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生徒会会議②



 名指しされたモランはえ?と心底驚いた顔を、私もフードで隠れているもののへ?という顔をし、というかみんなへ?って言う顔をしている。


「…?」


 殿下はなんか変なこと言ったか?とでも言いたげな顔をしている。


「自分でいうのもなんなんだが、俺がバカだからルシアと組むことになるかと思ってた。」


 と、バルト。


 まぁ、わかる。後、人選的に正直モランは怖い。


「モランは回復系が強いからな。正直、ルシアは国としても聖女と同等か、あるいはそれ以上に重要人物だ。あとは、ルシアと一番まともに意思疎通が取れそうなのがモランだからな。正直、役員の中では一番安心できる。」


 コミュ障は認めるしかないだろ…!

 

 後、沈黙に耐えられない方だから、しゃべってくれそうな人はありがたいと言えばありがたいが。


「戦力バランス的にも丁度良いとは思うけど、ルシアちゃんは俺とでいいの?」

「問題はないです。」

「じゃあ、決定ね。なんというか、意外な組み合わせね!」


 ちょっと面白い、みたいな目でチラチラとマリッサさんに見られる。


「後は、マリッサと俺とバルトとカリストをどうわけるかだな。」

「例年通り、バルトはルドルフと組んだら良いんじゃない?」

「…ちっ。」

「よくないよー、婚約者とイチャイチャは自由時間にしてくださーい。」

「……////」


 マリッサさんの顔がすごい赤くなってる。おもしろ。


「カリストさんはマズルカさんとなんですね。」

「……まぁ、カリストなら大丈夫か。」


 それは、マリッサさんに惚れることがないということ懸念ですか!へぇー、ふーん。


「…まぁ、流石に自分をモデルにした同人誌を描いた人のことを好きになったりはしないかなぁ。」

「ぶっ。ひ、ふふ。」


 こいつ、狙って笑わせに来てやがる。


「その理論でいくとバルトも対象外と見て良いと思いてぇな。」


 ルドルフがギロッとバルトを睨む。怖え。牽制だぁ。

 ああいうの、やっぱドキドキするもんなのかな。

 

 私の場合、殿下とは恋人同士ではないからなぁ。まぁ、甘やかされてはいるけど。基本私の自由意志をめっちゃ尊重される気がする。


「あ、ああ。ま、まぁな。」

「え、私そんなに怖い!?でも、BLを広めるためには曲げないわ!」


 マリッサさん、気づいてすらいないぞ。

 これはバルトさんがマリッサのこと好きなの知っててルドルフが牽制してる少女漫画あるあるなのに!ヒロインがわかっちゃってドキドキするところ見たかった…!

 

 マリッサがヒロイン属性すぎるな。

 アルマもそういうところあるけど、アルマの場合GLの攻めとして好きな感じなんだよな。



 こんな感じで、初生徒会顔合わせは進み、それなりに盛り上がって、解散した。



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