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犠牲

読んで頂きありがとうございます。


意識は魔王ルークへと変わる。


その姿は、頭に角を生やした悪魔のようだ。


『【その理を殺せ リーズンキル ラアド 】』


黒き稲妻がエルと自身に降り注ぐ。


ブラッドによる傷は回復不可という理を殺し

回復できるようになったのだ。


『エリクサー』


「ルーク様?、、」


エルが回復したのを見届けた魔王ルークは


「はっはっはぁ!!シャバの空気はうめーなぁ!」


高々と笑う魔王ルーク。そんな姿に血の魔王ブラッドは


「何が起こった?何故貴様はまだ生きている?」


「あ?俺は魔王へと至ったんだ。これでシステムも

俺を排除しなくて良くなったはずだが?

まぁ?ヤルと言うなら相手してやるよ?吸血鬼?」



「ふふふ。ふはははぁ!面白い。

システムなどどうでもよい。貴様を殺してやる」


白き肌を紅くしブラッドは魔王ルークへと攻撃をする。


「【血よ、、我が意に従え】」


自ら腕を傷つけ、其処から溢れ出た血がルークへと迫る


「ふっ今の俺からすればお前は雑魚だよ、まぁその力は

厄介だなー。消すか?ラアド」



黒き稲妻がブラッドの血を伝わり、本人へと流れる


「っ! 厄介なっ!」


ブラッドはすんでのところで腕を切り落とし回避した。



「っち避けたか。だが、いつまで避けれるかな?」


そこでエルがルークの前に立つ。


「ルーク様!もうそのような力を使わないで下さい!!

戻れなくなってしまいます!!」



「大丈夫だ。俺は俺だから、大事な物は守るさ

まぁ、あとは殺すけどな」



「そ、んな。。。エルがお慕いしているのは貴方じゃ

ありません!ルーク様を返してください!!」


「ふっ。俺はあいつから産まれた存在

つまり、あいつも同じなんだよ。自分と大切な物以外

心底どうでもいいのさ!」


「それは間違っていますよ?ルーク様はとんでもなくお人好しなんです。口ではどうでもいいと仰っていても

結局は助けちゃうんです。ついでとかいいながら」



「はぁーめんどくせぇ。そこをどいてくれ。その吸血鬼を殺せないじゃないか?」


「退きません!どうしてもと言うなら私事どうぞ?」


「そうだな?眷族は俺が死ななければ、死なないしな」


右手を前にだしばちばちと黒き稲妻が溢れ出す。


いつ放たれてもおかしくない。そんな時空から声が発せられる。


「魔王ルークは心まで堕ちたか」


「ルーク様!おやめください!」


ペガサスからアーサーとアスラが降りてきた。



「勇者とアスラか、、禁忌は効いていないのか?」


「神々から複数の加護を持っている者は禁忌を軽減できるみたいでね」


「私はルーク様を助けに来たのです!」



「助ける?はっははぁ。大丈夫だよアスラ

今から全部蹂躙するから」


「ルーク様、、、ふぅー。エルフの巫女!なにをしているのですか!貴方がそばにいながら」



「うるさい。。」



「まだ間に合います。【神々に乞い願う、聖なる物への強化を  リィーインフォース ホーリー】


これで聖剣の力を強化しましたわ。アーサー!

聖剣ヴォイドでルーク様を!」



「はぁ、分かったよ。でもこの聖剣は僕には使えなかったよ?」


アーサーは光の速さでルークの懐に入り、ヴォイドを

奪った。


(しょうがないから、使わせてあげるよ、ルークのためだからね、、)



「はえーな、勇者は チートやろうめ。

まぁいい、纏めて消えろ!」



「僕は君じゃなく、あの元勇者に用があるんだ。

時間をかけるつもりはない」


瞬間、アーサーはヴォイドでルークを突き刺す。


「ガハッ、、」



(ルーク、僕が必ず戻してあげるよ、、)



心の中、深い、深い闇の底でルークは座っていた。


そこに、ヴォイドが少年の姿で降りてきた。


(ルーク、なに呑気に座っているんだい?)


ん?ヴォイドか?、、俺はエルを守れなかった

でもアイツは助けれる、


アイツも俺なら俺の大事な人は守るはずだから

このままでいいかなって、、

後はどうなってもさ、


(呆れちゃうね、僕の知っている、僕が認めたルークは

大事な人を自分以外に委ねたりしないはずだけどね)



ははっ、言ってくれるな、ヴォイド



(今は、僕しか言えないしね。アスラもきたよ?

ルークを助けにきたんだって)


アスラが??禁忌は?


(多くの加護を持っている人は耐性があるみたいだよ)



そっかぁ、、、よかったな。


(でも、今君が戻らなければみんな死んじゃうよ?

勇者が来たんだ、あの勇者は強いから魔王のルークは

殺されちゃう。そしたらエルもワルツも眷属達みんな

死んじゃうよ?アスラも勇者をとめようとするから

殺されちゃうかもね)



は? そんなに強いのか?あの勇者は、、、



(うん。強いよ。対魔王だけで言えば最強だしね

そんだけ強い加護を持っている)


チートじゃねーか、、でも俺は戻れない

戻ろうとしたんだ、だけどだめだった。


(大丈夫。そのために僕が来たんだから。

ルークはただ強く願って)


分かった。ありがとう、やれるだけやってみせる!



(行くよ?ルーク、、今まで、ありがとうね?

【その穢れを 晴らせ スイフル ダーティ】



ありがとうって?なんだよその言い方!おい!?



そこで意識が途絶えた。


ありがとうございました。

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