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闘技世界  作者: オレオ
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序章

初めましての方は、初めまして。そうでない方は、多分いないと思います。

オレオです。

 いきなりですが、私は学生です。高一です。最近は凄いですね。高一の段階で入る大学や就職先を決めなければならないんですよ。正直高一で分かるわけねぇっつーの。

 ですが、ぶーぶー言っててもしょうがありません。先生に不満を言いつつも、一緒に考えます。そこで、卒業式で将来の夢とかを発表するあれあるじゃないですか。あれで俺、「将来は作家になりたいです!」って言ってたんすよ。いやぁ〜健気でしたねあの頃は。

 んで、それを唐突に思い出して「作家…」って呟いたのが運の尽きでした。

 それ以来友人からは「よォ!作家さん!」とからかわれ、その度に先生がフォローしてくれるんですよ。

「人の夢を笑っちゃ行けません!それがどんなに変な夢でも!」って。先生、それはフォローじゃないです。トドメ刺してるようなもんです。

 まぁ俺も言われっぱは癪なんで、じゃあもの書いてやろうじゃねぇか!と大見得切ったはいいものの、作家になるにはどうすればいいんだ?と思い、友人に相談したところ、このサイトに辿り着きました。

 何を書こうか迷ったところ、私は小2から総合格闘技をやってまして、これを使って何か書こうと思った矢先、とある呪術系の作品がアニメ化するって話題が出たんですよ。それだァ!と思ってですね。

 総合格闘技×魔法、呪術

 なんて面白いんじゃないかなァ〜…って…えっ?重い?設定盛りすぎ?うるせぇ!黙って見ろください!

 ということで、長くなりましたが【闘技世界】連載開始です!

「出たァーッ!右膝蹴りィーッ!」

1R68秒

星崎優斗(ほしざきゆうと)、本日も順調にKO勝ち


「いやァ〜俺はやっぱり勝つと思ってたよ!」

「嘘つけ!(かっ)さんセコンドでずっと冷や汗書いてたくせに!」

「いやいや、心の底では行けるって思ってたのよ!」

「心の底じゃなくて、もっとこう…全面的にですね…!ちょっと優斗もなんか言ってやりなよ!」

 両脇にいるバカ2人の会話を適当にあしらいながら会場の廊下を闊歩して行く。

「ん〜でも、やっぱしまだアイツにャちょっとばかし届かねぇな!」

 右隣で俺の肩に腕を回してくるのは、俺の親父の友人であり、俺のコーチである勝又海星(かつまたかいせい)さん。通称(かっ)さん。

 「アイツ」とは、俺の親父である、星崎陸斗(ほしざき り く と)のことだろう。

 親父は世界的な総合格闘家だった。アマチュア大会でも、全勝、全試合KO勝ち。その実力を買われ、総合格闘技のアマチュア大会に出場してからなんと1年半程でプロデビュー。デビュー戦ではいきなりUFC(ユーエフシー)(世界的な格闘技団体)でも活躍している、浜口恭也(はまぐちきょうや)という選手と試合を組まされた。

 みんなが口を揃えて「浜口には勝てない」と言っていたが、そんな予想を簡単に覆す、親父の2RKO勝ち。決め手は頭部への右膝蹴り。

 その試合で口火を切ったかのように、有名選手をなぎ倒し、50戦50勝50KOと、まるで漫画のような戦績を叩き出した。

 そんな親父は今どこにいるのかわからない、所謂、失踪という状態だ。俺が中坊の頃には、もういなかった。

 俺は、親父や親父の仲間たちに教わったこの総合格闘技で世界的に活躍すれば、親父も出す顔を気にせず俺たちの元に戻って来るのではないか、と、思い、今日まで強者共を倒してきた。

 そして、そんな偉大な親父を持ってると、比較されるのは当然だ。

 「親父より強い」という人もいれば、「親父の方が強かった」という輩もいる。

 気分が悪い訳ではないが、良い気もしない。

 俺としては、親父と比べた俺では無く、俺そのものを周りに見てほしいのだ。

「ちょっと!優斗はそういうの気にするタイプなんだから!」

 そして、フォローしてるようで全くフォローになってない言葉で俺を庇ってるつもりのコイツは、俺の幼馴染、出雲明日香(いづも あ す か)だ。

 ガキの頃から俺の練習に付き合ってくれて、コイツとは勝つ時も負ける時も一緒だった。

 コイツはいつも俺の対戦相手の特徴や弱点、癖などをまとめてくれる。今回もコイツの対策ノートのおかげでいい勝ち方ができた。

「やっぱあの右膝は最高だったなァ!あれ、相手がワンツーのツーの時に頭をボクサーみたいに下に下げるのを見て、膝出したってのはわかんだけどよ、あの時までワンツー1回も出してなかったろォ?なんで読めちまってんだよォ!!」

「明日香の対策ノートが生きたんだよ。」

 相変わらず暑苦しいな、(かっ)さん。

そんないつもと変わらない試合終わりの雰囲気を楽しんでいたのもつかの間、

           ズキンッ…

 唐突な頭痛を感じる。

 最初はそこまで痛くなかったので、緊張が一気に解けて脳が悲鳴でもあげているのだろう。帰ったらゆっくり寝るか。

 そんな()()()なことを考えていた。

 だか、この後、そんな()()()な考えができなくなるなんて、夢にも思っていなかった。

 どうだったでしょうか。まぁまだ序盤なんで面白いかどうかなんてわからないっすよね。そんなもんだと思ってます。こっからですよこっから。

 続きは不定期で書いていこうかなぁと思ってます。あ、あと、黒歴史確定なんでもういっそ開き直ってめちゃくちゃ中二設定盛るかもです。まだわかりませんが。

 こんなもんですかね。後書きって何書くんだろ。次回からは好きな漫画についてでも語ろうかな。

 そんなこんなで、今後も見てくれると嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] とある本読みのフォロワーさんのRTで回って来たので、拝読させて頂きました。通りすがりのど素人ですのでスルーして頂いて結構です。 作者様自身が総合格闘技をされていたそうですね。格闘技の場面…
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