テンラン先生のアドゥラ語授業!
ここに書く事を思いついた時に限ってメモを持ってません。主に風呂で思いつくので。
「さ〜て何からはじめようか!」
「それならバーディカノンヂキアヂカノンからで…」
「じゃあ最初は数字から!」
「よろしくお願いします!」
「...はぁ」
「数字はシンプル!1から順に、ク、ケ、コ、ファ、モ、オ、ンナ、セ、キ、そして0がカよ!」
「はぁ」
「ほうほう」
「ここで問題!10はなんて言うでしょう!」
「う〜ん…難しいです」
「えーー。1と0だからクカとか?」
「正解!!」
「マジか」
「11がクク、12がクケって感じに進んでくわ!!」
「シンプルですね」
「じゃあ問題!25は!?」
「え〜ケモ」
「正解!じゃあ46は!?」
「…ファオ?」
「正解!じゃあ52は!?」
「..モケ!」
「正解!じゃあ〜〜183は!?」
「ク、え〜セコ。クセコ」
「正解!!じゃあじゃあ、1234567890は!!?」
「….クケコファモオンナセキカ!!」
「正解!!じゃあ1兆は!?」
「クカカカカカカカカカカカカカカ!?」
「惜しい!!それは100兆だよ!!次はー」
「いやもうええわ!!」
「もっと数字で遊ぼうよ!!」
「...それなら他のアドゥラ語の数字とかは?」
「あ〜じゃあ次!!次は四大魔獣!!」
「四大魔獣?トーグヴェンには居ないよ?」
「四大魔獣は、その名の通り世界最強の四体の魔獣です」
「そう!四大魔獣はアドゥラ語でファザラン!!さっきのファと、魔獣のザランでファザラン!」
「シンプル〜」
「旧四大魔獣はアタラ・ファザランよ!!」
「それは紛らわしいな...」
「...そう?」
あ〜自動翻訳魔法か〜。
「ちなみに数字も7つのカルカル〜だったらンナアカラカラ〜だよ!」
「...やっぱ言語って訳分からんなー」
「....でもやっぱりアップラ語はアドゥラ語から派生しただけあって、仕組みは似てますね」
似てても分からないんだよ...自動翻訳魔法の弱点か。ていうかそもそも自動翻訳魔法ってどんな仕組みなんだ?
「他に数字他に数字...天海二王魔はタスゴグケフェバだよ!!タスは空とか天!海はゴグ!ちなみに魔魚はゴグレ!で2のケで、フェが王!フェンだと皇帝とか聖人!バは魔、魔力、魔法とか!だからタスゴグケフェバ!!」
覚えられる訳ねぇーーー。
「...」
ウラウは黙々とメモを取ってる。
「他には何か...うーん..」
「...もうバーディカノンヂキアヂカノン教えてくれない?」
「イーーヤ!!ウラウ?さんは何か教えてほしい事ある?」
「...魔法とか?」
「オッケー!じゃあ風魔法から!先ず風はコフィ!コフィドは風魔法!え〜ベワは火!ベワネヤで炎!」
「...属性魔法でも同じ順番では無いんですね」
「魔法なんて8000年前に魔法使いがバラバラに作って来たからね!作られただけの有名じゃ無い魔法は1830あるらしいからね!」
「...あーもーついてけない」
「土はノー、闇はアニ、氷はヘザ、無はフォー、水はサイ、魂はゼ、光、雷はイア、死霊は―」
「もうやめてくれ!!」
「続けください!!」
「オッケー!死霊はガゼン、緑炎は―」
グアァァァァァァ...
