下がる〟
〝なんか……うん……コメントしづらい〟
〝分かる! 言葉にできないよな〟
〝なんだろう。言葉にしたいのに何も出てこない〟
〝あ……(察し)これがIQが下がるということ……?〟
〝マジで? これが?〟
〝嘘だ……嘘だと言ってくれ!〟
〝俺はIQは下がってない!〟
〝カオスすぎだろ〟
〝やばい。荒れてるわぁ〟
〝草www〟




