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デウスラ1

読んで頂きありがとうございます。


扉を開け中へ入るとそこには想像していた神の国とは程遠く、警報が鳴り響き、あちらこちらで爆炎があがっていた。



なんだこれ?また問題ごとのような気がしてならない。


ただこの空間は神気が満ちているのか、自分の中に溜まっていく気がする。それと同時にあまり長く滞在してはいけないと直感した。なにか地上に戻れなくなるような、そんな気が




とりあえず少し行けば一際大きな建物があるのでそこをめざそうかな。すると、頭に声が響く。


(すまない、半神ルークよ。私は創造神 ゼウシスだ。

今この神の国 デウスラに侵入者が来ており交戦をしている

君を気にしている余裕がないのだ。

呼んでおいてすまないが、帰すことも今は出来ぬ

申し訳ない、、)


響く声には申し訳なさそうな声と焦りを感じたが、


そんなの俺には関係ないんだけど?

俺は早く帰りたいんだ。


(すまない。神議も途中で君をどうするのかも決まっていないのだ。重ね重ねすまない。何処かで、、、

隠れていて、、くれ)


そう言って声は途切れた。


本当に神って奴はーー!!


と呆れていたら目の前に"ドガーン" っと何かが落ちて来た。



土煙が晴れた頃声がした。


「クソがぁぁ!?貴様ぁ我を誰だと思っておるかっ!」


その声の主を一声で表すならばまさに 戦神 だろうか?

鳥肌が立つ程の圧倒的プレッシャーを持つその大男が

頭から血を流しながら声を荒げている。


この神に血を流させるのはどれほどの存在なのだろうか

体が少し震えた。久しく感じていない恐怖をエリクサーで抑えていると上空からナニカが降りて来た。


『よく吠える男だ。だが、まだ消えぬとはさすが最高神の一柱って事か、海と戦の神 ポセイドスさんよぉ』


一見普通の人間のような感じがするが、あいつはヤバイ

何がやばいのか全然分からないのがヤバイ、、



「我らがデウスラにこのような事をするなど万死に値する!!貴様らは何処から来た!?」


『俺達は【忘神】生まれた場所を追い出され、その恨みにより消えぬ者、数多の世界を破壊に導く者

いけすかないここの神エスクロードが俺達にこの世界を壊せと言ってきたのでな、来てやった。俺の名は【ロギ】』



エスクロードだと、、?

