Bye-bye Showa 危機一髪
チューク諸島の泉家総理と天皇陛下
チューク諸島に取り残された二二式艦上戦闘機と攻撃機
果たして、この者達は一体どうなってしまうのか?
2022年、9月1日、チューク諸島
「......我々の苦労は一体なんだったんだ」
航空打撃部隊の壊滅の報告を聞いて嘆く泉家
「奇跡を待つしかありません」
すでに、神頼みの菊池
「...おきるのか?」
こちらも神頼みの泉家
「いえ、彼らが起こすはずです、絶対に!」
あくまでも仮説、起きるかどうか分からなかった
「...はぁ~、さよならの夏かぁ」
珍しくため息をつく泉家
「現在、地中海の前線が最も激化しています」
今の世界情勢を説明する菊池
「...奴らの狙いは、アフリカ大陸か」
見事に狙いが的中する泉家、
「アフリカが乗っ取られますと」
冷や汗をかき出す菊池
「...そうだ、世界の三分の一が奴らの手の中入る」
快進撃を続ける中国とロシアに焦る泉家
チューク基地には、警備艇3隻、航空機300機程が残っていた
しかし、これも宝の持ち腐れ、整備する人がいても
飛ばす人は栗松航空打撃部隊と共に水爆の餌食となった
警備艇は島の住民が漁船として併用している
評価は『なんだこれ!?滅茶苦茶速いじゃん!』と
高評価、嬉しいのやら、悲しいのやら
ちなみに、武装は対空高射機関砲一機である
実は、島民も操作を覚えられるほど簡単である
→「ん?繋がってる?もしもし?」
突然無線が入る
「...私だ、何のようだ?」
マイクを取る泉家
→「警備艇2号より、栗松が帰ってきました」
「......はぁ?何だって!?」
目がクルクル回りだす泉家
→「なんか、増えてるよ」
「...ちょっと、待て、今行く」
振り返ると菊池がほっぺを抓っていた
「おい、行くぞ菊池!」
現在、目の前にあるのは間違いなく
栗松航空打撃部隊の旗艦 赤城
「......嘘だろ、」
目を丸くして泉家が言う
「なんか、増えましたね」
そう言うのは菊池
「...戦艦は武藏以外ないはず!」
戦艦が増えた事に驚く泉家
「航空母艦も増えましたね」
航空母艦を数える菊池
「...あとでゆっくり話を聞こう、いまは疲れた」
寝不足でもないのに目の下にクマが出来る泉家
後日、栗松の証言が泉家を悩ませた
作者:......
エンター:どういう事だ?
作者:いや~、この一週間の疲れがドッと押し寄せて来て、
エンター:で、寝たと?
作者:はい、
エンター:寝た割には短くないか?
作者:はい、
エンター:覚悟は、出来てるね?
作者:いいえ、
エンター:出来てるね?
作者:...ごめんなさい、
エンター:表出ろッ!!!消し炭にしてやるッ!!!
作者:本当にッ!!!すいませんでしたッ!!!
エンター:誤って済んだらッ!!!警察は要らんッ!!!サッサと来いッ!!!




