8話早速名付けて育てよ〜
「ただいま〜」
「お帰りなさいです」
モルたちずっとスタンバイしてたのかな?ちゃんと横一列で並んでるし。
「じゃあ私は、夕飯取ってくる」
「いってらっしゃい」
「いってきます」
お母さん私送るためだけに1回帰ってきてくれたんだ。ありがたいわ〜。1人だとこの子と一緒に迷子だわ。じゃあ早速紹介するか。
「モル、ムサ、ミーア、新しい仲間だよ、仲良くしてね」
「はい!って、ドラゴンですか⁈」
「うん、そうだよ名前は…聞いてなかった、名前何?」
「僕、名前ないです」
「そうだったの、じゃあ名前つけていいかな?」
「つけてもらってもいいんですか?」
「仲間だし、名前ないと呼ぶ時不便でしょ。うーん、何がいいかな〜。一応オスだよね?」
「はい、オスですよ」
あーあっててよかった。で、どうしよう名前。肌が茶色だし茶色いもの系がいいかな。木はなんか違うんだよな雰囲気が、ヒノキくんとかってかんじゃないし、でも茶色のものって木ぐらいしか思いつかないし…あー、あれも確か木からできてるよね。
「コルクってどうかな?」
「いいですね、呼ばれやすそうです」
「じゃあコルクくん、モルたちに一応自己紹介してね」
「うん。初めましてコルクです。ドラゴンですかまだ飛べません、これからよろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします。私は岩ねずみのモルです」
「同じくムサです。よろしく」
「同じくミーアです。よろしくね」
「はい!よろしくお願いします」
テイムしてるからレベル見れるよね。
「じゃあコルクくん、レベル見るから鑑定していい?」
「いいですよ」
「じゃあ早速『鑑定』」
【リトルドラゴン(幼体)】
コルク
レベル2
「レベルは2だよ」
「レベル上がってたんですか。家を出て倒してもトカゲとか虫数匹だったのに」
レベル上がったのって自分でわかるんじゃないの?それにレベルって概念よく知ってるな。
「なんでレベルについて知ってたの?」
「昔お母さんが、みんな最初は同じぐらいの強さだけど、大人になっていくと強さが変化していくと聞いてそれが多分レベルかなと思いました。」
「よくそこまで考えたね」
コルクくんけっこうすごいドラゴンなんじゃないのかな?
「でもレベル上がったのってわからないの?」
「わからないですよ」
「レベル上がりましたって声とかしないの?」
「何ですかそれ?」
なんで私には聞こえるのかな?
〈レベルアップは私が伝えているからです〉
あー、天使さんがいるからわかるのか。じゃあ天使さん、普通は上がってもわからないの?
〈わかりません〉
そーゆーことだったんだ。天使さんとても役に立つな〜。
「たまたま私の持ってる加護?スキルって言った方がわかりやすいかな、それがあるから私にはレベルアップの通知が来るみたい」
「スキル?」
みんなぽかーんという顔をしていた。
「なんて言えばいいんだろう。スキルは何かした際に偶然取れるもので、例えば毒のものを食べ続けると毒耐性がつくとかかな」
「なんもなくわかりました。」
レベルアップの通知に関して解決したけど、コルクくんレベル2って弱くない?よく生き残れたな、飛べないのに。
これから強くして、もし旅立つ時に困らないようにしてあげよ。お母さんに外に、1人で狩りに行っていいか帰ってきたら聞こっと。
「それでコルク、今の幼体からでもレベルあげたい?それとも成体になってからにする?」
「僕できるなら、早く大きくなって飛べたり、ブレスはけるようになりたいです」
「お母さんはどのぐらいだった?」
「うーん…そこの円状のツタの半分ぐらいだった気がします」
メスで私ぐらいかな。オスのコルクくんは少し大きいイメージだとすると、早く大きくなるなら成体になるより進化した方が早いか。
「じゃあ、近々弱そうなのとか連れてくるようにするね」
「ありがとう…名前は?」
あ、自分の自己紹介忘れてたわ。
「ごめんごめん、自分の自己紹介してなかったね。私は白竜のフェルテだよ」
「ありがとうフェルテさん。これからよろしくお願いします」
「こちらこそよろしくね」
まだ幼いけど敬語しっかり使えてすごいなー、生まれてどんぐらいなんだろ?
「ねえねえコルク、生まれてどんぐらいたつ?」
「よくわからないです」
「それもそうだよね。今日は疲れたから休憩するか」
そりゃーカレンダーとかあるはずないよね。
「そうですね。僕も疲れた」
「じゃあみんなおやすみなさい」
「「おやすみなさい」」
今日は草原行ったり、仲間増えたり色々あって疲れたな〜。お母さんに狩り行っていいか聞くの忘れないようにしよ。
「起きてご飯」
「ん…う?あ、おはようお母さん」
「ご飯」
「ありがとう、いただきます」
今日はビッグラットか少し足りない気がするな。それにコルクの分がないな。
むしゃむしゃ
「ごちそーさまでした、ねぇお母さん狩りしに外に出ていい?」
「あぁ、そっちのリトルドラゴンの分は自分でとりなさい。あと食べ足りないなら自分でとりなさい」
「はーい」
あ、コルク起きてたんだ。
「おはよ、コルク。それにモルたちも」
「「おはようございます」」
謎に息が合ってるなコルクとモルたち。あ、お母さんもう行っちゃった。私も、ご飯とりにいこ〜。
「じゃあ私も行ってくるね」
「行ってらっしゃい、気をつけてね」
「行ってらっしゃいませ、フェルテ様」
「うん、よいしょっと」
飛べた飛べた。それにしてもここの目の前の森広いなー。木もデカイし自分が小人とかになった気分だわ。
さーてなんかいないかなー、一応探知使っとこ、『探知』……やっぱりわかるの三メートルぐらいか〜。早くなれないかな。
ん、あっちの方から青い反応?感じ?するんだけどなぜ天使さん。
〈探知によるものです〉
へー、青は何を表してるの?
