表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

時とこね 時の詩

空になってしまいたい

作者: 時 とこね

私は髪を切りました


腰まで伸ばした長い髪

肩にかからないくらいまで


黒から亜麻色にしてみて

それからパーマをかけてみて


会社に行って怒られて

それでもなんだか嬉しくて


君の嫌がることすると

心が少し満たされる


私は元気にやってるよ

次に会ったらそう言うの


多分会う事無いけれど

妄想してて笑えるの


そうでもしないと消えないの

君と笑っていた日々が

君を想って泣いた夜が

幸せだった思い出が


私がこれだけ苦しんで

君だけ笑顔のあの時が


社会に出たら苦しくて

君を必要としたけれど


君はいっつも笑ってて

私の話は上の空


自分が泣きたいときだけ泣いてさ

私が泣きたいときはいなくて


愚痴を言ったら嫌われて

嫌われるのが怖くなって


君が居ないと生きられないと

心の底で思っていた


君を頼らないようにって

そうじゃないと捨てられるって


だけどある時思ったの

私は君の邪魔なんだって


私が居たら君の夢

叶えられないって思ってさ


だからあの時言えたんだ

心の底から言えたんだ


これで最後にしようって

「お別れしよう」って言えたんだ


だけど君は呆気なく

「頑張ろう」って言ったんだ


別れ話だったのに

ずっと笑って楽しかった


だから私はこれからは

一人で頑張っていこうって


そう思っていたのにさ

悔しいけれど寂しくて

君といないと辛くって

話し相手にインコを買った


だけどその子は喋らない

何を言っても聞かなくて


私もう嫌になって

仕事も上手くできなくて


誰にも何も言えなくて

インコに全部喋ったの


この子はずっと私の味方

だから籠を開けたって


だけどその子は飛んでいく

私を置いて飛んでいく


私はその子を眺めてた

羨ましいって思ってさ


青い空が眩しくて

あの子は元気に飛んでいて


私なんかいなくたって

誰が一体困るのかな?


もしも来世でなれるものを

神様が聞いてくれるのなら

私をどうかあの空に

綺麗な空にして下さい


誰よりも優しくて

雨が降っても上辺だけ

夏の暑さも冬の寒さも

みんなまとめて見てられる


優しい空にして下さい。

私を空にして下さい。



皆さんこんばんは。

どうでもいい後書きでお馴染みの時 とこねと申します。


この作品は、昨日上げたインコの飼い主さんのお話です。ちょっと悲しいです。


最近カニカマをキーワードに入れるのに、はまっています。

自分でもどんなレイアウトか知る時に検索するんですが、カニカマならすぐにヒットするはずですよね。

自分ではまだやってないので分かりません。


今日は、今日も真面目に後書きを書いてしまいました。


この作品を評価して頂けると、作者が喜びます。

評価して下さった方、本当にありがとうございました!!


いつでもご意見・ご感想をお待ちしております。


皆さんが少しでもお幸せになりますように。ではでは。


そう言えばこの挨拶を前回忘れてました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