結局ルレームイーチとかいう訳分からん魔法まで続いてる。
「バダン!バダンはそのままで、バにダンでバダン!強力な魔法だよ!」
「...そういう名前の魔法は大体弱いだろうな〜」
「バダンは大国一つを簡単に滅ぼせる、消滅魔法です...」
あ全然強かった。
「まあ強過ぎて使えるのは属性表者どころの話じゃないけどね!私ならできると思うけど!ちなみにバダザンもあるよ!ダザンは超強力って意味!アドゥラも滅ぼせるよ!」
「誰が作ったんだよ...」
「あとラベリンソゴヴェル―」
早く終われーー。
「これで魔法はほとんど言ったかな?」
「...とても勉強になりました」
「いい加減教えてくれ。バーディカノンヂキアヂカノンがなんなのか」
「そうだね、バーディカノンヂキアヂカノン、先ずキアは最初にやった、九つのアドゥラ語。でヂはアップラ語ののみたいなもん。でカノンは剣。だからバーディカノンの九つの剣!!」
「...?」
うん、全然分からない。
「バーディカノンの九つの剣は私が説明する!!」
なんかディク来る気がしてたよ。
「バーディカノンは、1000年前の真月の英雄!!超凶暴化した魔獣達から10万人以上を救い、最終的にはなんと1000万人を救ったともいわれる!!まさにヒーローだよ!!」
「そ、そんな凄い人がいたんですか...」
1000万人か。この世界の人口はどんぐらいだろう。王都は横浜よりも人居そうだからな。あでもあの魔獣達から1000万人も救ったのはすごいか。
「でもレストには九剣覇者居ないし、バーディカノンが救った国々はトーストエレウシスだから、レクゼイアでは全然有名じゃないんだよね。エレウシスとは仲悪いから教科書にも載ってないし。レクゼイアは教育を見直し―」
「で〜〜結局そのバーディカノンさんの九つの剣はなんなんですか?」
「あ、で、真月が終わって魔力が元に戻ったの。でもバーディカノンの力は溢れ出る真月の魔力を上手く制御した力だから、もうみんなを守れないの。だけどその時持っていた剣は超超強力になったから、各地にその剣達を託して、長い平和をもたらしたの!!その剣がバーディカノンの九つの剣で、その剣を持ってる人達が九剣覇者だよ!!」
「はえーーー」
「......!!」
「ちなみに、バーディカノンはアドゥラ語で人類の剣、ていう意味だよ!本名は誰も知らないよ!あ、あと九剣覇者はキカノンハンガーだよ!正確にはキアカノンコルだけどね!バーディカノンヂキアヂカノンもキアカノンで良いんだよ!」
「へ〜〜。やっぱ本物の英雄は格が違うな〜」
「でその九剣は、託された順で先ず獣王の剣、還魂の剣、魔神の剣、魔王の剣と呼ばれてるわ。次に炎王の剣、剛力の剣、死霊の剣、海皇の剣、英雄の剣、バーディカノンが使ってた剣ね。で最後に勇者の剣だわ」
「えーとアドゥラ語だとザラフェヂカノン、タテキコルゼヂカノン、バドーフェヂカノン、ベワネヤフェヂカノン、ヅァンバンドンヂカノン、ガゼンヂカノン、一個飛ばしてカカタンヂカノン、カカタンはカンカンタンから来てるわ。で勇者の剣がゾットヂカノンだわ!!」
「お〜〜全部めっちゃ強そう」
「...!!!」
「こ!こ!で!問題!!ゴグフェンヂカノンはアップラ語でなんと言う!?」
「お〜え〜あ〜い〜う〜ゴグが海だっけ?でフェンが王?」
「違ーう!王はフェ!フェンは皇帝だよ!」
「あーそうだったな。え〜とだから、ゴグフェンヂカノンは―え?」
「海皇の剣!?!?!?」
「ピンポンパンポーーーン!!!正解!!!」
「.....!!!」
「え、て事は、僕、九剣覇者っって事!?」
書きたい事が二つあるので両方書きます。バーディカノンの九つの剣こと九剣は、超物凄い有名な存在だと思ってましたが今までのに矛盾しそうなので、レクゼイア含むレストアルタティカ大陸(東の縦長のデッカい大陸)ではバーディカノンは有名じゃない事にしました。
あと真月を赤にしたのは失敗だと思ってます。ですがそんなので挫けません!絶対!逆に良い設定を思いつきました。オレの小説の書き方は、どれだけ未来を考えるかでは無く、書いて来た過去をどう生かすかです。つまり後付け設定しまくる事です。なので真月が赤い理由は、真月の時に...これはまたいつか話しましょう。にしても面白くなって来ました!なんとこれでまだ3日目です!!