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喜望峰沖海戦≒Battle of TUSIMA

荒れ始める天候、


栗松の元に届く一通のメッセージ


果たして、森下は何を思っていたのか?


一世一代の大勝負、


森下を取り囲む彼女たち


最終楽章第二幕、始動

「護衛艦隊より入電ッ!!」

通信員が叫ぶ


「読み上げろ!」


『・-・-- -・-・・ ・-・・ ・-・-・ --・ ー・・・ ・--・、・-・ ・-・-・ ・-・・、ー・--・・ -・-・・ -・・・- ・--・ ・---・ --』


「敵艦離脱、南下、撃滅セヨ」

読み上げられるモールス


「よし...単従陣だッ!!全艦戦闘配置ッ!!栗松長官に打電ッ!!」



ー決戦前ニ付き、天気ハ晴朗ナレドモ波高シー



「...フ、森下、しくじるんじゃあねぇぞ」

そう言って、栗松は護衛艦隊を空母機動部隊へ向けた


さて、

一方戦艦部隊では単従陣を形成し終わっており、

臨戦態勢がしかれていた


「間もなく敵艦隊と接触しますッ!!」


雲が立ち込める空を森下は見つめる


「何だ?、決戦前にもう怖気付いたか?」

振り返ってみると

そこには、威厳高き英雄艦、『三笠』がいた


「はは、俺は、東郷大元帥じゃないんでね」

視線を再び羅針盤に戻す


「大丈夫だ、皆が応援してる」

そう言って森下の顔を廊下に向ける


そこには、ここに居る三笠を筆頭に大和、武藏、長門、陸奥、伊勢、日向、扶桑、山城、榛名、の計10人が居た、


「頑張ってください!」

先陣を切ったのは大和


「頑張りなさい、貴殿なら出来る!」


「心配しないでください、貴方には我々が付いてます」


「私たちは一生付いていきます!」


「頑張ってね♥」


「プレッシャーに勝ってください!」


「ニョニョォ~、気楽に行こうニャ~、」


「貴殿の奮戦を祈る」


「ゼッテェ勝てよッ!!」


全員がそれぞれの言葉を述べた

そして、森下も


「ありがとう、必ず、ここに居る全員で大日本帝國に帰る!」

目を潤わせながら森下が言う


「頑張れ、何か有ったら私を呼べ」

そう言うと三笠は手を差し伸べる


「ありがとう、東郷さんに宜しく」

三笠の手を握る森下、その目は決意を固めた目だった


「2時方向ッ!!敵艦多数ッ!!護衛のための巡戦3隻が居ますッ!!」


「ボロディノ級かぁ、全艦全速航行ッ!!面舵一杯ッ!!」

大和を筆頭に艦隊は一気に敵艦隊の目の前に躍り出た

そして、敵の針路を塞ぐように航行

これは、明治、

あの大元帥、東郷平八郎のとった戦術、

敵前大回頭、丁字戦法、トーゴー・ターン、

ちなみに言わせてもらうと、昭和は栗田・ターン


彼は疾風怒涛のごとく体得した欧米の戦術のみに依拠するのではな­く、

我が国が2000年の長きに渡って研ぎ澄ませた英知と混ぜ合わせ­、

わが国の積み重ねてきた知性は、

西洋のそれと決して引けを取らぬという確信を抱き、

世界と対等に張り合えるという信念の基、

わが国特有の、世界の度肝を抜く大英断を下したのだ

しかもそれを国家存亡を賭けた戦いにおける究極の緊迫の中で決断­した

まさに日本の英雄、人類の歴史を変えた偉大な提督である


その丁字戦法が今、近代化世代で行われようとしていた


「敵巡戦ッ!!発砲ッ!!」

その瞬間、艦隊の回りに水柱が上がる


「右砲戦用意ッ!!扶桑、山城、陸奥はフライホイール・バッテリーを起動ッ!!」

露天艦橋で水をかぶった森下が震えながら命令を出す


「森下さんッ!!全艦準備よしッ!!」

やはり、ここでも伝説のコンビは組まれていた



「一斉掃射ッ!!テェェッ!!」

伝声管に向かって叫ぶ森下


天を割るような轟音が辺りを包んだ

そして、間もなくして


「森下さんッ!!敵艦2隻ッ!!轟沈ッ!!巡戦にも多数被弾ありッ!!」

報告する大和


「ははッ!!全員挙って巡戦狙いかッ!!」

やはり、予想通りと大笑いする森下


「森下さん、扶桑、山城、陸奥の充電が完了しました!」

流石の大和も立ってるのがやっとと言うぐらい荒れだす海


「テェェッ!!」


グワッとばかりに衝撃波が伝わった

そして、その青い光はこの大荒れした天気でもハッキリと見えた


「森下さんッ!!敵巡戦に直撃ッ!!上層構造物大破炎上、その後潜行しつつ全速で北上したもようッ!!」

森下の体に必死にしがみ付く大和


「第二波、テェェッ!!」


轟音が轟き、敵艦隊は一気に半分に減る


「森...ペッペッ!!オエ~、しょっぱい、」

報告しようとした途端、顔から海水を被った大和


「俺も被ったッ!!」

二人して口の中の海水を吐き出す


「森下さん!敵が北上します!」

改めて報告する大和


「よしッ!!俺達の勝ちだッ!!全艦へ打電!!空母機動部隊の護衛に向かうッ!!180度転進ッ!!」

びしょ濡れに成りながらも指示を出す森下


「空母機動部隊より入電ッ!!敵二個機動部隊へ総攻撃を賭けるッ!!」

艦橋内でストーブに当たる森下に通信員が報告した


「流石は山本元長官、もう見つけたのか」

微笑しながら森下が行った




今世紀初の空母vs空母の戦いが幕を開けた


作者:フゥ~、短編の構想に入るか


エンター:まだ考えてないのか?


作者:大体は考えてある


エンター:ふ~ん、じゃあ、頑張れ


作者:頑張ります!


エンター:では、この辺で


武藏:Have a nice day

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