表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/60

魔物討伐イベント⑥



 体が浮いたと思ったら、高速で下降する。


「ひっ!」


 そして、下降が終わり、ようやく目を開けると、地面に座っている状態だった。


(体の感覚がない…。でも、乗り切れた…!)

 

 力の抜け切った体で空を見上げると、空中をものすごい速度で飛び、大剣で火龍の首を刎ねる殿下が見えた。


「うわ、やっぱり規格外だ…。」


 火龍が地面に落ち、地面が揺れる。

 

「ルシア…!!」


 私を受け止めようとしていたのか、シールドから出てかなり近くまで来ていたらしいアルマが私を支え、モランとバルが近くまで来た。


「生きていて良かった…!私が何も出来なくてごめんなさい!!!」


 今まででみたどんな人よりも物凄い鳴き方をしている。

 

「…全員、無事か。」


 そして、ちょうど降りて来た殿下が息切れしながら近づき、膝をついた。


「俺の判断で遅くなった…!無理をさせてしまってすまない…!」


 私に回復魔法を施しながら、切実に謝られる。

 人目があることにも目をやらないほど、余裕がない様子だ。


「7班分の魔法が打ち上がるのを見ました…。死者を出さずに終わらせるには、最弱の班から向かって頂くのが1番です。むしろ想定よりずいぶん早いのは空間魔法で瞬間移動をしたからでしょうから、魔力消費が…。」


 喋ろうとしたが、前に倒れそうになり、殿下に受け止めなれる。


 抱きしめられると、安心して、体の感覚が戻るのを感じる。


「助けに来てもらえて嬉しかったです。」


 それだけ言うと、気絶してしまった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