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⑵『らーめん狂い』・・・即席らーめんにおける狂い
⑵『らーめん狂い』
・・・即席らーめんにおける狂い
㈠
即席らーめんは、ほぼ2日に一度は食べている。食べているメーカーは、日清の即席らーめんである。値段は手頃だし、とにかく味と量が絶妙なのである。味は、しょうゆ味、シーフード味、カレー味を食べ分けているが、狂わない訳がないと断言できるくらい、どれもが胃の中で強烈なのである。
㈡
あの、即席らーめんにお湯を入れて、出来上がるまで待つ間に、精神が狂いだすのである。美味しい即席らーめんが出来上がるぞ、という漂う香りが、自分を満足させるのである。それにしても、何故飽きないのか、不思議になる程、日清のらーめんは美味しい。具材が充実しているからだろうか。
㈢
便利な世の中である。お湯を注ぐだけで、簡単に出来てしまう、至極の料理、即席らーめん。お湯の量と、浸す時間を微妙に変容すれば、硬麺にもできるし、それこそ、料理と呼んで十分なものか分からないが、その、云わば、料理か何なのか分からないその存在自体に、自分は狂い切っている。