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希ちゃんからの手紙

僕は4年生になり、新しいクラスメートに出会う。


そのクラスメートの中に希ちゃんも梅野奈津子もいなかった。


梅野は隣のクラスにいた。


希ちゃんはこの学校にいない。


隣のクラスだったが僕は梅野を呼び出し、


希ちゃんの事を聞いた。


希ちゃんはどこに行ったのか?


どうして突然いなくなったのか?


『なぁ、希ちゃん転校したの?』


『うん、転校しちゃったよ。』


『どこに行ったの?』


『神戸って聞いたよ。』


『神戸?』


『大阪のほうだって。』


『俺、知らなかったよ。』


『私も知らなかったよ。』


『梅野も?』


『うん。』


『希ちゃんの転校、誰から聞いたの?』


『希ちゃんから、転校した後に手紙来たから・・・』


『そっか・・・』


『良太君の事も書いてあったよ。』


『ほんとに?』


『どうしてもサヨナラ言えなかったって。』


『そっかぁ・・・』


『明日手紙持ってくるね。』


『うん・・・』


僕の事も手紙に書いてあるみたいだけど、


一体なんて書いてあるのだろう・・・




次の日の放課後、梅野と僕は二人で数か月前に


大きな雪だるまを作った公園に行った。


もうそこには当たり前だけど二人で作った雪だるまはないけど。


そしてそこで手紙を見せてもらった。


『奈津子ちゃんへ。突然転校してごめんね。

4年生になっても、同じクラスになりたかったんだけど、

お父さんの仕事の都合で神戸に行く事になりました。

奈津子ちゃんにも良太君にもお別れを言う事が出来なかった。

離れたくなかったから。良太君ともう遊べないと思うと淋しいです。

奈津子ちゃん、良太君と仲良くね。またお手紙書きます。』


この手紙を見て、ますます希ちゃんの事を恋しくなった。


『梅野、またクラスは違うけど遊ぼうな。』


『うん!あっ、良太君も希ちゃんに手紙書いたら?』


『そうだね、住所は・・・』


僕は連絡帳に希ちゃんの住所を書くと梅野と別れて帰った。


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