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追憶の剣士  作者: クロノ
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「、、ん゛ん」


目が覚めると俺は見知らぬ真っ白な部屋に居た。更に服を全て脱がされ、手と足を椅子に固定されていた。


「!?」


状況が理解出来ず必死に固定を外そうと藻掻くが外れる様子は見えない。

5分程そんな状態を続けるが少し冷静になると共にこれ以上体力を消費しても意味がないことを悟り藻掻くことを辞める。


そんな状態でどれ程の時間が経ったのだろうか10分なのか1時間なのか、それとももっと長い時間だろうか、何の変化もない部屋で悠久とも思える時間が過ぎ、不安が限界に達しようとした時扉が開く音が聞こえ、誰かが部屋に入ってきた。


「やぁやぁはじめまして!君派手にやったねぇ!」


「誰だ!俺に何の用だ!」


「うんうん、元気でよろしい!僕は一ノ瀬 駿。何の用かは、まぁ君が危険かどうかを確かめる為と場合によっては殺すためかな?」


「は?何言ってんだ?俺が何で殺されなきゃいけねぇだよ!」


突然見知らぬ男に自分が殺されると言われ意味が分からず声を荒らげると、男がポケットからスマホを取り出し画面を俺に見せてきた。


「はい、これ見て。ここ君の家があった場所でしょ?」


言われた通りにスマホを見てみるとネットニュースに俺の家のことが幾つも書かれていた。

《黒里家が更地に!?テロの可能性も》


「君あそこで鬼を見たかい?僕達は鬼がそこに居ると聞いた。そしていざ鬼退治だと向かっていたら目的地が更地にさらにその真ん中には君が倒れているではありませんか!君を警戒するには充分な理由だろ?理解してくれたなら話し合おう」


まだ混乱している部分はあるが取り敢えず俺が生かされる為には誤解を解く必要があることは理解した。


「、、、分かりました。俺は何を答えれば良いんですか?」


「お?やっと本題に入れそうだね。まず君の名前は?」


いつプロローグ切れば良いかわからなかったので今回から1話とさせていただきます。

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