土竜
だんだんアレ書きたいコレ書きたいっていう勢いがなくなって来ました。なのでこれが作業のように感じてきました。おかげで面倒くさがりが発動しています。
「そういえばエルチはどうした?」
「あぁあの可燃ゴミは一応協力してくれたよ」
「......なら良かった」
...ハッキリ言ってエルチの方が正しいんだけどな〜...まあ態度は悪かったけども。そういえばディクなんかトーグヴェンぐらいヤバい場所出身って言ってたっけ?
「あ!そういえば土竜は倒した!?」
「倒したよ」
「本当!?スゴ!」
「......」
「...テンランどうかした?」
「.....!伏せて!!」
「はい?」
バゴォォォォォン!!!!
痛。なんか壁が吹っ飛んで来たんですけどー。
鉱山の壁ぶち破ってさっきの土竜の10倍ぐらいデカい土竜が出て来た。
「なにあのバカデカ土竜!?あんなデカい魔獣真月の時でも出ないよ!?」
「あーそういえばさっきの土竜ずっと叫んでたけどこいつ呼んでたのか」
「ちょ、あんた左腕大丈夫!?」
「あーもう今度は左腕かよ。痛みの感覚変になっちゃった」
「コフィドクレッション!!!」
ザザザザァァァァァァァン!!!
エグい竜巻をテンランが出した。あーもうカッケーとも思えないぐらい疲れた。
「ッ、やっぱり効かないか!」
「土属性に有効なのは火や氷です!」
「そんぐらい知ってるよ!私は風の属性トーツレットだよ?風属性以外使えると思う!?」
「基礎魔法なら使えるでしょ!」
「なんか氷が有効らしいのでヘザヲス・ダン!!」
「ウイチは使わなくて良いよ!せめてダン無しで!」
「ダン無し?」
「...まさか知らないで使ってたの!?」
「ダンはアドゥラ語で強化、だから魔法の後ろに付けたら強くなるの!」
「へー。ディク後ろ!」
「クウォバジレット!!」
「火属性初めて使うけど、ベワグルヴォン!!」
テンランがデッカい火球を放った。
「やっぱり火属性は難しいわね、どうやったら高火力にできるかしら」
「...火なら風と混ぜれば良いんじゃない?」
「!!その発想は無かったわ!!」
あれ?そういうの普通かと思ってた。
「属性魔法と属性魔法を混ぜるなんて成功した事例は無いよ!!」
「フ、私を誰だと思っている!前人未到でもトーツレットの私ならばできる!」
ドゥォォォン!!
テンランが吹き飛ばされた。相手が止まってくれてる訳無いからな。
「ディク、氷魔法って何がある?」
「ヘザヲス、ヘザスヲス、ヘザクラヲス、ヘザフェンヲス、ヘザフェクランスヲスだわ!」
「OK、じゃあヘザフェクランスヲス!!」
「ムチャしないで!」
「属性最高魔法は私みたいなトーツレットにしか使えないわ!」
大丈夫、こっちには運がついてるから。
「へ〜や〜!!」
スソン
すんげーヤル気無い音が響いた。運が面倒くさがるなや!
「スー、行くよ!!コフィドクレッション・ザラ・ベワグルヴォン!!!」
辺りに熱風が吹き荒れ、超巨大な火球が出来上がった!!
「私も後押しする!ベワグゾーヤ!!」
「あ、え〜ヘザスヲス!!?」
『ノォォォ・ドゥォォォォォォォグォル!!!』
風と氷を纏った火球と、土竜のビームが激しくぶつかり合ってる!!
グウァァァァザアァァァンン!!
衝撃波エグ!
『ギジェェェァァァァァァァァァ..ァ.....』
...た、倒した。
わーーー。感情どっか行くぐらいヤバ。あいつ、それこそ世界三大魔獣的な奴だっただろ。登場からすでにコンチョウの北門ぐらいの壁ぶっ壊して登場したし、とにかくヤバいとしか言いようが無い奴を倒したぜ。僕の左腕無事じゃ無いけどそんなのどうでも良いぐらいだ。
「......まあ私にかかればこのくらい朝飯前だ!!」
「...今はもう夕方ぐらいだろ」
「..........!!!」
ディク僕より驚いてる。異世界ではこれ想像以上にヤバい事なんだろうな。
属性魔法は13種類で、火、土、闇、氷、無、水、魂、風、光、雷、緑炎が現在決まってます。あと二つは何が良いのでしょうか。ちなみに緑炎と残り二つ以外は魔法も決まってます。