〈自分よりも弱いものです〉
自分よりも強かったらどうなるの?
〈自分よりも強ければ赤、だんだん自分ぐらいになるにつれて黄色、自分よりも弱ければ弱いほど青く感じます。食べたことのある植物などは紫です〉
探知便利だなー。ありがとう天使さん。あの草むらには自分よりも弱い奴がいるのか。だけど何がいるかわからないとなんか怖いなー。鳴いてみるか。
「グォォォォ」
ぴょんぴょんと大きめのウサギが出てきた。
あ、さっきお母さんが捕まえてきたビッグラットじゃん。捕まえよーっと、
グサ
「ふぅ。うまいことうえからおさえつけられてよかった。今のでまあまあ弱ってるようだし、コルクに届けるか」
私はビッグラットを持って家に帰った。
「ただいまー」
「お帰りなさい」
「コルクはいこれ、引っ掻いたりしてたおして」
「え、あ、はい」
かなり血が出て弱ってるしコルクにもたおせるでしょ。
おー弱ってたからかたおせたっぽいね。
「フェルテ、倒せたよ」
「お疲れ、それ食べてね」
「ありがとう」
ご飯食べてるときの私ってこんな感じだったのかな。一応部屋も作っといたほうがいいよね。モルたちにお願いするか。
「モルー」
しばらくするとモルが出てきた。
「何でしょうか?」
「壁掘って、コルクに部屋作ってくれないかな?」
「お安い御用ですよ」
「ありがとう、じゃあおねがいね。また私は狩りに行ってくるね」
「行ってらっしゃい」
「行ってらっしゃいませ」
「行ってきます」
バサバサバサ
今度はどっち行ってみようかなー。さっき左行ったし右行ってみるか。速くコルク強くしてあげなきゃな。
ん、黄色い反応がするってことはほぼ同等か、そっとうえから襲えば大丈夫だよね。こっち向かってきてるようだし、隠れるか。
私は木の中に隠れた。
え?なんか黄色い反応増えてない?もう5個目が写り込んだんだけど。
〈探知が直径6メートルになりました〉
お、やった。倍ぐらいの広さがみれる。え、やばくね私ちょっとずつ囲まれてる?しかも1、2、3…11⁈やばくね下に1匹いる。
下を見たら目があった。
あれ走竜じゃん、そんな強かったんだ。ひとまず飛んで逃げるか……
ねぇ、ちょっとあいつら速すぎない⁈ずっと追いかけてくるし、振り切れないし、このまま家帰っても家に入られてコルクたちが襲われたらどうしよう。あの穴急だとはいえ斜面にあるからこいつら登ってきそー。
木の上飛べばまけそうだけどたまに赤い反応がうえを飛ぶんだよね〜。ブレス吐くか?そしたら火事になってヤバいことなりそうだし…戦うしかないか。ひとまず後ろ振り返ってみるか。
キョエー誰もばててないじゃんどうしよ。もう当たって砕けろかな、鳴きながら突っ込んで引っ掻くだけ引っ掻いてまた飛んで逃げるか。
そう思って私は振り返って走竜たちに突っ込んだ。
「グオォォォォォォ」
走竜たちは急旋回してほえてきた私に驚き動きが少しだけ止まった。その時を私が見逃すわけもなく。
「グギャー」
よし1匹目。喉切ったし死んだかな?
〈レベルが6になりました〉
おっしゃ、もう後はできるだけ脚ひっかこ、
「ギャー」「グワァ」
森には走竜の鳴き声がだけが響いていた。
よし半分ぐらい脚引っ掻いたし離脱するか。
「痛」
あ、しっぽ噛まれてるやん。どうしよどうしよ、痛いけどこいつつけたまましっぽ回せば遠心力っぽくなるんじゃ?物は試しだー。
「おりゃーえーんーしーんーりょくー」
ドス
〈レベルが7になりました〉
おっしゃ、うまく2匹一気に倒せたみたい。当てて飛んだ先に一匹いたのも幸運かもね。しっぽから血出てるけど後3匹だけかどうしよう
「グワァグワァ」
一番後ろにいた走竜が泣いた
あれ?逃げてくの?助かったー。
どうしようか3匹も持って帰れないよ。1匹食べてくか。
「いただきます」
ガブガブ
「ごちそーさまでした。体がでかくなったからかな?食べるの速くなったな。じゃあ持って帰るか。しっぽも早く…治ってる?なぜに?」
〈光速回復のおかげです〉
めっちゃ助かるな光速回復。でもコルクとかモルあんなんに噛まれたら死んじゃうんだろうな。
私は家に帰りながら、家を守ってくれそうな動物について考えるのであった。
読んでくださりありがとうございます。
書き直していたら長くなってしまいました。




