愛だの恋だの。
ひかるが連れてきたのは、身長190センチ、やっぱり白人で(どう言う意味?)、日本語がペラペラのアメリカ人。
ひかるを一目見て『ビューティフルレディー。』と惚れたらしい…。
つまり一目ボレ。
二人はあまーい惚気話しを永遠と話し、アイラヴユー、アイラヴユーを連発しそれが済むと二人の世界に入る為、さっさと帰って行った。
なんだったんだ?。
「ひかるネェが美しいねぇ〜あんなチンチクリン、外人の感性はよく分からん。」
陸はぶつぶつ文句を言っている。
「何言ってる?。」
「だって、アキちゃんのが美女って感じじゃん。」
真顔で言う。
「えっ?。」
美女?あは、照れるじゃない。
「黙って突っ立ってりゃぁ、アキちゃんなんか日本人形みたいなのに…。」
黙ってぇ?、もぉ、それ余分。
「そう言えば陸は、私の何処がいいの?。」
「…ん、そう言えば何処がいいんだろ?。」
陸は真剣な顔で悩み始める。
うっ、そんなに考えなくても…いいんだ、いいんだ。
「もーいいよ。」
「アキちゃんは?。」
「えっ?。」
「アキちゃんは?。」
「あ。」
どこだろう?。
アキも真剣に悩み始める。
「もぉー、いいよ。」
そう言えば、何処がいいんだろう?。
今まで考えたことなかった…。
一緒に暮らすうち、情?、人情?から愛情に変わって、一目ボレでもなく一緒にいるうちに…なくてはならない存在へと変わっていった。
人を好きになるのに理由はいらないって聞くけどほんとかも。
「アキちゃん。」
「ん?。」
「好きだよ。」
「陸。」
ニッコリ笑う陸。
「アキちゃんは?。」
「嫌い。」
「げっ。」
「うそ。」
「うそってなによ。」
アキはいたずらっぽく笑うと背伸びをし陸の首に腕を回す。
「好きだよ、陸。」
「アキちゃん。」
「大好きだよ。」
そっと陸にキスをする。
「俺も、大好きだよ。」
今度は陸からアキにそっとキスする。
恋や愛には色々な模様とカタチがあるよね。
恋人達それぞれの…。
私と陸はどんなカタチなんだろう?。
ただ思ったことは、
「陸、私達ってさ。」
「ん?。」
「愛してる。よりさ…。」
「好き。のが似合ってるよね、アキちゃん。」




