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静電気チャレンジと黒飯

読んでいただいてありがとうございます。

朝日を浴びて目を覚ました。

いつのまにか、寝ていたようだ。

昨日は遅めの昼ご飯をたべて満腹になり

初めての外で疲れたのか寝てしまった。


さあさあ、今日は雷魔法を試しちゃうぞーー!

でも、まあまずは朝飯だ!


「ばーちゃんおはよー!朝ごはんー」そういって

自分の部屋からでた。

だか、そこにばーちゃんの姿はなく、テーブルの上に食べ物と紙がおいてあったので、それを読んだ


   ルー坊へ

 ちょっと外にでてくる

 良い子にしてなよ。


        アイサ



ばーちゃんが外に出るなんて珍しいな

いつもなんか家で作ってて、外には出なかったのに。

まあ、これはチャンスだ。

かぁっと黒い食べ物をかきこんで

自分の部屋に入った。


本当は外で試したいけど毒が

怖いから中でやろう。


魔力よーし!

体調よーし!

やる気よーし!


まず、イメージするのは静電気!!

いきなりスタンガンとか怖いからね

それに前世じゃ電気とか雷の知識なんて

ないに等しいからね。


車に触るとパチッとなったことをイメージするよ。


体の中にある魔力を指に集めて

右手と左手の指を合わせる直前にイメージ!!!


   バチッ!!




いったぁぁ!!

出来たけど!感動だけれども!

自然に出てくる涙を拭く。


体がびくっ!ってなったよ!

危ないよこの魔法!


集めた魔力が多かったのかな?

イメージはパチッってイメージしたのに。


マイカードをだして魔力と体力を見たいと念ずる。


MP 5200/5250

HP 190/200



50の魔力が、なくなってる!!

それが、多いのか少ないのかわからんけど。

HPも10減ってる!!20回やったら死ぬの!?

HPに詳細がみたいと念じてみる。


【HP】


生きとし、生けるものにある

生命力を数値化したもの

これが0になれば瀕死ないし、死亡を表す。

※成人男性の平均は500〜600

女性は600〜800



うゎ〜20回やったら死んじゃうんだ。

ビビリな俺は部屋からでて、黒い液体が入った樽の

レバーを引きごくごくした。

そう、うちでは、黒い液体が樽で用意されているのだ。

製造過程は知らん。


HPとMPを確認して、全回復を確認した俺はまた静電気チャレンジをしては、黒い液体を飲みトイレしてまたチャレンジっというのを何回もした。


何回かやっていた時ばーちゃんが帰ってきた。

慌てた俺は急いで部屋に入り狸寝入りをした。


「なーに、寝たふりしてんだい?なんかしたのかい?」


ばーちゃんにはバレバレのようだ

「別になんもないよ」っと平然を装い「はらへったよ」

と言った。

でも、黒い液体の飲み過ぎでお腹がちゃぽちゃぽだ。


「ちょっと早いけど、昼にするかね」


「うん」


そういえばばーちゃんどこに行ってたんだろう?


「ばーちゃんどこ行ってたのー?」


ばーちゃんは昼飯を作りながら答えた


「ちょっと町まで買い出しさね。」

いーなー町。俺もまた行きたい。


「なんか、おみやげないのー?」


「あるさね、飯食べたらね」


あるのー!?やったね!!


いつもの如く黒でてきた食べ物たち、、、

若干色が強くなっている気がした。

「出来上がりさね、今日からはちょっと毒を強くしていくさね。でも味があるようになったよ」


毒つよくなったのー!?でも味がある!!?

期待と不安を呑み込んで

「いただきます!」


一口サイズのなんかの肉をパクり。


うっ!!泣 こ、こ、れは

そう、、あれは前世でよく使っていた、、、醤油!!

醤油の味がするよーー!

感動に感動を重ねていると、段々襲ってくる

口の痺れ、倦怠感。

「ばばばちやん」くそ、上手くしゃべれない。

少ししたら良くなった。

「ばーちゃん!!やばいよ!」


「やっぱり強すぎたかね?もどすかい?」


食べて辛そうにしていた俺をみて

ばーちゃんはまた一瞬悲しそうにしていた。

辛いけどばーちゃんの悲しそうにした顔はみたくないし

醤油の味が忘れられない俺は

「全然大丈夫だよ!めっちゃ美味しい!」

そういって、いつもの倍以上時間を

かけてフォークを進めた。


「ごちそうさま」

ふぅ〜食べ終わったぜ、慣れるまで大変だ。

そういえばおみやげがあるって言ってたな。


「ばーちゃんおみやげはー?」


「はいはい」

そう言って出したのは、ペンダントらしきものと

なんか分厚い本だった。

「このペンダントはお守りみたいなものさね、これから

つけてなさい。本は薬学の本さねこれを読んで明日から作ってもらうからね。」


「ありがとう!ばーちゃん!」

ペンダントには星に目が彫ってあってあんまり

かっこよくはないけど、

転生して初めての自分の物って思ったらすごく

嬉しくなった。

薬学の本は文字やら絵がずっしり書いてあって

あんまし読みたくはないけど頑張ろう!


部屋に戻ってばーちゃんに気付かれないように

また静電気チャレンジを夜までして

黒飯食って黒い液体を飲んで寝た。

はやく普通のご飯が食べたいな。米が食べたい。




ありがとうございました。

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