小出真理は優雅である。(4月5日)
日比谷花壇によれば、コデマリ。
花言葉は『優雅』です。
https://www.hibiyakadan.com/hanakotoba/m04.html
小出真理は優雅であった。
学園のアイドルにして、茶道部副部長であり、次期生徒会長だと有力視されてもいた。
長い黒髪は美しく、その顔は愛らしい。
浮かべる笑みは明鏡止水であり、所作も手本となるものばかりであった。
教師からの覚えも良く、まさに『理想の大和撫子』であると言えた。
だが、それは外での話。
自宅へと帰ると、本性?をさらけ出す。
「うがー、(ネトゲで)また負けたし! 次こそぬっ転がす!」
「あっつー。冷房ちょっと強くしよ」
ゴロゴロゴロゴロ、ゴロゴロゴロゴロ。
「そうだ、今日はアレの発売日じゃん! ○○ストアで配信されてる筈!」
本性、それは跳ねる手毬のごとく、よく喋りよく動く、お転婆そのものな姿である。
学園のアイドルにして究極の美少女は、彼女が上手く被った猫ちゃんで有ったのだ。
それを彼らが知る事は無く、それは双方にとっての幸せであると言えた。
「キマシ! 尊みの極み! 次回も楽しみです! っと」
学園の皆が知る事はない……筈である。
Wikipediaとか見て、ふと浮かんだ話にしました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%87%E3%83%9E%E3%83%AA




