聖女アスラの心境
読んで頂きありがとうございます。
私、アスラ-セイント-ホーリーは聖国の聖女です。
代々私の家系は聖属職を多く輩出しています。
幼き頃から聖職者の何たるかを叩きこまれ
神を敬い、傷ついた人々を癒し
皆に愛されるように努力してきました。
ですか、歳をとるにつれて理解してしまいました。
私は、醜き大人達の道具でしかないと、、
王族や貴族を優先的に治せと、次は豪商で平民は最後の
パフォーマンスでいいと、、
なんなのでしょうか?憤りを感じました。
時がたち選職の儀で私は、聖女になる事ができました。
神は私に何をさせたいのかと、聖職者あるまじき
考えもしてしまいましたが、聖女になった事で
より多くを、より完璧に治す事ができるようになり
私の影響力は教皇様に次ぐほど絶大なものに
なりました。そのおかげで平民の皆様にも
手を差し伸べる事ができるようになったのです。
そんな時、聖女アンナ様の封印が消失しました。
ですが、毒の魔王が復活したわけではないというのが
聖女の特性で感じとりました。
ホーリーナイト達と、ともに毒魔の森へ向かいました。
ホーリーナイトは、厳しい修練を耐え抜いた
聖国の精鋭です。
封印の木の場所までついた頃には、王国の方や
エルフの方が既に、いがみあっていました。
私達、聖国に争う意思はないと、調査だけさせて
欲しいと言っても、双方許可を出していただけません。
すると、帝国兵の方々まで集まってきてしまい。
いつ争いになってもおかしくない状況になりました。
はぁ。人は何故争うのでしょうか?
生まれや種族は違えどそこに意思があり、言語があるならば、分かり合えるのでは、ないのでしょうか?
綺麗事なのかもしれませんね、、
もしかしたら、この世を統べる圧倒的強者が
私達全てを支配したならば、争いは、なくなるのかも
と思ってしまいます。
膠着状態が続いていると、1人の青年が
森からでてきて、封印の木、今は世界樹に何故かなって
いますが、、それから素材を集め出しました。
ふふふ、何故かおかしく笑みが溢れました。
私達は行動できず互いに睨み合っているというのに
彼は淡々と素材を集めては何か、神聖みある
液体をかけては、また集めてと繰り返していました。
あの液体をかけるとまた生えてくるのが驚きでした。
彼からは邪悪なオーラは無く、無害そうでした。
王国の兵の方が彼に話しかけると
彼は気にしないでといいました。
ここでも私は、ふふふっと笑ってしまいました。
痺れを切らした王国の方が彼へと攻撃をしましたが、
彼は、平気そうにしていました。
あまり強そうには見えませんでしたが、
実はとても強いのかもしれません。
すると彼はこの場にいる人全てに雷を落としたのです。
あぁ、私も神の元へと旅立つのですかね?
そう思っていたら、何故が力がみなぎって、疲労すら
無くなりました。
心に燻っていた不安や疑心が晴れたように
私は間違っていないと何故か思えたのです。
これは、聖属性が混じっていると直感しました。
気になり彼を見ると心に稲妻が落ちたのです!!
実際に落ちたのですが、、、
これが、恋というものなのですか??
あぁ、私は神に身を捧げている者、恋なんて許されない
のです。。名前だけでも教えていただきたいですわ。
彼は、ルーク様とおっしゃるそうです。
何と良い名前でしょうか?
あたりを見渡すと倒れている方、私の様に光を纏っている方、傷が癒えている方と様々でした。
だれも、殺さなかったのですね、、
貴方様がやろうと思えばやれるというのに、、、
あぁ、なんと慈悲深きお方なのでしょうか?
ボーッと彼を眺めているとエルフの巫女、エルという女がルーク様に馴れ馴れしくしています。
私がルーク様とお話をしていたというのに、、
ルーク様の興味を引かなくてわ!!
ズキュンっと私のハートは撃ち抜かれました。
あの素の笑顔!!
召喚された勇者様達はあまり好きではありませんが
ルーク様が見たいと言うならば、私の権力に
ものをいわせて、、、
また、あの雌豚がルーク様に媚を、、、
罵り合っていると、ルーク様が魔力を放出しました。
ただそれだけで、私達はたっていられませんでした
本能が恐怖してしまったのです、、、
どれほどの魔力をおもちなのでしょうか?
私も聖女あるまじき行いをしてしまいました。
恋は盲目とは真理ですかね?
ルーク様は魂に関する事をお調べになっているそうです
今の私ではお役に立てそうになくとても残念です。
エルさんが適任なのです。。私は調査に移ろうとしたら
ルーク様がお声をかけてくれて、ことの顛末を
教えていただきました。あぁ、私の事を思い、話して
いただけたのですね。。。両思いでしょうか??
聖都に戻り、ルーク様の英雄譚を広めましょう!
雷の女神トーナ様の名誉の回復も任されたので
私の名にかけてこの啓示果たして見せましょう!!
ありがとうございました。
しばらくは逸話かもしれません。すみません。




