昼間酒
皆、お勤めご苦労!
ここはサラリーマンたちが行き交う昼のオフィス街。
今俺はこの昼のオフィス街で、洗練された名酒を味わっている。
それにしても、面白いものだ……
ぶれない味わいのこの名酒も、昼間に飲むと一味違う。
それは場の雰囲気も相まってのことなのであろうか?
確かに痛い、人の視線が痛い……
決して俺は悪いことをしている訳ではないんだがな。
飲んでいる名酒は甘口なれど、世間は辛口。
然りとてこの辛さも人を洗練するために必要なのだろうか?
否!
人も酒も、雑味があるだけ、深みがある……!
豊田楽太郎です。
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