消したはずなのに、またお前が絡んでいるのか、、



「エスクロードめが!厄介事をまねきおって!生きておったなら我が滅ぼしてやったぞ!?まぁよい、貴様は消えるがいい!【神器を我が手に トリアイナ】」


ポセイドスと呼ばれていた大男が神器を召喚した。

それは先が三つに分かれていて、水を纏った槍だった。


彼はそれを振り回し、ロギと名乗っている者へと投げた。

その瞬間巨大な水の激流が現れ、ロギを飲み込む。


呆気にとられていると、


「そこの半神よ、邪魔だ。死にたくないので有れば逃げるが良い。我は貴様も消し飛ばしたいが勝手はできぬのでな」





邪魔とは失礼な、、悪態でもついてみようかと思った時

爆発が起きた。


『これが全力か?それならば終いだ。

【我が烈烈たる炎よ、全てを呑み込み爆発せよ。

ヴァィアラァントゥリィ エクスプロシオン】』


ロギが両手を前に出すと、荒ぶる炎が吹き上がりそれが濃縮していき、光が強くなっていく、、

これはやばいと思い咄嗟にポセイドスの後ろに隠れ、防御に全力を使う。エリクサーもすぐ創造出来るように準備をした。


「半神め、我を盾がわりにしよって!?【守れ、海王鯨レヴィアタン】」


しょうがないじゃないか、、


ポセイドスは巨大な鯨を召喚し爆発から身を守ろうとしたが


収束された炎が臨界点に達し、巨大な音と共に全てを呑み込んだ。


エリクサー、エリクサー、エリクサー

体が無くなっていくのをエリクサーで再生して行く。


とりあえずあの得体の知れないロギを何とかしなければ身が持たないな、、あいつも神ならば、神殺しの神毒 デウス ドーデゥンが効くはずだ。問題はどうやって当てるかか、


俺のベノムの力で数秒ならこの神毒を操作は出来そうだけど

格上相手にそんなに上手くはいかないだろうな。


ポセイドスと協力出来ればいけるかも知れないが、この爆発で無事なのだろうか?盾にした方が言うのもなんだけど

この場所でも死にそうなんだから、、



「な、な、舐めるなぁぁッ!【集え、全ての海よ オーシャン】」



身体中焼け爛れているが、ポセイドンは叫んだ。


すると、ありとあらゆる海が集まり爆破を呑み込み消していく。超高温であろうが大いなる海の前ではその意味をなさない。


『なんだと?』

ロギは消されると思っていなかったのか、すこし驚いているようだった。


その隙に、ポセイドスにエリクサーをかけて話しかける。


「ポセイドスさん?あんたにはあの男を倒せる技がある?」


「半神の小僧がっまだ生きておったのか?傷の礼はせぬ。

我にはあいつを消滅させる事は出来ぬだろう相性が悪いのでな。だが、ここで抑えておらねばならんのだ」


ないのかぁー。



「神毒を使えばやれるかな?」



「何っ!?貴様、、生成に成功したのか、、

貴様もはや我らの脅威となるな。だが、いまはあやつらを

どうにかしなければならない、、くそが、

あの男も神にまつわる者故にその神毒は効くだろう」


「俺は別に神々と争うつもりはない。只、今の幸せを邪魔しないで欲しいだけだ。じゃあこれを当てるために奴を拘束してくれ」


「クソがっ、半神如きにこき使われるとは、、

良いだろう、一度だ、必ずあてよ」


この神口悪いな、、。


「頑張るよ」


『おい、おい。最高神が半端モンと手を組むのか?

面白い冗談だな。まぁいい。本気でヤル。世界の終焉を見せてやる。【全ての始まりの炎よ、今顕現せよ、ビックバン】』



これは、発動したら詰みだ!空間が消える!


「ポセイドスのおっさん!」 

「分かっておるわッ!【海神が命ずる。動きを封じよ!トリアイナ】」


ポセイドスが槍の神器をロギに当てて岩盤に張り付けた。


よしっ!マズマで近付き、ベノム発動!神毒デウス ドーデゥンを奴に垂らす!


勝ったかっ!?


『ふはははぁこれで勝ったつもりか?神毒とは予想していなかったが、このビックバンはもう止まらん。

この世界全てを壊す』


へ?、、、


ロギは笑いながら塵となり消えたが、その置き土産は今も膨張を続けている、、


どうすれば良い?、、この神界だけなら逃げれば良いだけだけどこれは、そんなものじゃ済まない気がする。

ハイアースも巻き込んでしまうんじゃないだろうか?


「ポセイドスのおっさん!」


「・・・。我ではどうする事も出来ぬ。出来るとしたらゼウシスだろうが、彼奴も他の妄神とやらと戦っていて

それどころではないだろう。今から呼びに行っても遅いだろうしな」


ポセイドスは歯を食いしばり血を滲ませながらそう言った。

彼も悔しんだろう。今も海の力でどうにかしようとしているが、焼石に水って感じだ。


俺がなんとかしないと、エル達や他の大事な人達、そして

ハイアースまでもが消えてしまう、、

嫌だな。。せっかくここまで来たんだ。平凡だった前世とは違う今世で、何かを成したいとそう思って生きてきたんだ。

どうにかして、止めないと、、、、



(ん〜はぁあぁ!!)


こ、れは??

頭に長い眠りから覚めたような欠伸が聞こえた、、

この声はッ!ヴォイドか!?



(ん〜確かに僕はヴォイドって言うみたいだね?

記憶が消えているからあまり分からないけど

君が僕の担い手かい?)


ルークだよヴォイド、、


あまりの懐かしさから涙が頬を伝う。


(ルークと言うんだね。泣いているのかい?

どうやら君と僕には深い繋がりがあったみたいだね。

でも、今は感傷に浸っていられる状況ではないみたいだ)


そうだった、、あれをどうにかしないと、、



(あれが邪魔なんだね?ルーク?僕は君の邪魔をする奴は

みーんな斬っちゃうよ)


斬れるのか?でも爆発するんじゃないのか?


(なんだい?君は僕を疑うのかい?)


ははっ確かにお前に斬れない物は無いもんな!

俺が斬ると、爆発すら斬ると思っていれば!


(ふふっさすが僕の担い手だね?

ルークの神気を貰って僕は神器に至るよ)


好きなだけ使ってくれ。


すると、ヴォイドの黒と白の模様の刀身に金色が交わり輝いていく。



(これをやると、ルークは神の力を失うかもしれないよ?)


構わないさ。


(ふふふ。了解、いくよ!)


あぁ。



「(その全てを無限無窮の宇宙の最奥へと堕とせ。デウスヴォイド アザトーシス )」


爆発を起こす寸前の白炎の球体に

飛び込みヴォイドを何百何千と振り抜く。

体が熱に耐えられず蒸発して行くが構わず斬る。

こちとら痛みには強いんだよ!!エリクサー!


そして遂に暴発をさせず全てを消す事が出来た、、


(さっすが!僕の担い手だね!)



お前がいなきゃ死んでたよ。皆


(遅れて登場するんでしょ?ヒーローってさ!)






ありがとうございました。

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